作曲工房定期便 2013-05-18(土)
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>今朝の最低気温14.1度(04:52;さいたま市観測点)、雲の多い晴れ。
>今日はアルベニス没後104年、マーラー没後102年、ルロイ・アンダーソン没後38年です。
>昨日はタイムテーブルについて書きましたが、作曲の時間には逆の考え方になります。
>新曲を発想する時には、なるべく長い時間(3-5時間)を確保して、何もしません。
>私に新しい発想をもたらしてくれるのは、もっとも近い概念が「退屈」です。
>何か作ろうと思って、背中を押されるような、あるいは急かされるような気持ちになると、まず良いアイディアは生まれません。
>「作曲しなくちゃ」などという気持ちがある時に生まれてくるのは、ほかの誰かの匂いがするアイディアばかりだったりします。
>厳密には退屈とは違うのですが、タイムテーブルを忘れてしまうような時間を持つことが重要であると考えています。
>ちなみに、瞑想は全然退屈ではありません。瞑想中に曲のアイディアを得たことはないと思います。
>08時45分 上弦。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
鹿児島県と鹿児島県の2観測点で、5月の3記録の更新があります。
>今日のFM番組から
・午後7時20分 ビバ!合唱(再)グラン・モテ フランスバロックの宗教音楽
・午後8時10分 吹奏楽のひびき(再)色々なキラキラ星
・午後9時00分 クラシックの迷宮 私の試聴室 ベズイデンホウトのフォルテピアノ
モーツァルトのピアノ協奏曲3曲から。
>5月18日の過去のできごと
1616年 ドイツの初期バロック鍵盤音楽における重要な作曲家、ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー誕生。すでにバッハを思わせる和声対位法の作品を遺しています。IMSLPサイトから数百ページにのぼる膨大な全集(全3巻)をPDFファイルで入手可能です。
1733年 オルガン奏者で作曲家のゲオルク・ベーム没。バッハが影響を受けたと考えられている作曲家のひとり。
1831年 幕末から明治にかけて活躍した画家、河鍋暁斎(かわなべ・ぎょうさい)誕生。河鍋暁斎記念美術館は作曲工房と同じ蕨市内にあります。
1872年 イギリス生まれの論理学者・数学者・哲学者のバートランド・ラッセル誕生。
1883年 バウハウスの創立者のひとりで、建築家のヴァルター・グロピウス誕生。
1909年 スペインの作曲家、イサーク・アルベニス没。
1911年 オーストリアの作曲家・指揮者、グスタフ・マーラー没。
1975年 アメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソン没。
1980年 セント・ヘレンズ火山が噴火、北半球の気象に甚大な影響を及ぼす。
1990年 フランスの高速鉄道TGVが鉄道の世界最高速度515.3km/時を記録。
1991年 高速増殖炉「もんじゅ」試運転開始。長期に渡る運転停止後も延命措置が続いていたもんじゅですが、最新のニュースによると、その将来に変化があるかも知れません。
3年間、なるべく自然の姿を維持してきた雑草ガーデンに新しい住人が(ニホンカナヘビ)。