作曲工房定期便 2013-08-19(月)
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>今朝の最低気温24.6度(05:09;さいたま市観測点)、晴れ。
>暑いけれど、例年よりも湿度は低めの毎日が続いています。
>低めの湿度に助けられ、暑さにも慣れてきて、室温が30度を超えてもエアコン無しで快適に過ごせるようになってきました(ただしピアノ室は別。定温・定湿度です)。
>娘の “たろ” の出勤時刻は一定ではないので、朝、話をする時間があったりします。
>今朝もそんな時間があり、話題は北野武監督作品である「アキレスと亀」についてだったのですが、それはなかなかコアな話だったので省略。
>カップボードに入っていた亜鉛のサプリメントにセレンが添加されていたことに関する話題について少し書きます。
>セレンは、私の少年時代、光によって起電する性質からカメラの露出計に使われていました(今でも使われているのかも知れませんが、そのあたりの知識はありません)。
>その後、小学生の時に読んだアシモフのロボットSFで、宇宙のセレン鉱山で働くロボットが描かれていて、セレンはますます馴染み深い元素になっていきました。
>さらにその後、マルコ・ポーロの東方見聞録でセレンを多く含んだ土壌で育った植物が毒草として記録されていることを知ることになるのですが、それは栄養学の書物に書かれていました。
>セレンやクロムはトレイス・ミネラルと呼ばれ、カルシウムやマグネシウム、鉄などのマクロミネラルとは栄養学では区別されています。
>そもそもカルシウムなどはミリグラム(mg)を単位をして使いますが、セレンやクロム、ビタミンB12(トレイスミネラルとしてコバルトを含む)はマイクログラム(μg)を使います。
>両者には1000倍の差があります。
>セレンには毒性があるので、安全な摂取領域が非常に狭いのです。
>たとえばアスコルビン酸は100倍(ゴメン、適当な数字)くらいの安全率が見込めるのですが、セレンはそうはいきません。
>セレンの多い土地に住んで、その土地の作物を食べていれば過剰摂取ぎみである可能性もあるわけです。
>逆にセレンの少ない土地に住んでいても、日本ではいろいろな産地の食材が流通しているので、極端なダイエットをしていないかぎり不足はしないかも知れません。
>セレンは老化防止のミネラルとして紹介されることが多いので、フードファディズム志向の強い人は、過剰症を心配しなければならない可能性も出てきます。
>一番良いのは医師への相談です。
>10時26分 月の距離が最近(0.942、36万2263km、視直径33.3′ )。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
台風第12号(チャーミー)は、沖縄の南でほとんど停滞しています。台風第13号(ペパ)は、12号のはるか東、ミッドウェイ諸島付近にあり、北西に15km/hでゆっくり進んでいます。
昨日の最高・日最高気温の第1位は大分県日田観測点の38.7度(14:53)でした。また、最高・日最低気温の第1位は、なんと新潟県象潟(きさかた)観測点の28.8度(22:55)でした。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
たくさんの記録更新があります。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 国際放送ラジオジャパン連動 アフリカ音楽に魅せられて
クラシック番組ではありませんが、ワールド・ミュージックとして興味深い番組です。
・午後7時30分 ベストオブクラシック ヨーロッパ夏の音楽祭2013 第1回 プロムス2013から(1)アメリカ合衆国ユース・オーケストラ(指揮:ワレリー・ゲルギエフ)
チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」(Vn:ジョシュア・ベル)
>8月19日の過去のできごと
1662年 フランスの物理学者、数学者、哲学者ブレーズ・パスカル没。
1848年 フランスの画家、ギュスターヴ・カイユボット誕生。
1881年 ルーマニアの作曲家、ジョルジェ・エネスク誕生。
1883年 ファッションデザイナーのココ・シャネル(本名ガブリエル・ボヌール・シャネル)誕生。
1914年 作曲家の早坂文夫誕生。
1944年 イギリスの指揮者、ヘンリー・ウッド没。1912年のシェーンベルク「5つの管弦楽のための小品Op.16」の世界初演のリハーサル時にウッドは楽団員に「今日のところは集中してください、皆さん。どうせこのような曲は皆さんは今後25年間は演奏することはないのですから」と述べたそうです。先駆者の苦労が偲ばれるエピソードです。
1956年 大館市で大火災。1320戸が焼失。
1961年 中部地方(岐阜県北部)でM7.0の地震(北美濃地震)。死者8人、負傷者43人、家屋全壊12。
1967年 アメリカのSF作家ヒューゴー・ガーンズバック没。
1968年 アメリカの理論物理学者でビッグバン理論の提唱者、ジョージ・ガモフ没。
1969年 ドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエ没。
1994年 アメリカの物理科学者で平和運動家のL.C.ポーリング没。(ノーベル賞を2度受賞)
1995年 ミュージック・コンクレートの創始者として知られるフランスの作曲家、ピエール・シェフェール没。
言い訳しても仕方がありませんが、上の写真のオオアレチノギクにカメラを持った手を突っ込んで、奥を撮影したのでレベリングがガタガタ。まだまだ未熟者です。
カゲツのフクちゃんがシワシワに。すぐ隣にホース付きの水栓があるので、モリアキ翁が気を利かせたつもりで毎日大量の水を注ぎ続けた事実はあるのですが、それが原因であるかどうかはわかりません。とりあえず水やりはやめてもらいましたが、回復するかどうかは、彼女の生命力しだい。
ややや、そういえば先週の「ひさしぶりの人に連絡すると吉」を、まだ実行していない・・。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。