276233
>今朝の最低気温2.0度(03:34;さいたま市観測点)、雨→晴れ。
>最初にニュース。今日午後2時からのクラシックカフェでヴォーン=ウィリアムズの「田園交響曲」が放送されます。実際にはもっと放送されているのでしょうが、私が知る限りでは1973年のアンドレ・プレヴィン盤放送以来40年ぶり。
明け方まで降っていた雨もあがり
陽が差してきて
あっという間に晴れ
>昨夜の天気予報では雪も予想されていましたが、少なくとも午前4時までは雨音が聞こえていました。
>みぞれであった可能性はありますが、降雪の可能性は低いと考えます(ゼロではない)。
>1月14日以来、雪には過敏に反応してしまいます。
>昨日の「Eテレ2355」(5分間のミニ番組)で、バレエ・ロトスコープというバレリーナの動きを手足の先端などを直線で結んで動きを分かりやすく表現する映像が流されました。
>バレリーナ(バレエ・ダンサー)とフィギュア・スケーターは、ピアニストたちと同じように、子どもの頃から伝統的、かつ論理的・合理的、さらに歴史に磨かれた芸術的センスを受け継いで育ってきたことを感じます。
>真の伝統は常に洗練される方向に動きます。それを最低でも維持、あわよくば向上させられない人は伝統を受け継ぐことができません。
>その観点に立つと、多くの人々が判断の停止に追い込まれた20世紀中葉以後の “いわゆる現代音楽” も、今なら本物とそうでないものが区別がつくようになってきたことでしょう。
>もはや “似非前衛音楽” 批判など必要がない時代になってきたと言えるのかも。
>今でも、久しぶりに私の曲を聴いてくれた古い知り合いなどから「どうしてもっと現代っぽい曲を書かないの?」などと尋ねられたりするのですが、質問者がレトロフューチャーの中にいることを指摘することが難しく、私は答えようがありません。
>私自身は、過去にはなかった音楽を書いているつもりだからです。
>おそらく彼らには、旧態依然とした音楽語法(実は手垢にまみれた発想)であっても、いわゆる不協和音が出てくると新しい音楽に聴こえるのだと推測します。
>ちょっとヒミツを明かしてしまうと、(調性を感じさせるような音の配列をしない)厳格な12音列でも、バスからソプラノに向かって順に完全5度、長3度、完全4度の4声体で平行に鳴らすと、12音とは思えない美しい響きに変化します。
>問題は “何が聴こえているのか”、あるいは “どこを聴いているのか” ということになるでしょう。
>これは、ほんの一例に過ぎませんが、私達が音楽のバックボーンにある作曲者自身の音楽語法の持つオリジナルな美しさに気づくことが「音楽的脱皮」あるいは「音楽的飛躍」につながるのだと考えます。
>私自身、創作者として、どれだけ時代が変わっても音楽美的価値が変わらないような曲を紡ぎ出せるよう努力していかなければなりません。
>クイズに答えるには後ろ向き(過去)の知識を用いますが、なぞなぞに答えるには前向きの思考で答えに到達するしかありません。
>作曲もピアノ演奏も、なぞなぞに答えるようなところがあります。
>今日も “なぞなぞ” に精一杯なぞなぞに答えていきましょう。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
今朝06時34分頃、根室半島東沖(北緯43.1度、東経1459度)を震源とするM5.2、最大震度4の地震がありました。
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況
記録更新はありませんでした。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
今日は、ついにヴォーン=ウィリアムズの「田園交響曲(後に第3番と命名)」が放送されます。おまけにアーノルド・バックスの「交響詩 “ティンタジェル”」がバルビローリ指揮 のロンドン交響楽団で聴けます。NHKのスタッフの皆さんもなかなかやります。
・午後7時30分 ベストオブクラシック ベルリンのオーケストラ(4)
プロコフィエフ「カンタータ “アレクサンドル・ネフスキー”」から抜粋
ショスタコーヴィチ「交響曲 第4番 ハ短調 作品43」
>1月24日の過去のできごと
1776年 作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家という多彩な才能を発揮したドイツ出身のエルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン誕生。
1883年 ドイツの作曲家、フリードリッヒ・フォン・フロトー没。
1920年 イタリア出身の画家・彫刻家のアメデオ・モディリアーニ没。
1960年 スイス生まれのピアニスト、エドウィン・フッシャー没。
1978年 原子炉を搭載したソビエトの軍事衛星、コスモス954号がカナダ北西部に墜落、広範囲が放射能汚染された。除染作業は12万4000平方kmにわたって行われたものの、回収できた核燃料は1%程度にとどまった。
1984年 アップルコンピュータがマッキントッシュ(初代)発売。
1986年 ボイジャー2号が天王星に最接近。
1990年 文部省宇宙科学研究所が工学実験衛星「ひてん」を打ち上げ。
2006年 陸域観測技術衛星「だいち」がH-IIA8号機で打ち上げ。