とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-05-30(水)

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>今朝の最低気温14.8度(04:57さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。穏やかな朝を迎えています。今日は大気も安定し、雲が広がることはあっても雨は降らないという予報です。

>6月6日の金星の太陽面日面経過まであと1週間となりました。

>日食に比べて極めて珍しい現象で、2回の日面通過が8年間隔のペアで起こり、前回のペアは1874年と1882年でした。ですから運悪くこの現象後、早い時期に生まれた人は生涯見ることができません。

>2004年の日面通過は中央アジアからヨーロッパにかけて観望に適し、今回はハワイから東アジアにかけた一帯が観望に適しています。

>今回の日面経過を楽しむのは、金環食に比べて敷居が非常に高くなります。

>金星は地球にもっとも近い惑星で、サイズも地球くらいという兄弟星なのですが、月よりも百倍以上遠く、日食メガネで見ても小さな黒い点が確認できるかどうかというところです(まるで視力検査のようです)。

>たとえ小さくとも天体望遠鏡と太陽投影板があれば、円盤状の金星が太陽面を6時間かけて移動していくところを見ることができるでしょう。

>インターネットで生中継されるはずですから、それを見るのが安全で、より詳しく分かることでしょう。

>しかし、日食メガネを持っている方は、一度は太陽を見てケシ粒のような金星をダイレクトに見たという経験もしておきましょう。ただし、長時間見つめ続けるのは危険です。日食メガネといえども有害な紫外線をすべて不透過にできないからです。

>金星が太陽に近づく様子を見ることはできません。金星が太陽に接触した瞬間を第1接触といいます。

>金星の直径が太陽にすっぽりと収まった瞬間を第2接触といいます。第1接触から第2接触までは20分程度かかります。

>第3接触は、金星が太陽の逆の緣に触れた瞬間です。第2接触から第3接触までは6時間かかります。

>金星が太陽面から完全に離れる瞬間が第4接触です。やはり20分程度かかります。

>東京におけるタイムテーブルです(他の地域でも1分程度の差です)。

・第1接触 07時10分53秒

・第2接触 07時28分29秒

・最小角距離(日面通過の中央点)10時29分39秒

・第3接触 13時29分29秒

・第4接触 13時47分35秒

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(5月29日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

激しい雨を記録した観測点があります。

昨日5月29日

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

ハインリヒ・マルシュナー(1795-1861:ドイツ)、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン(1784-1847:ドイツのクラリネット・ヴォルトゥオーゾ)、シューマン、フーゴー・ヴォルフ(1860-1903:オーストリア)、アレキサンダー・フォン・ツェムリンスキー(1871-1942:オーストリア)、ハンス・プフィッツナー(1869-1949:ドイツ)。

ドイツ・ロマン派特集。マルシュナーなど、知らない作曲家もいるのですが、プフィッツナーもツェムリンスキーも生きた時代に対して保守的な立場を取った作曲家たちです。

番組詳細

・午後7時00分 ベストオブクラシック 第1729回 N響定期公演(指揮:準・メルクル)

ドビュッシー「バレエ音楽 “カンマ”」

  同   「サクソフォーンとオーケストラのための狂詩曲」(A.Sax 須川展也)

ラヴェル  「亡き王女のためのパヴァーヌ

ドビュッシー「前奏曲集 第1巻から“パックの踊り” “ミンストレル”」   同   「第2巻から“水の精”“花火”(日本初演)」

  同   「古代のエピグラフ

ラヴェル  「バレエ音楽 “ラ・ヴァルス” 」

番組詳細

 

>5月30日の過去のできごと

1640年 ルノアールが大きな影響を受けたバロック期フランドルの画家、ピーテル・パウル・ルーベンス没。

1770年 フランスの画家、フランソワ・ブーシェ没。

1778年 フランスの哲学者・作家のヴォルテール(本名;フランソワ=マリー・アルエ)没。「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利には賛成だ」という言論の自由を表す言葉が有名。

1890年 俳人の杉田久女(ひさじょ)誕生。

1908年 スウェーデンの物理学者、ハンス・アルヴェーン誕生。叔父は作曲家のヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960)。

1909年 アメリカのジャズ・クラリネット奏者、ベニー・グッドマン誕生。コープランドにクラリネット協奏曲を委嘱、初演。

1941年 ジャズピアニストで作曲家の大野雄二誕生。 

1952年 ハンガリーのピアニスト、指揮者、作曲家のコチシュ・ゾルターン誕生。

1960年 一時期スクリャービンに師事して作曲家を目指したことのあるロシアの詩人・小説家のボリス・パステルナーク没。代表作は「ドクトル・ジバゴ」。

1971年 フランスのオルガニスト・作曲家のマルセル・デュプレ没。

1977年 デイブ・ブルーベック・カルテットのサックス奏者、ポール・デスモンド没。「テイク・ファイヴ」の作曲者。

 

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色づいてきた、雑草ガーデンの紫陽花

 

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先日の激しい降雹と孵化したてんとう虫たちの活躍で、アブラムシは薬剤を使わなくともいなくなってしまいました。