作曲工房定期便 2013-03-04(月)
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>今朝の最低気温1.9度(03:11;さいたま市観測点)、くもり。
>明るいくもりの朝です。夜には雨の予報となっていますが、明日は晴れそうです。
>みなさん、きっと毎日いろいろな音楽に触れていると思います。
>でも、漠然と聴いていても作曲者の意図が伝わってくることは限りません。
>「意図」などと書いてしまいましたが、意図は「音楽美」です。ところが、その当たり前なことが意図されていない曲もあります。
>考え方しだいですが、私には音楽美以外を意図している曲を相手にしている時間がありません。
>作曲者の高い(強い)美意識と対峙したいのです。
>聴くべき曲が見つかったら、今度は作曲者と同じくらいその曲に詳しくなるまで聴きこみます。
>できれば、その曲に関しては作曲者を超えたいというくらい聴きこんで、自らを引き上げたいと考えています。
>誤解を避けるために付け加えると、真似をしようという意味ではありません。
>完成度や精神性の高さにおいて、低い水準で妥協したくないという意味です。
>作曲家なので、しばしば分析的な聴き方もしますが、最終的には魂で納得するしかありません。
>しばしば「もう、その曲には飽きた」というような言葉を耳にします。
>その曲の真の価値を理解する前に飽きてしまうのであれば、聴くポイントを捉えていない可能性があります。
>過去の大作曲家たちは、とても私などには到達できないような高みに精神を置いています。
>知れば知るほど、それを痛感します。
>偉そうに聞こえてしまうかもしれませんが、誤解を恐れずに書くならば、私が飽きるとすれば、それは聴くべき内容がないということに気づいた時です。
>バッハやベートーヴェン、ショパンなど数々の大作曲家は、いつでも私に道を照らしてくれています。
>彼らの曲に飽きることなど、私には、まずありません。それどころか、いくら学ぼうとしても学びきれません。
>日々修行。自戒を込めて。
>03時42分 水星が内合(太陽 - 水星 - 地球が直列)。
雑草ガーデンの沈丁花も開花が近い?
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
各記録の更新があります。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
冒頭にヴォーン=ウィリアムズの「揚げひばり」。独奏ヴァイオリンとオーケストラのために書かれた20世紀の名曲。続いてエルガーとチャイコフスキーの「セレナード」。どちらも名曲ですが、印象に残る強さではチャイコフスキー。今日はオルフェウス室内管弦楽団の演奏(未聴)ですが、バルビローリ指揮の録音もあって私のお薦めはそちら。でも、今日聴いたら変わるかも知れません。
そしてグリーグの「ホルベアの時代(オケ版)」と「ピアノ協奏曲」。ピアノはジャン・イヴ・ティボーデ、ワレリー・ゲルギエフ / ロッテダム・フィル。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 旬のピアニスト(1)カティア・ブリアティシブリ
全然知らないピアニストだったので、早速ググってみました。彼女は1987年、グルジアのトビリシ生まれの若いピアニスト。2003年のホロヴィッツ国際コンクールで特別賞を受賞など。
とても興味深いピアニストなのですが、ちょうどレッスンの時間帯で、おまけにいま、FMの録音デバイスがありません。聴けないかも。
>3月4日の過去のできごと
1604年 江戸幕府が日本橋を起点として全国の街道に一里塚の設置を命じる。作曲工房は旧中仙道の近くにあり、第5里の「辻一里塚」は私の散歩コースにあります。
1678年 イタリアの作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディ誕生。
1904年 ロシア(現ウクライナ)生まれのアメリカの理論物理学者、ジョージ・ガモフ誕生。ビッグバン理論。
1916年 ドイツの画家、フランツ・マルク没。
1925年 ポーランド出身のピアニスト、作曲家のモーリッツ・モシュコフスキ没。
1929年 オランダの指揮者、ベルナルト・ハイティンク誕生。
1941年 ロシアの指揮者で、現モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、ユーリ・シモノフ誕生。
1952年 1952十勝沖地震発生。M8.2は20世紀以降、日本近海で起きた地震としては最大級(ほかに1994北海道東方沖地震がM8.2)。
1960年 指揮者で、現フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者の大野和士誕生。
2006年 アメリカの惑星探査機「パイオニア10号」に対し最後の信号送信確認を行い、運用終了。
本当なら素晴らしい!