作曲工房定期便 2013-03-03(日)桃の節句
277212
>今朝の最低気温0.2度(02:04;さいたま市観測点)、晴れ。
>少し風の吹く晴れの朝でした。朝の電力計チェックの時に写真を撮り忘れてしまったので、つい先程、ピアノ室の窓から撮影した空の画像です。
>今日はひな祭り。「◎◎の日」「◎◎デー」は増えているのに、伝統的な日本の年中行事は減ってきているかも知れません。
>そのような中で、ひな祭りはまだ頑張っているもののひとつです。
>しかし、端午の節句のように祝日待遇を与えられていないので、みんなで守って行かなければ将来の姿は不透明です。
>以前から書いているように、モリアキ翁が日本の伝統雛の収集家なので、我が家には内裏様なら200組以上がおわします(とても飾れません)。
>おまけにカミさんは大名家などに伝わる豪華雛フリークなので、以前は桃の節句というと徳川美術館などに出かけたりしていました。
>・・・私は普通のひな祭りで満足してます。(ヒソヒソ声で)
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
各記録が更新されていますが、中でも日最大風速は多数の観測点で更新されています。
>今日のFM番組から
・午前7時20分 ビバ!合唱 松平敬のワンマン・ア・カペラ
今日、訳あり(モリアキ翁のセコム侵入警報装置発報)で早起き、というか寝る間もなく起きたので、この番組を最初から聴くことができました(6時からの「能楽鑑賞」も流れていたはずですが、能楽を耳ができていないのできちんと聴けていません)。
多重録音による均質な声による無伴奏コーラスは、とても美しいものでした。
・午前8時10分 吹奏楽のひびき パリを訪ねて
・午前9時00分 名演奏ライブラリー 孤高のマエストロ ジュゼッペ・シノーポリ
まだ54歳だったジュゼッペ・シノーポリの訃報は、世界を駆け巡り私たちを驚かせました。シノーポリはパドヴァ大学(かつてガリレオ・ガリレイガリレオ・ガリレイ教鞭をとっていた大学)で心理学と脳外科を学び、マルチェルロ音楽院で作曲を学んだというマルチな才能の持ち主。エネルギッシュでキビキビとしているのに、朗々と歌う指揮でした。
・午後2時00分 きらクラ! 菊池洋子さん(ピアノ)とともに
・午後6時00分 現代の音楽 演奏家に聞く〜サクソフォン・須川展也(2)
・午後7時20分 ブラボー!オーケストラ 東京フィル 第822回サントリー定期シリーズから(指揮:アロンドラ・デ・ラ・パーラ)
モンカーヨ「ウアパンゴ」
ロドリーゴ「アランフェスの協奏曲」(Gt.:村治奏一)
同 「アランブラ宮殿の思い出」
リヒャルト・シュトラウス「歌劇 “サロメ” 作品54から “サロメの踊り” 」(指揮:ダン・エッティンガー)
・午後8時20分 リサイタル・ノヴァ 二塚直紀(テノール)
>3月3日の過去のできごと
1706年 長兄を通じて間接的にバッハの師でもあったドイツの作曲家、ヨハン・パッヘルベル没。
1768年 一時期ハイドンの師でもあったイタリアの作曲家、ニコラ・ポルポラ没。
1824年 1824年 ベートーヴェン(1770-1827)とほぼ同時期の作曲家でヴァイオリニストのジョヴァンニ・バティスタ・ヴィオッティ(イタリア;1755-1824)没。
1842年 メンデルスゾーンの交響曲第3番イ短調“スコットランド”が作曲者自身の指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって初演。
1847年 アレクサンダー・グラハム(グレアム)・ベル誕生。電話の発明者として有名ですが、実際にはそれ以外の業績・行いにもすぐれたものがあります。
1869年 イギリスの指揮者ヘンリー・ウッド誕生。
1875年 ビゼーのオペラ「カルメン」初演。初演は不評で、彼は後の成功を知らずに初演から三ヶ月後の6月3日に38歳の若さで没。
1932年 ウィルヘルム・バックハウスの師であったピアニストで作曲家のオイゲン・ダルベール没。リストの弟子、ベートーヴェンの孫弟子。
1933年 昭和三陸地震(M8.1)発生。押し寄せた津波は大船渡市綾里で28.7mを記録し、死者1522名、行方不明者1542名、負傷者1万2053名、家屋全壊7009戸、流出4885戸、浸水4147戸、焼失294戸。
1961年 オーストリア生まれのピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタイン没。第1次世界大戦で右腕を失ったために、いくつもの左手のためのピアノ作品を委嘱し、それらは現在でも重要なレパートリーになっている(ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」、プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第4番」など)。
2009年 ケルン市歴史文書館が倒壊。多くの古文書が失われたが、未だその全貌は不明。