とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

作曲工房 朝の天気 2017-09-20(水)くもり 再びメキシコで強い地震

 

 午後から晴れという予報のとおりにはならず、一日中くもり。

 

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 9月8日(金)13時49分(JST)ころにM8.2の地震震源は北緯14.9度、西経94.0度)に襲われたメキシコで、再び強い地震があった。

 今日03時14分ころ、北緯18.6度、西経98.4度を震源とするM7.1の地震。前回の震源はメキシコ・チアバス州沖だったのに対し、今回はメキシコ中部の内陸型。同じマグニチュードならば内陸型のほうが揺れが大きくなることが多い。

 メキシコシティの小学校が倒壊し、児童21人が犠牲になったというニュースもあった。痛ましいばかりだが、被害の全貌が明らかになるのは、まだ先のことだろう。

 しばしば、海外の建築物の耐震基準の緩さを指摘する声が上がるけれど、これは根の深い問題をはらんでいる。

 以前視聴した放送大学の講義だったと思うのだけれど、日本の高度経済成長時代は「大地震の空白期」だったからこそなし得た、ということだった。

 しかも、第2次世界対戦中には建築資材の不足で耐震基準が緩められ、それは戦後もずっと続いた。建築費が安く済んだことも経済成長を支えた要素のひとつだろう。耐震基準が再び厳しくなったのは1981年(昭和51年)。だから、日本でも、まだ少なからず残る1981年以前の建築物の中には地震に強くないものも含まれている可能性がある。

 

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