作曲工房定期便 後出し反則 2013-10-07(月)
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昨日、定期便を更新していなかったことを、たったいま知ったところです。
昨日はピアノを教えている高綱先生と、夜には中学生の “さきちゃん” のレッスンで、どちらもとても面白い(interestingな)ものでした。
高綱先生のレッスンのテーマを、強いて絞り込むならば「音楽語法」という概念。音楽語法という言葉をウェブ上で検索すれば、意味が出てくるかも知れません。しかし、技法や具体的な音を指す概念ではない、この言葉を説明することは困難です。それは桃を食べたことがない人に桃の味を言葉で説明するようなものだからです。
さきちゃんは、まもなく行われる中学校の合唱コンクールで、彼女のクラスが選んだ松下耕作曲の「俵積み歌」の伴奏者に選ばれたので、この一ヶ月はこの曲のレッスンに特化。松下耕さんはFM番組「ビバ!合唱」の前任ナビゲータで、海外でも演奏機会のある作曲家です。彼の作品は難曲が多いのですが、俵積み歌も例外ではなく、混合拍子(素数拍子と言ったほうがよいものも)と単純拍子、複合拍子が頻繁に交代する「変拍子」の曲で、拍子だけではなく、ポリリズムなども登場して複雑。
難しすぎて私は弾ける気がしません。彼女のクラスに “さきちゃん” がいてラッキーだったと思います。
昨日、更新を忘れるほどの事件(?)については、作曲工房日記 後出しで。