作曲工房定期便 2013-07-04(木)
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>今朝の最低気温21.5度(05:15;さいたま市観測点)、くもり。
梅雨らしい今朝の空。この後、小雨が降ったりやんだりという天気になりました。
>毎日3回、モリアキ翁94歳の食事づくりを担当しています。
>体重の増減を抑えるためのカロリーコントロールや、ナトリウム制限、プリン態窒素制限などパズルのようなメニューづくりですが、最大の問題は「高齢者の食事の低栄養化」です。
>消化の良い食材、調理法やおかゆには低栄養の落とし穴があります。
>人が生きていくためには、いわゆる三大栄養素のほかに、ビタミンやミネラルを必要量摂取していくことが欠かせません。
>ところが、何かの栄養素を摂ろうとすると、必ずカロリーがついてきます。
>簡単に言うと、単純にカロリー制限を行うと低栄養になる可能性があるのです。
>現代の食事は高カロリー、高ナトリウム、ぎりぎり栄養という献立が少なくないからです。
>私たちは、塩と水を除けば生き物を食べています。
>生き物は、それぞれ生きていくのに必要な栄養素を全て持っていると考えることができます(逆に、それらを捕食することによって生きていけるように進化してきたと捉えることもできます)。
>詳しく書き始めると教科書数年分の量になりますから、意識変化の喚起というところでとどめますが、熱量以外の栄養素が極端に少ない「空(から)のカロリー」を極力減らしたり、新鮮な食材(※)を使うなどの工夫で、高齢者やダイエット時の低栄養を防ぐ工夫が必要です。
※ビタミンにはそれぞれ異なる寿命があり、たとえば光分解性があるリボフラビン(ビタミンB2)は、光に当たっているだけでどんどん減少してしまいます。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
今日、日付が変わった直後に福島県沖でM4.9の地震がありましたが、それでも日本域は静けさが続いています。
世界的にみてもM7.0超地震の発生がありません。
>気象情報
ニュース等で報じられているように、昨日7月3日、西日本で短時間豪雨と強風の被害が出ています。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
福岡と大分の2観測点で1時間降水量の日最大値の史上第1位の記録が更新されています。7月の記録更新は20観測点。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
レオポルト・モーツァルト、モーツァルト、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーン。
レオポルトはモーツァルトの父。今日は「トランペット協奏曲 ニ長調」。息子のモーツァルトは「クラリネット協奏曲 イ長調 K.622」。晩年の傑作です。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 作曲家 吉松隆 還暦コンサート “鳥の響展”
コンサートに行けなかったので、今夜は楽しみ。「鳥の響展」というタイトルはFLPの「悪の教典」にからめていると、本人のブログにありました。
>7月4日の過去のできごと
1623年 イギリス、エリザベス王朝最大の作曲家ウィリアム・バード没。「ソールズベリ伯爵のパヴァーヌ」は忘れることのできない名曲です。
1694年 フランスの作曲家ルイ=クロード・ダカン誕生。
1776年 アメリカがイギリスに対して独立を宣言。
1826年 アメリカの作曲家、スティーヴン・フォスター誕生。
1900年 雪の研究で知られる物理学者、中谷宇吉郎誕生。
1910年 火星の研究で知られるイタリアの天文学者、ジョヴァンニ・スキアパレッリ没。
1934年 ポーランド出身の物理学者・科学者、マリー・キュリー没。
1939年 猫の画家として知られるイギリスのルイス・ウェイン没。晩年の作品は鬼気迫るものがあります。
1992年 アルゼンチンの作曲家、アストル・ピアソラ没。
1997年 アメリカの火星探査機「マーズパスファインダー」が火星に着陸。1976年のバイキング2号以来20ぶり。搭載していたローバーは「ソジャーナ」。着陸船はそのまま観測基地となり「カール・セーガン記念基地」と命名。
2005年 アメリカの彗星探査機「ディープ・インパクト」がテンペル第1彗星にインパクターを打ち込むことに成功。まさに彗星爆撃でした。ディープインパクトは2007年に「エポキシ」と名前を変えて、別のミッションに就いています。
ノゲシ、今朝は花開かず。
アワダチソウグンバイ近影。
日陰を好むシダも好きな植物のひとつ。
マクロ合焦後にアングルを変えるとピントが微妙にずれ、結局、日の丸アングルに。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。