とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

2月6日(水)雪

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>今朝の最低気温0.4度(08:35;さいたま市観測点)、降雪。

>雪の朝ですが、道路には雪が積もっていないので、一面の雪景色ではありません。

>少なくとも未明4時過ぎまでは雨でしたから、雪に変わったのは朝方であると思います。

 

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アスファルトのように蓄熱しない近所の菜園が雪景色になっていました。

 

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クルマは冷えやすいので雪が積もります。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

つい先ほど10時12時ころ、南太平洋サンタ・クルーズ諸島(南緯10.9度、東経165.1度)を震源とするM8.0の強い地震がありました。気象庁では北太平洋津波情報を発表しています(情報へのリンク不明)。

当該地震情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(2月5日)

 

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

合わせて6観測点で、観測史上第1位と2月の第1位の記録更新があります。

昨日2月5日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

昨日の当番組で放送されたベートーヴェンの「命名祝日」についての情報は何も持ち得ていないのですが、率直な感想を。

作品115という作曲後期の番号ですが、発想そのものは初期のもので、音の扱いは中期という印象でした。交響曲第9番にも第3楽章を除けば初期の発想が見え隠れします。それと同じような印象を受けました。

さて、今日は、弦楽器のソロをフィーチャーした曲が中心です。最初はマルコ・ユレネンのチェロで、ラウティオ編曲のピアノとのデュオ。問題は「ラウティオ」です。番組表では「マルッティ・ラウティオ」となっていますが、フィンランドで有名な作曲家はマッティ・ラウティオで、その兄が著名なチェリストのエルッキ・ラウティオです。どちらの人物がチェロ作品への編曲を行なっても不思議はなく、「マルッティ」はエルッキともマッティとも間違えそうな名前です。どうして、こんなことにこだわるかというと、私は若いころ、新古典主義的で、しかもウィットに富んだマッティ・ラウティオ作品のファンで、大学のピアノのレッスンに無理やり彼の作品を持ち込んだりしていたからです。しっかりしてくださいNHK(でも、ひょっとしたらマルッティ・ラウティオという人も実在するのかも?)。

>解決編

今、放送を聴いて謎が解決。放送が始まって数分後、大急ぎでラジコをNHK-FMに合わせると、音が出た瞬間にマッティ・ラウティオの特徴たっぷりの響きが聴こえ、彼のアレンジであることが分かりました。そして、アナウンスでマルッティ・ラウティオは本当にピアニストの名前で、編曲者のところに同姓であるにも関わらず区別せずに「ラウティオ」とだけ書いてあったことが誤解の原因でした。いずれにせよ私の早とちりです。

ほかにプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲 第1番ニ長調 作品19」。リムスキー=コルサコフ「交響曲第2番 作品9 “アンタール”」、ハチャトゥリアン「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」。

ハチャトゥリアンの「ヴァイオリン協奏曲」は、ダヴィッド・オイストラフのファンであった高校生の頃に、彼のソロで作曲者自身の指揮による盤で全楽章を空で歌えるまで聴きこみました(今でも歌えるはず。スコアもあります)。ハチャトゥリアン・ファンのあいだでは「ウルトラQ」と呼ばれている曲です。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック ウィーン芸術週間(3)

コリン・デイヴィス指揮 / ドレスデン国立管弦楽団

モーツァルト「セレナード ニ長調 “セレナータ・ノットゥルナ” K.239」

  同   「ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218」(Vn:ニコライ・ズナイダー)

バッハ「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006から 第3楽章」

モーツァルト「交響曲 第40番 ト短調 K550」

  同   「歌劇 “イドメネオ” K366 第3幕から 行進曲」ほか

番組詳細

 

>2月6日の過去のできごと

1497年 フランドル楽派の作曲家で、ジョスカン・デ・プレの師であったと考えられている作曲家、ヨハネス・オケゲム(オケヘムとも)没。

1903年 チリ出身のピアニスト、クラウディオ・アラウ誕生。長寿であったばかりか(1991年没)、最晩年まで演奏活動を継続。

1907年 文芸評論家の亀井勝一郎誕生。

1918年 オーストリアの画家、グスタフ・クリムト没。ドビュッシーと生没年が同じ。「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像I」は、2006年に史上最高額の1億3500万ドル(当時のレートで156億円)で売却。

1932年 フランスの映画監督、フランソワ・トリュフォー誕生。

1852年 スクリャービンメトネルのピアノの師であったピアニストで指揮者のワシーリー・サフォーノフ誕生。

1967年 ベトナム戦争でアメリカ軍が枯れ葉作戦を開始(枯れ葉剤による悲劇の始まり)。

2005年 ロシア出身のピアニスト、ラザール・ベルマン没。1988年日本で初めてコンサートでファツィオーリのピアノを使用。

 

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正面の “わらびりんご” 公園は真っ白。

 

 

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作曲工房レッスン室から北側の眺望。