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>今朝の最低気温マイナス5.9度(04:48;さいたま市観測点、今季最低)、快晴。
>今朝の気温は今季最低というだけではなく、近年になく低いものかも知れません。
>しかし、朝、窓から差し込む陽射しは眩しく、一足早い “光の春” を感じさせるものでした。
>本来の “光の春” は、立春過ぎ頃に急速に日の出が早まる時期(毎日約1分ずつ日の出が早まる)頃を指しますが、今朝は、そんな印象を受ける光に満ちた朝だったというわけです。
>10時53分には月の距離が最遠(1.058、40万6532km、視直径29.4′)。
>13時52分には満月。今日の満月は、いつもよりも小さく感じるかも知れません(今月30日の最近距離の時には視直径が33.5′)。
>崩壊してしまったアイソン彗星由来の流星群が15〜16日に観測されるかも知れないという報道がありました。
>もし見えるとしたら放射点(輻射点)は獅子座の方向になるということです。
>地震情報
今日10時12分頃、岩手県沖を震源とするM5.0、最大震度3の地震がありました。久しぶりのM5級の地震です。
>気象情報
当地の時系列予報では天気は良く晴れそうですが、気温は思ったほど上がりません。東京観測点の12時の湿度が31%まで下がっています。ピアノの部屋の湿度管理にご注意を。室温はなるべく一定に保ち、相対湿度50〜55%が理想です。
日本域における昨日の最高・日最高気温は23.9度、最低・日最低気温はマイナス25.0度でした。観測点については下のリンクでどうぞ。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
最低・日最低気温と日最深積雪の記録が更新されています。
>今日のFM番組
午後2時からの「クラシックカフェ」は近代フランス音楽。アンドレ・ジョリヴェの「フルートと弦楽のための協奏曲」、ドビュッシーの「フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ」「弦楽四重奏曲」、ダリウス・ミヨー「ハープ協奏曲」、アルテュール・オネゲルの「交響曲 第3番 “礼拝”」。作曲当時は最先端であったこれらの音楽も、いま聴くと未来の本流を示唆していたことが分かります。これら作曲家の中でドビュッシーだけが少し先輩ですが、古く聴こえないところが彼の偉大さでしょう。むしろ後輩作曲家たちのほうが時代を感じさせてしまうところがあるかも知れません。
午後7時30分からの「ベストオブクラシック」はチェロのロハン・デ・サラムとピアノの児玉桃のデュオ・リサイタル。
シューマン、細川俊夫、エリオット・カーター、フォーレ、イアニス・クセナキス、リヒャルト・シュトラウス、グラナードス。エリオット・カーター(1908-2012)は103歳まで現役で活動を続けた偉大な作曲家です。今回放送される「Figment for Cello」は1994年、作曲者86歳の時の作品。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。