273317
>今朝の最低気温23.0度(04:05;さいたま市観測点)、晴れ。
>おはようございます。朝夕は少し涼しくなりましたが、さわやかな秋の朝となるまでは、もう数日待たなければならないかも知れません。
>現在、作曲工房HPへのアクセスができません。
>しばらくの間、以下のページをポータルサイトとしてお使いください。
>昨日は、忙しかったにもかかわらず(忙中閑あり?)「鍵泥棒のメソッド」という映画を観てきました。
>この映画には特筆すべき点があって、その筆頭が音楽の使い方です。
>冒頭に流れるのはベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 作品131 第1楽章」です。私が事あるごとに取り上げる曲なので、みなさん耳タコかも知れません。
>ベートーヴェンの最高傑作、あるいは創作の頂点にあると言われる曲で、私も「ベートーヴェンの1曲」を挙げるとしたら、この曲を選びます。
>ウィキペディアにも引用されていますが、シューベルトはこの曲を聴いて「この後で、いったいわれわれに何が書けるというのだ?」と述べたと伝えられています。
>バルトークの弦楽四重奏曲は全て音楽史的に重要な傑作群ですが、その第1番は、ベートーヴェンの第14番にインスパイアされて書かれたものだと推測しています。
>バルトークも第14番に深く感銘を受けたに違いありません(あくまで私の考えですが)。
>映画では、この曲が2回登場します。1度目が現代のデジタル・オーディオシステムによる再生であるのに対し、2度めはアナログ・レコードにタンノイ社のクラシックな同軸スピーカーシステムでの再生です。
>内田けんじ監督のこだわりがひしひしと伝わってくる場面でした。
>ネタバレしますから内容については一切書きませんが、映画は第1級の仕上がりでとても楽しめました。
>それでも、この音楽の扱いを聴くためだけに出かけても損はないほどのものです。
>ベートーヴェンは好きだけれど、弦楽四重奏曲は敷居が高いと感じていた人がベートーヴェン像を修正して、むしろ「弦楽四重奏曲のベートーヴェン」と感じるようになる可能性さえあります。
>お断りしておきますが、この映画はクラシック音楽映画ではありません。重要ではありますが、あくまでも脇役です。
>しかし、内田けんじ監督の音楽へのこだわりはキューブリック監督や本広克行監督に近いものを感じました。
>昨日書き忘れたのですが、19日は “彼岸の入り” 。
>そして月の距離が最近(0.951、36万5752km、視直径32.7′)でした。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
地震火災からの避難は想像以上に困難が伴うことがあります。同時多発的に発生する地震火災は初期消火が難しく、過去の例でみると、広域にわたって延焼することが多いからです。そのような火災の放射熱は私達の想像をはるかに超える強いもので、火災現場から20m以上離れていても衣服に着火することがあるほどです。もし、地震後に複数の箇所から火の手が上がったを見たら、なるべく風上の避難所、それも、できれば広域避難所を目指して早目に避難することが必要です。
しかし、広域避難所は数が少なく、大規模火災を想定した避難計画を立てるのは難しい地域もあります。
作曲工房も近くに広域避難場所はなく、直線距離で西へ3.1km、南へ2.9km(歩くと、それぞれ1.5倍ほど)離れた荒川河川敷を目指すしかないかも知れません。
>気象情報
昨日の最高・日最高気温は秋田県横田観測点の32.3度でした。徐々に下がってくると嬉しいのですが。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
またまた記録更新ラッシュです。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
北欧特集。ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960:スウェーデン)、ヴィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927:スウェーデン)、エドヴァルド・グリーグ(1842-1907:ノルウェー)、ジャン・シベリウス(1865-1957:フィンランド)。
グリーグの「ピアノ協奏曲 イ短調」やシベリウスの「カレリア」など、有名曲もあります。何度も書きましたが、わたしは子どもの頃「カレリア」の「Alla marcia」を聴いてシベリウスファンになり、オーケストラに興味を持ちました。シベリウスを聴いていたお陰で、ヴォーン=ウィリアムズに気づいたのかも知れません(ちなみに今日はシベリウス没後55年です)。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 第17回宮崎国際音楽祭から ズーカーマン室内楽の極み
シューベルト「弦楽五重奏曲 ハ長調 作品163 D956」
>9月20日の過去のできごと
1460年 ルネッサンス期ネーデルランドの作曲家、ジル・バンショワ没。
1519年 マゼラン一行が5隻の艦船で世界一周航海に出航。
1830年 文政13年8月4日、吉田 松陰誕生。
1908年 スペインの作曲家でヴァイオリニストのパブロ・デ・サラサーテ没。
1922年 アメリカのピアニスト、ウィリアム・カペル誕生。未来を嘱望されながらも飛行機事故のために1953年に31歳で没。2009年9月20日の定期便に動画があります。
1948年 編集者・ジャーナリストの花森安治が「暮らしの手帖」の前身である「美しい暮らしの手帖」を創刊。戦争の荒廃の中での、未来への高い志を感じます。
1957年 糸川英夫東京大学教授らが、初の国産観測ロケット「カッパー4C型」の打上げ実験に成功。
1960年 集中豪雨による増水・落盤で福岡県田川郡川崎町の上尊鉱業豊州炭鉱が水没、67人が死亡。このような事故は、決して忘れず未来に生かさなければなりません。
1988年 俳人の中村汀女没。
2006年 スイスの指揮者、アルミン・ジョルダン没。