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>今朝の最低気温0.4度(07:01;さいたま市観測点)、快晴、強風。
>北西の強い風のために寒い朝となりました。
>昨日、ロシアに隕石が落下しましたが、隕石は “大きな流れ星” というわけではないということが分かってきています。
>隕石の多くは、メインベルトと呼ばれる火星と木星の間にある石質(コンドライトなど)の小惑星と同じ起源を持つものです。
>それに対し、流れ星の元となる流星塵は、太陽系の外縁、あるいはもっと遠い「オールトの雲」を起源とする彗星から生じたものです。
>小惑星番号と彗星番号の両方を持つ「キロン」(小惑星として「2060 Chiron」、彗星として「95p/Chiron」)のような例もあるので、あくまでもそれは一般論ですが、昨日の隕石はメインベルト起源である可能性が高いと考えられます。
>昨日のような例は、1908年6月30日にシベリアのツングースカでも起こっています。
>人のいない地域であったために直接の目撃証言はないのですが(爆発で生じたキノコ雲は遠くから目撃されています)、後に調査隊が現地入りして、彗星または小惑星が上空で爆発したと推定されました(爆発の詳しい原因は未だ特定されていません)。
>その天体の推定サイズは3mから70mくらいと幅があるのですが、その爆発の威力は凄まじく、1000km離れた家の窓ガラスをも破壊したということです。
>もし、人口密集地だったら大きな被害が出ていたことでしょう。
>地球には大気があるので、隕石は大気圏突入時に大気との摩擦で燃え尽きてしまうことが多いのですが、月のように大気がほとんどない天体では小石のようなものまでが表面に到達して弾丸(実際にはライフル弾の数十倍の速度であることも稀ではない)のように激突します。
>地球の生命にとって脅威となるような大きな小惑星との衝突は、およそ5000万年に1回程度の確率で起こっています。
>前回は6500万年前、10〜15kmほどの小惑星がユカタン半島に激突して、直径160kmのチクシュルーブ・クレーターを形成しました(地中にあって、直接見ることはできません)。
>衝突時の推定対地球速度は20km/sec、生じたエネルギーは広島型原爆の10億倍、衝撃に伴って生じた地震の規模はM11、津波の高さは300mであったと推定されています。
>これが恐竜たちをはじめとする大絶滅の原因となったという説が一般的です。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
記録更新はありません。
>今日のFM番組から
・午後7時20分 ビバ!合唱(再) ドイツ初期バロックの3大S
・午後8時10分 吹奏楽のひびき(再) 陸上中央音楽隊ライブ
・午後9時00分 クラシックの迷宮 私の試聴室 トリスターノのブクステフーデとバッハ
>2月16日の過去のできごと
1829年 フランスの作曲家、フランソワ=ジョセフ・ゴセック没。バロック時代から初期ロマン派の時代までを過ごした。
1878年 文部省唱歌などの作曲家、岡野貞一誕生。
1878年 フィンランドの作曲家、セリム・パルムグレン誕生。
1884年 日本画家の安田 靫彦誕生。
1925年 天文学者の冨田弘一郎誕生。この方の著書にもお世話になりました。
1931年 詩人の大岡信(おおおか・まこと)誕生。
1936年 イスラエルの指揮者、エリアフ・インバル誕生。2008年4月から東京都交響楽団のプリンシパル・コンダクター。
1944年 ベルギーの古楽器演奏家、指揮者のシギスヴァルト・クイケン誕生。古楽界では兄のヴィーラント、弟のバルトルトとともにクイケン3兄弟として著名。
1951年 作曲家の尾高尚忠没。フルート協奏曲は名曲。
1957年 ポーランド出身のユダヤ系アメリカ人ピアニスト、ヨゼフ・ホフマン没。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を献呈されたが演奏しなかった。
1971年 東大宇宙航空研が試験衛星「たんせい」を打上げ。
1990年 アメリカのストリート・アートの先駆者、キース・ヘリング没。
2005年 京都議定書が発効。地球温暖化の主原因物質である二酸化炭素の排出量を削減することを先進国に義務付け。
ななみちゃん(5年生)が描いてくれた私(右側)。若い!