作曲工房定期便 2013-09-03(火)
282510
>今朝の最低気温23.1度(05:06;さいたま市観測点)、晴れ。
昨日とほとんど同じような雲が湧き上がっています。
>昨日の越谷の竜巻は衝撃的でした。
>関東平野のような平地で海風と陸風が交わる可能性のある場所ならば、どこでも竜巻発生の可能性があるということです。
>リスク・マネジメントでは100万分の1以下の可能性は無いものとするという考え方があります。
>これには2つの意味があって、一つは文字通り確率の低さ、もうひとつは。仮に遭遇する可能性が100万分の1以下の事故の種類が多くなりすぎて対応できないこと。
>気象庁の資料によると、1991年から2008年までの日本における突風被害は508件、そのうち竜巻と確認されたものが246件。これは1年あたり突風全体では24.3件/年、「竜巻」および「竜巻またはダウンバースト」では12.8件/年となります。
>人生80年として突風被害全体で1944件、竜巻系で1024件。
>ほかに、竜巻の発生条件を満たすところに居住している人の割合、被害者数が分かればおおよその遭遇確率を計算できるのですが、残念ながら急な思いつきでもあって、データ不足です。
>対策は、高速で飛散する瓦礫から身を守れる地下室がベストのようですが、人が入れるサイズの床下収納やバスタブでも効果があるようです。
>今日、再び竜巻災害が起こらないことを祈るばかりです。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
台風第17号(トラジー)は、12時現在奄美市の西約200km(北緯28.7度、東経127.5度)にあり、中心気圧985hPa、中心付近の最大風速25m/sと勢力を増しながら北東方向にゆっくりと進んでいます。
第16号(イートゥー)は、日本のはるか東海上で台風としてのギリギリの勢力で停滞しています。
昨日の最高・日最高気温第1位は千葉県牛久観測点の35.0度(12:40)でした。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
多くの記録更新があります。
>今日のFM番組から
・午前7時25分 ホロヴィッツ変奏曲(再)
今週の朝はホロヴィッツ変奏曲の再放送があります。聴き逃した方はどうぞ。
・午後2時00分 クラシックカフェ
ウェーバー、ワーグナー、ブルックナー。メインプログラムはブルックナーの「交響曲 第8番 ハ短調」(カール・ベーム / ウィーンフィル)。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 諏訪内晶子(Vn.)、ピーター・ウィスペルウェイ(Vc.)、江口玲アンサンブル(Pf.)
>9月3日の過去のできごと
1695年 イタリアのヴァイオリニストで作曲家、ピエトロ・ロカテッリ誕生。
1883年 ロシアの小説家、イワン・ツルゲーネフ没。
1901年 オランダの指揮者、エドゥアルト・ファン・ベイヌム誕生。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(1945-59)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1947-50)、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(1956-59)の首席指揮者や音楽監督を歴任。
1912年 オーストリアの作曲家、シェーンベルクの「管弦楽のための5つの小品」初演。第3曲は「音響作曲法」の先駆けとして音楽史的にも重要な作品。
1931年 オーストリアの指揮者、フランツ・シャルク没。ブルックナーの弟子で、その交響曲を校訂した「シャルク版」で知られる。カラヤンやロジンスキーの師。
1938年 ノーベル化学賞を受賞した化学者の野依 良治(のより りょうじ)誕生。
1944年 チェコのヴァイオリニストで作曲家のフランティシェク・ドルドラ没。
1945年 新聞記者のウィルフレッド・バーネットが広島から「No more Hiroshima」と打電、世界に惨状を訴える。
1946年 ショパンの孫弟子にあたるピアニスト、モーリツ・ローゼンタール没。師はショパンの高弟であったカール・ミクリ。
1950年 徳島県付近にジェーン台風が上陸、死者398名、行方不明者141名、負傷者26062名、全壊家屋19131棟の被害。
1983年 アメリカの作曲家、モートン・フェルドマン没。
1984年 東京国立近代美術館フィルムセンターの収蔵庫で火災が起き、保存していた映画フィルム330作品が焼失。
1993年 台風13号が薩摩半島に上陸、死者48名という被害をもたらした。
2006年 ノルウェーのピアニスト、エヴァ・クナルダール=フライヴァルト没。
ついに下向きに伸び始めたヘクソカズラ
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。