作曲工房定期便 2013-06-05(水)
280047
>今朝の最低気温17.0度(03:08;さいたま市観測点)、晴れ。
>今日これまでの最高気温29.0度(12:28)。
今朝は生ゴミと瓶・缶などの回収日
>つい先ほど「9人のフルート奏者のための3つの舞曲」の第2曲のスコアとパート譜のファイルを送信。
>40時間で3曲終わると予想したのだけれど、40時間を過ぎても、ようやく2曲。
>納期が守れないようではいけません。
>まだ手を付けていない第3曲は「難関」となりそうな予感があって、ちょっとビビっています。
>8人用のスコアを9人用に書き直すのは、1人分を足すというというのと意味が異なります。
>喩えるならば、3つのリンゴが描かれている絵に、もうひとつのリンゴを描き足すのは無理。他の3個も移動させてバランスを取りなおさなければなりません。
>音楽の場合は、8声部で演奏できる曲を、9声部なければ演奏できない曲に再構築すること。
>というわけで、今回の作業では最初から9人用として計画された曲として書き直しが行われました。
>当然のことながら新しい旋律線が加わっていますが、それだけではなく、9人の演奏家全員が等しく拍手を受けられるだけの重みを全パートに付与しなければなりません。
>それが成功したかどうかは、ぜひ11月15日にお確かめください。
>私としては、原曲もアリだけれど、原曲とは異なる魅力を持たせられたと、ちょっと満足しています(問題の第3曲が残っているけれど)。
>06時30分 金星が「ふたご座」の散開星団M35を通過するという珍しい現象がありました(空が明るくて見えませんが)。
>M35は、冬に双眼鏡でもよく見える散開星団で、近くには、やはり散開星団のM36、M37、M38などがあって、写真によく写ります。
>08時05分には、火星が地球から最遠(2.4665453天文単位、1.4等級、視直径3.8″)。※天文単位は、太陽と地球の平均距離を1として表した距離のこと。1天文単位は、およそ1億5000万km。
>21時23分 二十四節気の “芒種”(ぼうしゅ:太陽黄経75度)。七十二候では “螳螂生”(かまきり しょうず)。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
昨日6月4日17時33分頃、福島県沖(北緯37.2度、東経141.5度)を震源とするM4.8、最大震度4の地震がありました。
気象庁の地震データにはありませんが、6月2日に台湾でM6.3の地震があり、人的被害も出ている模様です。
>気象情報
最高・日最高気温のランキングは岡山、大分、大阪、京都の順です。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
ただ1ヶ所、沖縄県の渡嘉敷(とかしき)観測で6月のⅠ時間降水量の日最大値が更新されています。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
今日、水汲みとグロッサリー類の買い出しに行く途中、カリンニコフの交響曲第2番を聴いて、チャイコフスキーの影響の大きさに驚きました。チャイコフスキーの未聴曲かと思ったほど。
・午後7時30分 ベストオブクラシック ルツェルン音楽祭(3)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(指揮:マリス・ヤンソンス)
私が高校生の頃、「ワルシャワの生き残り」や「月に憑かれたピエロ」は音楽の教科書に載っていたように覚えています。すごい時代でした(今も載っているのだろうか)。
ヴァレーズの「アメリカ」は「アルカナ」とともに良く聴いていました。ちょっとストラヴィンスキー風のカッコいい曲です。
バーバー「弦楽のためのアダージョ」
ヴァレーズ「アメリカ」
>6月5日の過去のできごと
1625年 イギリス・ルネッサンス期の作曲家、オーランド・ギボンズ没。
1718年 イギリスの家具職人・デザイナーのトーマス・チッペンデール誕生。ピアノの「チッペンデールモデル」の由来。
1826年 ドイツの作曲家カルル・マリア・フォン・ウェーバー没。
1910年 アメリカの小説家、O.ヘンリー没。
1919年 指揮者の渡邉暁雄誕生。この方のバトンテクニックには大変影響を受けました。
1930年 ブルガリアの画家、ジュール・パスキン没。
1941年 アルゼンチンの天才的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチ誕生。
1977年 実用的なパーソナルコンピュータとして最初に成功したApple II発売。
1982年 詩人の西脇順三郎没。
1987年 ダダイスト詩人、高橋新吉没。「皿」という詩を、ぜひ縦書きの書物で(ネット上では横書きなので作者の真意が伝わりません)読んでみてください。近所の図書館で「ダダイスト新吉の詩(うた)」で検索。
2003年 パキスタンを51°Cの熱波が襲う。死者26人。
作曲工房西側雑草ガーデンのノゲシ。
実かと思っていたら花
朝陽を浴びる紫陽花
ご近所の庭で
これもご近所の額紫陽花
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。