作曲工房定期便 2014-07-22(火)関東地方梅雨明け
290639
>今朝の最低気温22.3度(05:28;さいたま市観測点)、晴れ。
>今日22日11時、関東地方の梅雨明けが発表されました。
>私が子どもの頃は、みんな真っ黒に日焼けして遊んだものですが、さまざまな要因で地球大気は変化し、地上に降り注ぐ紫外線の量も無視できなくなっています。
>そもそも、私が子どもの頃でさえ、紫外線対策は必要であったと考えることが妥当でしょう。
>植物によって作られたO2(酸素)分子の一部は、上空へ上って紫外線によって、活性の強い単体の酸素Oに分離され、それはすぐに他のO2分子と結びついてO3分子、つまりオゾンとなります。
>オゾンも活性の強い猛毒の分子ですが、このオゾンが再び紫外線によって分解され、O2とOに分離します。
>この反応が繰り返されることによってオゾンの量は定常的に保たれ、オゾン層となります。
>オゾン層の発見と、その紫外線の吸収が明らかになったのは1930年のことでした。
>ハッブルによる銀河系の発見(逆に言うと系外銀河の発見)が1929年ですから、現代の私たちの宇宙観や地球観が形成されたのは、ほんの最近ということになります。
>こういうことを書き始めると止まらなくなってしまうので、先へ進みます。
>そのオゾン層が消滅の危機に瀕していると考えられ始めたのが1980年代でした。
>有名な南極のオゾンホール発見です(学会における報告は1983年)。
>オゾン層減少による紫外線の増大は、私たちの健康に影響を及ぼすと考えられています。
>特に影響をうけるのが子どもたちです。
>大人たちは、子どもたちの健康のためにできるだけのことをしなければなりませんが、努力しなければ続けらないような対策は続きません。
>私は帽子とオーバーグラス(メガネの上からかけられる紫外線不透過サングラス)、長袖シャツの通年着用で対策しています。
>日陰のないところを走ることが多い、自転車などでの遠出の際には、紫外線遮蔽率の高いアームカバーと風通しのよい手袋を利用しています。
>問題は、それが習慣になるかどうかです。
>勉強もピアノの練習も習慣になってしまえば、当たり前のことのように行なうことができます。
>他人の意見は参考にはなりますが、あなたに当てはまるとは限りません。
>自分のライフスタイルに合う方法について考え、工夫しつづけることこそが効果的な対策につながることでしょう。
>地震情報
>空間放射線量
>作曲工房周辺の大気汚染状況
12時の戸田局のPM2.5濃度は31μg/m3。
>気象情報
タイトルにも書いたとおり、関東地方が梅雨明けしました。12時現在、作曲工房にもっとも近いさいたま市観測点は30.6度となっています。これからしばらく、晴れの日が続いて毎日真夏日を体験することになるという予報です。
日本域における昨日の最高・日最高気温は34.4度、最低・日最低気温は10.4度でした。観測点については下のリンクでどうぞ。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
観測記録の更新はありません。
>今日のFM番組から
昨日の定期便をごらんください。
>7月22日の過去のできごと
1784年 恒星の年周視差を初めて観測的に確認(1838年、白鳥座61番星)したドイツの天文学者、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル誕生。
1826年 小惑星第1番のケレスの発見者としてしられるイタリアの天文学者、ジュゼッペ・ピアッツィ没。ケレスは、現在は準惑星に分類。
1933年 アメリカのパイロット、ウィリー・ポストがロッキード・ヴェガを使って7日間19時間で単独世界一周飛行に成功。彼の挑戦は与圧服による高高度飛行、計器飛行による長距離飛行など、航空界に大きな進歩をもたらしました。ちなみに、その前年に試みられた飛行艇による世界一周飛行は111日間を要しています。
1856年 洋画家の浅井忠誕生。
1870年 オーストリアの作曲家、ヨーゼフ・シュトラウス没。
1882年 アメリカの画家、エドワード・ホッパー誕生。代表作「ナイト・ホークス」1942年(シカゴ美術館蔵)。
1898年 アメリカの彫刻家、アレクサンダー・カルダー(コルダーとも)誕生。動く彫刻であるモビールの発案・制作者。
1998年 ドイツのバス・バリトン歌手、ヘルマン・プライ没。
2005年 漫画家、作家の杉浦日向子没。
朝食を終えたモリアキ翁95歳、くつろぎのひととき。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。