とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

作曲工房定期便 2013-12-19(金)

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>今朝の最低気温3.8度(14:00;さいたま市観測点)、くもり(雨上がり)、のち雨。

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朝の撮影時はくもり

 

>日付が変わったばかりの01時に6.1度あった気温は正午過ぎまで保たれましたが、13時過ぎから急に低下し、午後2時には3.8度となりました。

>寒気が南下したものと思われます。

>雪が降ってもおかしくなないほどの寒さですが、いまのところ雨に雪は混じっていません。

 

>昨日、餃子の王将の社長が銃で撃たれ死亡するというショッキングなニュースがありました。

>実は、王将本社は森田ピアノ工房からほど近い場所(歩いてすぐ)にあり、メールしようかと思ったのですが、歩(あゆむ)さんが、フェイスブックでてんてこ舞いしているご様子だったので、騒ぎに加わることは控えて後日談とすることにしました。

>それにしても、恐ろしいことです。

>ぜひとも犯人を検挙してもらいたいものです。

 

放送大学に「技術者倫理」という科目があり、毎回、興味深く聴講しています。

>もし企業倫理という概念が全ての人々に浸透したら、世界は大きく変わることだろうと感じています(企業倫理に関しては、指針としてISO26000があります)。

>講義が始まって間もなく、スペースシャトル・チャレンジャー号の事故が取り上げられました。

>後の調査によって判明したことですが、チャレンジャー号(以下SSC号)の事故原因は技術的な問題ではなく(技術的問題はあったものの報告されていた)、その技術的問題が打ち上げ責任者に明確に伝わっていなかった(打ち上げにこだわる人の意思が介入した?)ことによって打ち上げが決行されてしまったことにあったのでした。

>SSC号は、度重なる打ち上げ延期が続いており、現場には打ち上げ圧力がかかっていたことも要因のひとつであったかも知れません(次年度の予算獲得も頭をかすめたかも?)。

>組織的なプロジェクトでは、全てがトップの判断ひとつということが少なくないでしょう。

>ゼロ戦の開発においても、パイロット生存性向上のために防弾性能の強化を提言した技術者がいたそうですが、彼が若い技術者であったという理由からか、上層部には受け入れられず、ゼロ戦パイロットの死亡率は同様の米軍機に比べて高いものとなってしまいました。

>古い話ですが、19世紀に妊婦の産褥熱による死亡率の高さの原因を院内感染であると突き止めたゼンメルワイス(センメルヴェイスとも)という医師がいました。

>当時、医師は産褥熱で死亡した妊婦を病理解剖しており、連続して、そのまま出産にも関与していました。

>彼は、医師が手術前に塩素溶液で手洗いすることを提唱したものの、上司から受け入れられず、それどころか彼は精神を病んでいるということにされてしまいました。

>まるで、いま食品の放射性物質を気遣う人を「放射脳」と呼ぶのと似ているかも知れません(事実に基づかずに気にしすぎるのは別です)。

>医師が手指を消毒するようになったのは、ゼンメルワイスの死後20年経ってからのことでした。

>どんなに立場の高い人でも事実には勝てません。

>私達に求められるのは「本当のことが分かること」です。

>上司と部下、先生と生徒というような関係は、ややもすると上司や先生のほうが強権的になりがちですが、事実を前にしたら立場は同じです。

>日本のトップである総理大臣をはじめとする国会議員の皆さんは、ぜひとも事実に基づいて立法・政治をとりおこなって欲しいものです。

 

>地震情報

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

午前中には少しですが雲間から青空が覗くこともあったので、自転車で買い出しに行きましたが、帰宅時には小雨が降り始め、2度目はクルマで出かけなければなりませんでした。予報によれば、この冷たい雨は夜には止むかも知れません。

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

日本域における昨日の最高・日最高気温は23.7度、最低・日最低気温はマイナス17.4度でした。観測点については下のリンクでどうぞ。

昨日の全国の観測値ランキング(12月19日)

 

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

12月の72時間降水量の日最大値の記録が3観測点で更新されています。

昨日12月19日

 

>今日のFM番組

午後2時からのオペラ・ファンタスティカは「歴史的名盤 レオンカヴァルロの “ボエーム”」ほか。

午後7時30分からのベストオブクラシックは「各地のオーケストラ(5)」。今夜はアヌ・タリ指揮「ノルディック交響楽団」。ブルッフ、グリエール、タレガ、チャイコフスキーエルガーの作品。

NHK-FM 番組表(東京版)

 

>12月20日の過去のできごと

1852年 細菌学者北里柴三郎誕生。

1857年 吉田松陰松下村塾(しょうかそんじゅく)を開講(安政4年11月5日)。

1925年 アメリカの動物学者で大森貝塚の発見者でもあるエドワード・S・モース没。

1929年 洋画家の岸田劉生没。

1948年 ピアニスト内田光子誕生。

1974年 フランスの作曲家、アンドレ・ジョリヴェ没。

1982年 ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン没。

1996年 アメリカの天文学者カール・セーガン没。

1997年 映画監督の伊丹十三没。

 

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ほんの一時(いっとき)だけ見えた青空

 

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2サイクルエンジンの軽自動車が走っていた子どもの頃にはよく見かけたガソリンの虹。これはバイクか?

 

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>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。

野村茎一作曲工房日記2