作曲工房定期便 2013-09-05(木)
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>今朝の最低気温24.5度(06:42;さいたま市観測点)、強い雨と雷。
早朝の雨。ブレているのはもちろん撮影者が下手だからですが、理由はそれだけではなく、暗くてシャッター速度が遅かったこと(1/4秒)、激しい雨に畏れをなして気持ちがビビっていたこと、虎柄のパンツの人(ラムちゃんではなかった)が「ワッ!」と驚かせたこと、小学生の時に夏休みの宿題をサボったことなど、いくつもの要因があります。
>昨日4日は栃木県で竜巻被害が発生しました。
>ところが、多くの人が動画録画可能な携帯電話やスマートフォンを持つようになったことによって、高知県、三重県、大阪府などからも竜巻映像が報告されています。
>これらの中には、気象学者でさえ知りえなかった情報があるかも知れません。
>名古屋では豪雨の被害がありました。
>しかし、少々疑問も生じます。
>それは、人口230万人の名古屋市全域に「避難準備情報」が発令されたことです。
>私にはイメージが湧かないのですが、これは名古屋市内の避難所に避難することになるのか、名古屋市外への避難なのか、それとも名古屋市民にはこの情報が発せられた時の訓練が行われているのでしょうか。
>そもそも人々が避難しなければと感じる状況になってからでは避難することの方が危険である場合もあるでしょう。逆に大したことがないとしか思えない状況で避難することはもっと困難です。
>私の住んでいる蕨市にも浸水ハザードマップが全戸に配布されていますが、近くにある荒川(一級河川;国土交通省によって管理される)の堤防が決壊すると市の全域が水没します。
>高層マンションや高架である埼京線の駅に避難すればよいのでしょうか。
>決壊前に避難しないと危険ですが、高齢者を抱える家庭などでは決壊するかどうか分からないのに避難を決断することは、高度な判断が必要です。
>それにしても駅の高架ホームやマンションの階段部分に戸田市と蕨市合わせて20万人が避難できるだけのキャパシティがあるとは思えません。
>対地震リスク・マネジメント以上の困難さを感じた名古屋の豪雨水害でした。
>20時36分には新月。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
冒頭にも書きましたが、日本上空の対流圏は、あまり経験がないような状態になっています。
当地について書くと、昨夜10時前には雷雨となって、それは緩急こそあったものの今朝9時過ぎまで続きました(就寝は未明5時、起床は8時30分)。
昨夜遅く、娘の “たろ” から激しい雷雨のために駅に足止めされているという「救援要請」がありました(雨具は持っています)。結局、雨脚が弱まったところで彼女は自力で帰宅したのですが、気象状況は、昨日出社した時には想像できない状況に変化していたということでしょう。
秋になって大気が安定するまでは、気象情報に注意を向ける必要がありそうです。
昨日の1時間降水量の日最大値第1位は岐阜県大垣観測点の108.5mm(15:05まで)でした。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
多くの観測点で記録更新があります。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
バロックから古典派までの協奏曲。
と、書きましたがシューベルトも入っています。シューベルトはロマン派に分類されていますが、バロックや古典派から少なからぬ慣習を受け継いでいる作曲家で、それは彼の自筆譜の記譜法などから窺い知ることができます。彼が正式な音楽教育を受けたのは子ども時代、アントニオ・サリエリ(バロックから前古典派の流儀を受け継いでいる作曲家)によるものだったからであると考えることができます。その後、シューベルトの耳は新しい音楽に馴染んでいきましたが記譜法などの習慣は変化しない部分があったのではないでしょうか。歌曲はとても新しいのですが、初期の交響曲などでは、新しい感性の中にも伝統的な響きを感じとることができます。
・午後7時30分 ベストオブクラシック ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット 演奏会
オール・バッハ プログラム。
>9月5日の過去のできごと
1596年 近畿地方で大地震(慶長伏見地震)、伏見城天守閣が大破。
1735年 ドイツの作曲家、ヨハン・クリスティアン・バッハ誕生。
1791年 ドイツの作曲家、ジャコモ・マイアベーア誕生。
1867年 アメリカの作曲家、ピアニストのエイミー・ビーチ誕生。その交響曲が、ベルフィンフィルによって演奏された最初の女性作曲家(アメリカ人としても初)。
1892年 ハンガリーのヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ誕生。
1912年 アメリカの作曲家、ジョン・ケージ誕生。
1966年 第2宮古島台風により沖縄・宮古島で日本の最大瞬間風速記録である85.3m/sを観測。
1975年 日本画家の堂本印象没。
1977年 ボイジャー1号打ち上げ。太陽系を脱出(末端衝撃波面を通過)した今でも、まだ現役探査機としてデータを送り続けています。
1997年 アルバニア生まれのカトリックの修道女マザー・テレサ没。
2004年 紀伊半島南東沖地震発生。M7.1、M7.4、M6.5の3地震。津波による港や漁船の被害などがあったにもかかわらず、奇跡的に人的被害はありませんでした。
実際の風景は画像よりも暗い印象でした。
毎朝恒例の電力計チェックも雨で数字が読み取れません(最終的には読み取りましたが・・)。
激しい雨に打たれてオオアレチノギクとヘクソカズラが倒れこんでしまいました。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。