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>今朝の最低気温12.7度(00:11;さいたま市観測点)、快晴。
>おはようございます。からりと晴れた気持ちのよい朝を迎えています。今日は気温が上がりそうです。予報では夏日のところが多いということです。
>今日はシンセサイザーの開発者のひとり、ロバート・モーグ博士の誕生日なので、グーグルのロゴが実際に操作できる「ミニムーグ」になっています(グーグル凄い!)。
>私もアナログシンセを使っていた世代なので、その基本構造を理解しています。
>ミキサー、オシレータ、フィルタ、エンヴェロープ・ジェネレータが基本モジュールで、鍵盤とモジュレーションホイールは演奏に使います。
>グーグル版のミニムーグは回転するツマミで操作しますが、実際にはツマミをマウスで上下にドラッグしてスライドコントローラのように動かしてください。
>一番左の区画のミキサーモジュールは3つのオシレータ(発振器)のボリュームをコントロールします。左上がメインボリュームです。右側の3つのツマミはそれぞれのオシレータの独立ボリュームです。はじめは一番上のツマミだけ10にして、下の2つは鳴らないように0にしておきましょう。
>左から2番目の区画がオシレータモジュールです。左3つのツマミが3つのオシレータの音域を決めます。「2'」が最も高音で数字が大きくなるたびに1オクターヴずつ下がります。下の2つのオシレータは0にしましたから、一番上のツマミで好みの音域を選んでください。最初のおすすめは8'くらいです。
>オシレータモジュールの中央上の大きめのツマミがピッチコントローラです。とりあえず、上のツマミを5.0に合わせておくとA=440に近い普通のキーボードになります。下のツマミは、たぶんノイズジェネレータです。ピンクノイズが出ているようです。とりあえず0にしておきましょう。
>右側の2つのツマミが波形コントローラです。矩形波や三角波、正弦波を選ぶことができます。ここが基本の音色を決めるキモのようなとことです。とりあえず縦型アクセント(Λ)の正弦波を選んでおきましょう。
>左から3番目の区画がフィルタ・モジュールです。音色に変化を付けることができます。上からハイパス・フィルタ、バンドパス・フィルタ(違うかも?)、ローパス・フィルタ(のはず)です。中央のフィルタは時間的な変化があります。中央のフィルタは0に、上下のフィルタは10に設定しておきましょう。
>一番右側の区画がエンベロープ・ジェネレータで、ピアノのように鋭い立ち上がりからパンフルートのような穏やかな立ち上がりを選ぶ「アタック」のツマミが一番上です(ディケイという減衰効果もここに入っているようです)。0にするとすぐに音が立ち上がります。中央のツマミがリリースタイムです。これは鍵盤から指を離したあとの音の減衰時間を決めます。下のツマミがサステインで、音の持続時間を決めます。10にしておくとオルガンと同じように押している限り音が鳴り続けます。
>これだけ分かれば、あとは試行錯誤が可能になります。しばらく遊べば、シンセサイザーの基本的な設計思想が理解できるようになることでしょう。
>昔の記憶をたぐり寄せて書いたので、間違いもあると思います。その時はご容赦を。なにしろ使っていたのは30年前ですから。
>このタイプのシンセサイザーは手放してしまいましたが、今でもローランドの往年の名機「ジュピターエイト」(当時98万円でした)から鍵盤を取り去って1Uモジュール化した「SUPER JUPITER」(こちらは少し安くて当時50-60万円くらい?)と、そのコントロールモジュール(当時10万円くらい?)を温存しています。MIDI駆動の完動品です(宝物〜♪)。8ポリフォニックですが、ヴォルテージコントロールのアナログ回路なので温度変化によって電気抵抗が変化すると8つそれぞれのオシレータのチューニングが狂うので、ライヴで使うには苦労したものです。
>CD「ぶち猫ジョーンズの冒険」に使っています。
>その後登場したデジタル方式のシンセサイザーに比べると、アナログシンセは直感操作が可能で、機械というよりは道具という感覚でした。
>徹夜で録音していた頃が懐かしく思い出されます。
>現在のDTMでは、音そのものを作り出すということがないので(音場などは作ります)、音楽制作が全く変わってしまいました。
>しかし、どちらも実際の音楽経験がモノを言うことは同じです。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
M5.0未満ですが、22日16時18分頃に三陸沖を震源とするM4.9の地震を含めて、ほぼ同震源域で地震の発生が続いています。要警戒。
福島4号機の燃料プールになにかがあったら、関東地方全域が避難すべき地域になる可能性もあります。人類は、いまだむき出しとなった核燃料を扱う技術を持っていないからです。
私は、楽譜のデータをSDカードとUSBメモリに移してモリアキ翁の薬の袋に入れていざという時に備えます。あとは、身体がすぐに動くようにイメージトレーニングです。
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
第1位の値を更新した観測点はありません。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
メインプログラムはプロコの交響曲第7番。彼の交響曲の中ではもっとも雄大な印象の曲です。
・午後7時30分 ベストオブクラシック
北ドイツ交響楽団の貴重音源(3)ヴァント生誕100年
>5月23日の過去のできごと
1794年 チェコの作曲家、イグナーツ・モシェレス誕生。師はサリエリ、弟子にはメンデルスゾーンなど。
1906年 「ペ-ル・ギュント」などで知られるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン没。
1908年 トランジスタの発明者のひとりで、ノーベル物理学賞を2度受賞したただ一人の物理学者ジョン・バーディーン誕生。
1915年 山田耕筰の東京フィルハーモニー会管絃楽部が第1回演奏会を開催。
1925年 円山川河口を震源に北但馬地震(北但大震災)が発生。死者428人。
1934年 シンセサイザーの開発者のひとり、ロバート・モーグ誕生。
1945年 ピアニストの野島稔誕生。
1991年 ドイツのピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ没。
2005年 現代人の閉塞状況を描いた特異な洋画家、石田徹也、31歳で没。
SUPER JUPITER PROGRAAMMARの左側
同じく右側。傾いて写ってしまったのは勘弁。