とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

作曲工房定期便 2013-07-26(金)

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>今朝の最低気温24.4度(05:13;さいたま市観測点)、くもり→晴れ。

 

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>朝は、上の写真のようにくもっていましたが、その後は晴れて、あっという間に暑くなりました。

>今日これまでの最高気温32.6度(13:54:さいたま市観測点)。

 

>午前中は、久しぶりの佳恵先生来宅。

>私のレッスン室では、ピアノの先生方がご自分がお弟子さんたちにレッスンする曲の分析と奏法の解析を主に行なっています。

>バイエルやツェルニー100番、30番練習曲、あるいはブルクミュラー25番などは、子ども時代にレッスンを受けて以来、その記憶だけでレッスンしていらっしゃる先生もおられるかも知れません。

>しかし、時代を超えて使われて続けている練習曲集には古いとか新しいという視点だけでは見いだせない、奥深さがあります。

>ぜひ、いま一度、読み解く機会を。

>佳恵先生のお弟子さんたちは、かなり難しい曲を弾くので、今日はベートーヴェンの「悲愴ソナタ」でしたが、このような曲は、さらに深い研究が欠かせません。

>“印象レッスン”(「なんだか、よくない」あるいは「いいんじゃないの」という印象に基づいたコメントに終始するレッスン)では、長く続けても真の音楽理解にはたどり着けない可能性があります。

>そもそもレッスン曲に深く共感できなければ、先生も生徒も本気で音楽と向かい合えないことでしょう。

>私もまだまだ勉強中の身(きっと、一生完成しない未熟者)ですが、昨日の自分を追い越してやるという気持ちだけは忘れないつもりです。

 

>8月は一年でもっともたくさんの流星が流れる時季ですが、その嚆矢となるのが今日極大を迎える「水瓶座δ(デルタ)南流星群(SDA)」です。

>「SDA」というのは、言語が異なっても世界中で流星群を同定するための学術コードです。

>これは星座でも決められていて、射手座(Sgr:サジタリウス)、鳳凰座(Phe:フェニックス)のように3文字のアルファベットで表わされます。

>今夜21時ころ、南東の空、はくちょう座の右下にあるのが水瓶座(アクエリアス)とやぎ座(カプリコン)で、そのあたりの空を中心に放射状に流星が飛びます。

>ZHR(放射点が天頂にあると仮定した時の1時間あたり出現数)が10〜30という、比較的活発な出現を見せる流星群です。

>そして、おまけがつきます。

>8月9日に極大を迎える「水瓶座δ北群(NDA)」の出現も始まっており、さらに8月5日に極大を迎える水瓶座ι(イオタ)南流星群(SIA)、8月20日に極大を迎える水瓶座ι北流星群(NIA)も現れるかも知れません(こちらは小流星群です)。

>さらに、上記の流星群と重なる星域で7月30日極大の山羊座α(アルファ)流星群(CAP)も流れます(ZHR5~10)。

>8月になれば、毎年定番のペルセウス座流星群(PER)、白鳥座κ(カッパ)流星群(KCG)も加わって、空はにぎやかになります。

>空が暗ければくらいほど、見ることのできる流星数が増えます。1等級暗い流星は倍の数とも言われたりします。

>空の暗いところへ旅行する機会があったら、ぜひ空を眺めてみてください。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

八ヶ岳南天文台串田嘉男さんが、かなり以前から琵琶湖付近を震源とする強い地震の発生について研究を進めています。しかし、いま彼が注目しているのは地震そのものとともに、予測のための理論の確かさです。特に大型で強い地震は、中規模以下の地震とは予測方法が異なる可能性があるにも関わらず、検証の機会は極めて少ないという難しい問題があるようです。彼の研究の前進は、人類の自然災害史を塗り替えることになるかも知れない重要なものです。当たっただの当たらないだのという点に眼を向けるのではなく、研究の進展を陰ながら応援したいと思います。

地震予測理論が完成するまでは、私たちは備えあるのみです。物資の備えとともに、その場の行動を左右する「イメージトレーニング」を。

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

当地では、夜に雨という予報です。

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(7月25日)

 

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日7月25日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 オペラ・ファンタスティカ ネーデルランド・オペラ 歌劇 “ウィリアム・テル” 全4幕(ロッシーニ)ほか

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック バロックを聴く(5)イル・ポモ・ドーロ

ポモドーロは、料理の世界ではトマトのことだったかと思いますが、卓越したバロック合奏団のようです。

番組詳細

 

>7月26日の過去のできごと

1782年 アイルランドの作曲家でノクターンの生みの親として知られるジョン・フィールド誕生。

1791年 モーツァルトの息子で作曲家となったフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト誕生。

1874年 ロシア出身のアメリカの指揮者、セルゲイ・クセヴィツキー誕生。

1875年 スイスの精神医学・心理学者、カール・グスタフ・ユング誕生。私はフロイト派かユング派かと問われればユング派です。

1882年 リヒャルト・ワーグナーのオペラ『パルジファル』がバイロイト祝祭劇場で初演。

1893年 ドイツ出身の画家、ジョージ・グロス(グロッシとも)誕生。風刺精神にあふれた反骨の画家。

1919年 イギリスの科学者でガイア理論の提唱者、ジェームズ・ラブロック誕生。

1928年 映画監督のスタンリー・キューブリック誕生。キューブリックの映画は全て鑑賞しつくしたいと思っています。

1929年 ブルガリア出身のピアニスト、アレクシス・ワセンベルク誕生。子どものころ、ワイセンベルクの弾くピアノの冷たく尖った音色がとても苦手でした。ハンマーフェルトを固めすぎて整音に失敗したピアノのH Durを聴いているような印象でした。あくまでも私の個人的な印象であり、彼は世界一流の大ピアニストです。

2003年 アメリカの音楽批評家でジャーナリストのハロルド・ショーンバーグ没。

2003年 宮城県北部地震発生(M6.2、最大震度6強)。負傷者649人、建物全壊489棟、半壊1231棟。

2004年 小説家の中島らも没。 

 

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今朝のノゲシはひとつだけ

 

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1日に数センチも伸びるので、毎朝見に行くことが楽しみなオオアレチノギク。

 

 

>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。

野村茎一作曲工房日記2