55068
>今朝の最低気温17.3度(05:13;さいたま市観測点)、明るいくもり。
>おはようございます。暖かく明るいくもりの朝を迎えています。
>今日は “八十八夜” です。“立夏” も、もうすぐです。
>朝から頭の中で一日の段取りが次々と組み立てられていって、追い立てられるような感覚です。ボス戦となるか?
>今日はドヴォルザーク没後108年です。シューマン-ブラームス-ドヴォルザークという流れの中では、彼はメロディー・メーカーとして傑出していると思います。子供の頃、ヴァイオリンで演奏された「母さんが教えてくれた歌(当時は “母の教えたまいし歌” でした)」にノックアウトされて以来のファンです。
>地震情報
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
描写音楽として有名なオネゲルの「パシフィック231」、フォーレの「 “ドリー” 組曲」、「ラシーヌ賛歌」、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、「ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調」、そして再びオネゲルの「交響曲第3番 “礼拝”」、ラヴェルの「ボレロ」。フランス近代ファンにとっては嬉しいプログラムでしょう。1曲ずつにコメントしたいのですが、今日はインスピレーションに追い立てられているので、いつかまた(アヴェ・ヴェルム・コルプスについては詳しくないのでコメントできません)。
・午後7時30分 ベストオブクラシック・セレクション アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル
ハンガリー出身のピアニスト、シフ(ハンガリー語順ではシフ・アンドラーシュ)のリサイタル。以前放送されていたNHKの「スーパー・ピアノレッスン」のシフのシリーズは良かったですね。あの時、生徒役を務めた一人のエレーナ・ザハレンコヴァが来日した時に、思わず聴きに行ってしまいました。彼女も素晴らしいピアニストでした。
今夜のプログラムはベートーヴェンのピアノソナタ30、31、32番。今の私にとって最高のプログラムかも。この3曲の作品番号は覚えやすいので、ピアニストはしばしば作品番号で呼んだりします。109、110、111。もう覚えてしまったと思います。もし楽譜をお持ちでない方は、楽器店などに出かけた時には、ベートーヴェン最初の「ピアノソナタ第1番へ短調作品2-1」の第1楽章と、彼の最後のソナタの最後の楽章である「第32番第2楽章」の楽譜を見比べてみてください。楽譜が読める必要はありません。ビジュアルとして見るだけで充分です。きっと驚かれることでしょう。
おそらくアンコールとして演奏されたものと思われますが、バッハの「シンフォニア第9番へ短調」と「平均律第2巻第11番」が演奏されます。「シンフォニア第9番」は、全バッハ作品の中でもとりわけ注目すべき曲で、いわゆる「b-a-c-h主題」が様々な形で至るところに散りばめられ(冒頭主題から長2度下の移調形であるAs-GとB-Aで始まります)、さらに調性が確定すると同時に転調が始まるという複雑さも同居しています。研究価値の高い曲ですが、その重要性に見合うだけ取り上げられているかと言えば、けっしてそうでもありません。さすがシフというところでしょうか。
>5月1日の過去のできごと
1786年 モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」がウィーンで初演。
1840年 イギリスで世界初の切手「ペニー・ブラック」が発行される。
1851年 ロンドンのハイドパークで第1回万国博覧会開幕。
1904年 チェコの作曲家、アントニン・ドヴォルザーク没。
1907年 豊田佐吉が自動織機を発明。
1927年 イスラエルの指揮者で東京都交響楽団の音楽監督も務めたガリー・ベルティーニ誕生。
1927年 洋画家の萬鐵五郎(よろず・てつごろう)没。
1931年 ニューヨークにエンパイアステートビル(381m)が完成。
1965年 作曲家の岩代太郎誕生。
1978年 旧ソ連時代を代表する作曲家のひとり、アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン没。
1982年 ヴィオラ奏者のウィリアム・プリムローズ没。バルトークの「ヴィオラ協奏曲」は彼のために作曲。
雑草ガーデンで、今朝ツツジが開花。