作曲工房定期便 2014-04-07(月)
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>今朝の最低気温2.0度(05:23;さいたま市観測点)、快晴。
>定期便も作曲工房日記も、予期せぬお休みが入ってしまいました。
>でも、もうしばらく繁忙期が続きそうです(定期レッスンには影響がありませんからご安心を)。
>ただし私が楽譜を書いたり、添削したりというレッスンには多少(実は、かなり)影響が出てしまうと思います。
>該当してしまう皆さん、決してサボっているわけではありません。仕事のクォリティを下げたくないので少々お時間を頂きます。
>お休みになってしまったのはブログだけではなく、毎日欠かさず続けてきた、一日わずか5〜10分の「えいご漬け」や「生活リズム計」のチェックも、やったつもりでいただけでした。
>いつものようにチェックを入れようとDSの立ち上げると、トレーニングカレンダーに空白が・・・。
>「ややや、昨日も、一昨日も一体何をしていたんだ?」と、狐につままれたような感じでした。
>今年度は町内会の班長(輪番制)も拝命しているので、今夜は新年度の総会にも出席しなければなりません。
>スケジュール管理とその実施能力を試されているようで、ワクワクするぜい!
>今年はゲームで言えば「ボス戦」の連続。
>大変であればあるほどワクワクと楽しまなければもったいない!(ちょっと強がり入っています)
>地震情報
>空間放射線量
>作曲工房周辺の大気汚染状況
11時の戸田・蕨局のPM2.5は22μg/m3です。それより粒子の大きなSPMが9μg/m3。
>気象情報
今日は一日良い天気という予報です。
日本域における昨日の最高・日最高気温は24.7度、最低・日最低気温はマイナス8.7度でした。観測点については下のリンクでどうぞ。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
4月の観測記録がいくつか更新されています。
>今日のFM番組
昨日、買い出しに出かけようと思ったら雨が降り出し、しかたなくクルマで行くことにしました。ショッピングモール周辺は駐車場待ちのクルマで溢れており、きらクラ!を長く聴くチャンスとなりました。
その中で、ふかわりょうさんがディーリアスの「“村のロメオとジュリエット” から “間奏曲”(天国への道)」の作曲者が意図した美に “気づいた瞬間” が収録されていました。彼がディーリアン(ディーリアスの崇拝者を指す言葉)になった記念すべき “時” でした。この曲は指揮者のトマス・ビーチャムが編曲したもので、CDでもこの版が収録されることが普通です。私も20代の初めに、このビーチャムのオーケストレーションの精妙さに感服して、聴き込んだものでした。ウィキペディアを開いてみたら、ディーリアスの項目が驚くほど充実していて驚きました。どちらかというとマイナーな作曲家であるディーリアスの評価が高くなってきている証左でしょう。ちなみに、ふかわりょうさんの記念の瞬間を再び共有したくて、今朝の再放送も聴いてしまいました。ピエルネとジャン・フランセの曲も良い曲が選ばれていたと思います。
今日の午後2時からのクラシックカフェは、ピッコロ作品3曲から始まります。アンサンブル・フラッシュのコンサートで知った作曲家ゲイリー・ショッカーの作品もあります。本当にアイディアのある作曲家は、袋小路に突き進むような音楽を書かなくとも、新しい美を次々と生み出すことができるという素晴らしいお手本を示しているような現役作曲家のショッカー氏です。
ドリーブの有名なバレエ組曲2曲のあと、ドビュッシーの「牧神」。この曲からどれだけ多くの作曲技法と管弦楽技法を汲み取ったことでしょうか。このスコアは私の「最重要参考書」のひとつです。ただし、ドビュッシーの音楽そのものからは距離を置いているつもりです。それが作曲家の掟。ドビュッシーとフォーレの歌曲の次にプーランクの「愛の小道」。これも名曲。そして最後はカントルーブの「オーベルニュの歌」から4曲。こんなプログラムを続けて聴いていたら息ができなくなってしまうかも。
午後7時30分からのベストオブクラシックは「特集 ベルリン・フィル(1)」。今夜はサイモン・ラトルの指揮で、トップバッターがヴォーン=ウィリアムズの「タリスの瞑想曲」。もうビョーキになりそうです。つづいてドヴォルザークの「“聖書のうた”から」とベト6、そしてアンコールのブラームスのハンガリー舞曲3。私は町内会の総会です(じと・・・・)。
>4月7日の過去のできごと
1614年 スペインの画家、エル・グレコ没。
1724年 バッハの「ヨハネ受難曲」初演。
1795年 フランスがメートルを長さの単位とする。その由来は北極点と赤道との距離の1千万分の1。
1805年 ベートーヴェンの「交響曲第3番変ホ長調 作品55 “英雄”」初演。この日が音楽史上の交響曲観が変わるきっかけに。
1858年 オーストリアの作曲家、アントニオ・ディアベリ没。
1883年 イタリアの画家、ジーノ・セヴェリーニ誕生。
1894年 筝曲家で作曲家の宮城道雄誕生。
1899年 フランスのピアニスト、ロベール・カザドシュ誕生。
1926年 俳人の尾崎放哉没。ウラノメトリア2αの「海も暮れきる」というタイトルは放哉の自由律俳句です。
1938年 ジャズ・トランペット奏者のフレディ・ハバート誕生。ハービー・ハンコックのアルバム「処女航海」で素晴らしい演奏を聴くことができます。
1938年 フランスの画家、シュザンヌ・バラドン没。ユトリロの母。
1944年 「小林・益川理論」で知られる物理学者の小林誠誕生。2008年、ノーベル物理学賞受賞。
1954年 ヘルベルト・フォン・カラヤンが初来日、N響を指揮。
1961年 上野の東京文化会館の落成式。
2011年 午後11時32分、東北地方太平洋沖地震の余震と思われるマグニチュード7.1の地震が発生。宮城県内で震度6強を記録。
雑草ガーデンの木瓜(ぼけ)の花。
ツツジの蕾もスタンバイ
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。