作曲工房定期便 2013-11-29(金)
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>今朝の最低気温0.9度(06:19;さいたま市観測点)、快晴。
2日ぶりの快晴の朝。冷え込んでいます。
>今朝は多くの観測点で今季最低気温。
>栃木県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、高知県、沖縄県の離島では、全ての、あるいはほぼ全ての観測点で今季最低、あるいは11月の最低・日最低気温記録を更新しています。
>03時36分、C/2012 S1 アイソンが近日点を通過しました。
>アイソン彗星は太陽をかすめるような軌道を持つ、サングレーザーと呼ばれる一群の彗星のひとつです。
>今回の近日点距離は187万km。これは太陽の中心からの距離を表しているので、太陽表面からではわずか117万kmとなります。
>現在は太陽に近すぎて地球から観ることは困難です。
>しかし、太陽−地球ラグランジュL1に位置するSOHO(太陽、および太陽圏観測衛星)のLASCOという観測装置のC2、C3カメラの視野には入っており、その雄大な姿が観察されています。
>C3カメラの映像を載せた記事
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
日記にも書きましたが、今日未明01時15分頃、作曲工房からあまり離れていない千葉県北西部を震源とするM4.8の地震がありました。ちょうど以前録画しておいたNHKスペシャルの「Mega QuakeIII」前後編を見た直後だったので、公式発表震度2(もう少し強く感じた)であったにもかからわず、びっくりしてしまいました。
>気象情報
当地では、今日は一日良い天気が続く予報です。
昨日の最高・日最高気温は東京都 父島観測点の24.6度(20:04)、最低・日最低気温は北海道 網走・北見・紋別地方 境野(さかいの)観測点のマイナス11.7度(23:36)でした。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
最低・日最低気温、最低・日最高気温ほかが多くの観測点で更新されています。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 オペラ・ファンタスティカ ウィーン国立歌劇場 “ヴォツェック”
ヴォツェックは20世紀オペラの傑作であり問題作。ヴォツェック以外にも興味深いプログラム満載です。アルマ・マーラーはグスタフ・マーラーの妻であった人物です。
ベルク「歌劇 “ヴォツェック”」全3幕
ツェムリンスキー「交響詩 “人魚姫”」
アルマ・マーラー「静かな町」他、歌曲3曲。
コルンゴルト「ヴァイオリン協奏曲」
カール・ワイグル(1881-1949)「2つの小品 作品33」
・午後7時30分 ベストオブクラシック 室内楽を聴く(5)
演奏者については番組詳細を参照のこと。
ロッシーニ「弦楽のためのソナタ 第1番(弦楽四重奏版)」
ベートーヴェン「ピアノと管弦楽のための五重奏曲 変ホ長調 作品16」
モーツァルト「ピアノと管弦楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452」
>11月29日の過去のできごと
1516年 イタリアの画家、ジョヴァンニ・ベリーニ没。「レオナルド・ロレダン像」の微細、精密、繊細な表現は現代の私たちを驚かせます。ネット上でも画像を見ることはできますが、シルクの質感は伝わりにくいので、図書館などで画集(たとえば、ジャン・クリストフ・バイイ「西洋絵画の流れ」など)をご覧になることをお薦めします。
1543年 ドイツの画家、ハンス・ホルバイン没。父も同名の画家ですが、息子のほうが絵画史上重要とされています。日本にはホルバインの名を冠した画材企業(ホルベイン工業株式会社)もあります。1543年はコペルニクスの地動説の理論書「天体の回転について」、ヴェサリウスの世界最初の人体解剖図「ファブリカ」が出版された年で、日本史では種子島に鉄砲が伝来した年とされています。
1643年 バロック音楽への道を切り拓いたイタリアの天才作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディ没。
1803年 「ドップラー効果」で知られるオーストリアの物理学者、クリスチャン・ヨハン・ドップラー誕生。作曲家のドップラーとは無関係。
1832年 「若草物語」で知られるアメリカの小説家、ルイーザ・メイ・オルコット誕生。
1848年 イタリアの作曲家、ガエターノ・ドニゼッティ誕生。
1924年 イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ没。
1957年 オーストリアの作曲家、エーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルト没。
昨日の風で、すっかり葉を落としてしまった木槿(むくげ)。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。