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>今朝の最低気温9.3度(02:45;さいたま市観測点)、雨。
>遅くなりました。雨の朝を迎え、今もずっと小雨が降り続いています。
>今日はイギリスの画家、ウィリアム・ターナー237歳の、そしてプロコフィエフ121歳の誕生日です。プロコフィエフも先進的でしたが、ターナーがベートーヴェンと5歳しか違わないことを考えると、その先進性には驚嘆せざるを得ません。
>午前中に昨日の三回忌の集合写真をカメラ店でデジタルプリント出力してもらい、お礼状に同封する準備を終えました。
>その他クリーニング(ランドリー)等、できる限りのことを終わらせたので、これから連休中の完成に向けてウラノメトリア専念モードに入ります。
>既刊全巻を凌駕する勢いで書きます(そうでなければ意味がない、と自分に言い聞かせて)。
>地震情報
>気象情報
きのうの日最高気温は宮崎県神門(みかど)観測点でした。春や秋には常連以外の観測点も登場して面白い展開になったりします。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
ハイドン「オラトリオ“四季”から」
ベートーヴェン「ピアノソナタ第1番 へ短調 作品2-1」
同 「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19」
同 「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 “田園”」
ベートーヴェンのピアノソナタ第1番第1楽章は、既に主題労作による「ベートーヴェン・ソナタ形式」とも言うべき形の高い完成度を示しています。第2主題が幾何学的反行形を取っており、旋律だけ抜き出して上下2段に並べて書くとその見事さに打たれます。作曲工房ではソナタ形式の例題の一つとして用いる曲です。
「ピアノ協奏曲第2番」は、モーツァルトからの影響を強く感じる作品です。しかし、この曲でモーツァルトを消化し切ったベートーヴェンは、その後第1番協奏曲(作曲順では2番目)で個性を開花させます。今日の演奏はエミール・ギレリスのピアノ、ジョージ・セル / クリーブランド管という豪華なメンバーです。
昨日の定期便でご紹介したクネヒトの交響曲をお聴きになられた方は、田園交響曲のインスピレーションの源を感じられたことでしょう。だからといって、ベートーヴェンの「田園」が少しも価値を失うことはありません。むしろ、ベートーヴェンに圧倒される思いです。クルト・ザンデルリンク/ ケルン放送響と、こちらも豪華です。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 伊藤 圭クラリネット・リサイタル
伊藤圭さんは1977年生まれで、NHK交響楽団のクラリネット奏者も務めていらっしゃいます。プログラムはドビュッシー、内田祥子、尾高惇忠、バッハ、シューマンなど多彩な曲目です。
>4月23日の過去のできごと
1775年 イギリスの画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー誕生。
1858年 ドイツの物理学者で、高い音楽的能力も持ち合わせていたマックス・プランク誕生。
1850年 イギリスの詩人、ウィリアム・ワーズワース没。
1875年 日本画家の上村松園(うえむら・しょうえん)誕生。
1891年 ロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフ誕生。