とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-07-10(火)

271292

 

>今朝の最低気温21.5度(03:02さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。

>梅雨の晴れ間2日目。今日の昼過ぎまでは洗濯物が気持ちよく乾きそうです。

>モリアキ翁93歳の血圧が順調に低下、ゲルソン・プログラム(無塩レシピ)の効果を感じます。朝晩服用している降圧剤が不要になるかも知れません。

>大豆タンパクのアミノ酸スコアを調べたところ、動物性タンパクにひけをとらないものであることも分かりました。

>残る問題は動物性食品にしか含まれない必須ビタミン(ビタミン中唯一ミネラルとしてコバルトを含む)であるコバラミンをどのように摂るかですが、それは、大豆タンパクと少量の肉を混ぜあわせて調理することで解決できるでしょう。

>今日も、モリアキ翁は愛用のカメラを手にご近所の撮影に出かけました。

>というわけで「モリアキ翁、元気で長生きプロジェクト」は、また新たな展開を迎えています(こういうことって信じられないくらい楽しくて、苦労とかないんですよ、ホント)。

>ひゅ〜ひゅ〜! がんばれモリアキ翁!

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

今朝04時25分頃、奄美大島北東沖(北緯29.3度、東経130.3度)を震源とするM5.3、最大震度2の地震がありました。

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(7月9日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日7月9日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

バッハ(ストコフスキーによるオケ編曲版で)、ハイドン、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、バッハ(オリジナルで)、モーツァルト

バッハの息子たちの中で、音楽史に残る業績を遺したのはフリーデマン、フリードリヒ、エマヌエル、クリスチャンの4人ですが、今後、さらに数百年を経て生き残るのはエマヌエルではないかと感じています。ヨハン・クリスチャンも、モーツァルトが、彼と区別がつかないほど影響を受けた曲をいくつも書いていますから、音楽史的には長く語られる作曲家となる可能性が充分にあるでしょう。エマヌエルはバロックの香りを残しいるのに対し、クリスチャンはその作風がほぼ古典派に移行しています。

モーツァルトの交響曲第29番は私の大好きな曲のひとつですが、これも、モーツァルトJ.C.バッハから影響を受けて書いた可能性があります。

下の2曲を聴き比べてみてください。チョコっと聴く程度でも分かると思いますが、全身全霊を傾けてくり返し聴くと2人の何が違うのか、そしてモーツァルト(1756-1791)はJ.C.バッハ(1735-1782)のどこにハマってしまったのか、そしてなぜこんな危険な物真似までしてしまったのかが分かるかも知れません。ここから先は私の憶測ですが、モーツァルト作品を通じてヨハン.クリスチャンの影響がベートーヴェンにも及んでいる可能性があります(モーツァルトを挟まずに直接の影響かも知れませんが、ベートーヴェンはそっくり真似はしないと思われるので、モーツァルトエンコードしたヨハン・クリスチャンをベートーヴェンが偶然にもデコードしたのではないかと考えています。一番下に内緒のリンクを用意してあります)。

Johann Christian Bach  Symphony D Dur Op.18-4

W.A.Mozart  Symphony Nr.29

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック バロック合奏団特集(2)

ロンドン・ヘンデル・プレーヤーズ演奏会

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759:ドイツ→イギリス)、ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749:フランス)、ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764:フランス)、ジャン=マリー・ルクレール(197-1764:フランス)。

番組詳細

 

7月10日の過去のできごと

1830年 フランスの画家、カミーユ・ピサロ誕生。

1839年 スペインのギター奏者で作曲家のフェルナンド・ソル没。

1888年 イタリアの画家、ジョルジョ・デ・キリコ誕生。

1856年 蛍光灯の実用化、無線トランスミッターをはじめ、数多くの発明でしられる電気技師・発明家のニコラ・テスラ誕生。

1871年 「失われた時を求めて」で知られるフランスの小説家、マルセル・プルースト誕生。

1895年 ドイツの作曲家、カール・オルフ誕生。

1910年 海王星の発見者のひとりとして知られるドイツの天文学者、ヨハン・ゴットフリート・ガレ没。

1920年 飯田蛇笏の四男で、俳人の飯田龍太誕生。

1928年 フランスの画家、ベルナール・ビュッフェ誕生。

1936年 作曲家の平吉毅州(ひらよし・たけくに)誕生。 

1976年 イタリアのセベソで工場が爆発し、深刻なダイオキシン汚染事故発生。いわゆる「セベソ事故」。

1978年 天文学者の荒木俊馬(あらき・としま)没。

1979年 ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者として知られるアーサー・フィードラー没。

2008年 ニュートリノの質量がゼロではないことを示した物理学者、戸塚洋二没。

 
>とむりんの音楽史妄想劇場から
J.C.Bach → W.A.Mozart → L.V.Beethovenへの流れのうちのひとつ。