朝の定期便 2012-06-04(月)
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>今朝の最低気温15.9度(04:46;さいたま市観測点)、晴れ。
>おはようございます。カラリと晴れた朝を迎えています。星占いは昨日の第1位から第11位と大きく後退。こういう日は黙々と仕事に励むのが一番。
>20時12分に満月。部分月食。最大食分0.38。日食からわずか2週間で月食が見られるのはラッキーです。水曜日には金星の太陽面通過という世紀のイベント(20世紀には一度もありませんでした)があり、天文現象めじろ押しです。
>半影食の始まりは17時46.5分(ほとんど分かりません。ハイマチュア向け)、部分食(本影食)の始まりが18時59.3分(月食が少し進んだあたりで、誰でも観察できます。双眼鏡が強力なアシストをしてくれます)、最大食が20時3.2分、部分食の終わりが21時7.1分、半影食の終わりは22時19.9分。
>時刻の分の小数点以下の数字に6を乗じると秒数が得られます。例:19.9分の場合、9×6=54で19分56秒。
>どうしても半影食をも楽しみたいという気合充分の方は、10倍、あるいは15倍ズームというレンズのデジカメがあれば、連続写真を撮影することによって半影食の進行を判別できる可能性があります。
>かなりマニアックですが、次のようにしてみてください。今回うまくいくとは限りません。次回も、またその次もうまくいくまで試すことになるかも知れません。それがマニアの道。
>モニターで画像が確認できるデジカメになったので、成功する確率はフィルムカメラ時代よりもずっと高くなっているはずです。
>三脚にカメラを固定して(自動追尾の赤道儀があれば楽)、画面中央に月が来るようにします。
>最大のポイントは露出です。自動露出だと、夜空が暗いので月が白く飛んでしまったりします。
>月面の模様がはっきり見え、できれば少しアンダーぎみ(暗め)に設定してください(このあたりは経験が必要です)。
>月を撮影する時には、地球上の晴れた昼間の風景を撮影する時とほぼ同じ条件となります。これは地球と月が太陽から同じ距離にあるからです。
>後は、月を追尾しながら2〜3分おき(1分おきでも)に、シャッターを切っていくだけです。
>本影食は肉眼で眺めるだけでも楽しめます。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
6月3日13時07分頃。岩手県沖(北緯1401度、東経142.1度)を震源とするM4.2、最大震度4の地震がありました。
>気象情報
台風第3号(マーワー)は、気象庁発表の進路予想によると明日5日には沖縄に接近する可能性が高くなっています。中心気圧は今日09時現在、960hPa、中心付近の最大風速は40m/sという強い台風に成長しています。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968:イタリア)の「フルートとギターのためのソナチネ」からスタート。バリトン、リコーダー、オーケストラ、あるいはリコーダーとオケのためのための小品が5曲、ヴィルヘルム・ペーテション・ベリエル(Wilhelm Petersen Berger:1867-1942:スウェーデン)という作曲家のピアノ曲、リストの歌曲、シューベルトの「ピアノ五重奏曲 “鱒”」という凝った構成です。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 名ピアニストを聴く(1)
ポリーニとドレスデン国立管弦楽団(指揮:クリスティアン・ティーレマン)
ブラームス「悲劇的序曲 作品81」
マックス・レーガー「ロマンティックな組曲 作品125」
ブラームス「ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15」ほか
>6月4日の過去のできごと
1844年 オオウミガラス絶滅。
1868年 アメリカの天文学者で、セファイド型変光星の変更周期と絶対光度の相関関係が一次式で表せることを発見したヘンリエッタ・スワン・リービット誕生。発見当時、彼女はまだ学生でした。
1903年 ロシアの指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキー誕生。
1940年 ヴァイオリニストの黒沼ユリ子誕生。
1951年 ロシア生まれのアメリカの指揮者、セルゲイ・クーセヴィツキー没。クーセヴィツキー財団を設立して、バルトークの「管弦楽の協奏曲」やメシアンの「トゥーランガリラ交響曲」などを委嘱。
1963年 通称「黒四ダム」竣工。