作曲工房 定点観察 2016-02-10(水)
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中学生の頃、天体写真を撮っていて、使うのは安価で感度の高いモノクロのトライXばかり(当時は感度がASA表示だった)。でも、天文雑誌に投稿されているのは同じコダック社の高価なハイスピード・エクタクロームで撮影した写真が多かった。
後年、リバーサルフィルム遣いになってからは、ISO50ベルビアをメインフィルムにしていたけれど、時々コダクローム64(普通はKRという略称で呼ぶ)を使っていた。モニタによって色の再現性は異なる可能性もあるけれど、今日の空の画像はKRっぽい。
コダクロームにはPKRというプロ向けのフィルムもあったけれど、現像処理前のフィルムは13度C以下に保つために保冷バッグに入れて置かなければならないなど、デジカメ時代の今からは想像もできないような困難があった(ベルビアも15度以下。長期保存時は10度C以下)。