作曲工房日記 2013-06-22(土)
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>今朝の最低気温17.2度(04:17;さいたま市観測点)、くもりに近い晴れ。
>気象学的な分類では雲量9未満を晴れと定義していますが、今朝は、その境界線上の天気。下の写真は、その時点で唯一の青空の部分。
>昨日の夜は任天堂のゲームソフト「とびだせ!どうぶつの森(以下「とびもり」あるいは単に「森」)」が夏至で白夜になると聞いたので、深夜に出かけていました。
>本当の白夜は地平線低く太陽が動いていくのですが、森の太陽は深夜でも真上から照らすという「禁則白夜状態」でした。
>それでも、世界中の子どもたち(大人のほうが多いかも)が高緯度における白夜を体験したことでしょう。
>それで、そのまま眠り込んでしまったので、まだ昨日の作曲工房日記を更新せずに今に至っています。
>今日は、これからレッスンがポツポツと続き(すでに2組のレッスンを終えています)、その合間に買い物と家事があるので、更新は夜になってしまうかも知れません。
>このゲームは、とても良くできた摩訶不思議なもので、ゲーム自体に目的が定められていません。
>楽しみが分かるまで人によっては時間がかかる可能性もあるソフトです。
>ゲームをやろうがやるまいが、時刻と時間はリアルタイムに同期しており、現実とは別のパラレルワールドという設定です。
>きのう、介護実習で疲れ果てたカミさんは、帰宅するなり「今夜は森で癒されなくちゃ」と言っていましたから、彼女にとっては癒し系ソフトであるということになります。
>私は海で釣りをして大物を釣り上げる豪快さが楽しいと思います。
>誰もが森に自宅を持っています(一応、働いてローンを返済することになっていますが、返済期限はありません)。
>住宅展示場に行くと、素敵な自宅を作りあげることが楽しみな人が多いことも窺えます。
>展示場の住宅は、どこかの誰かが実際に作ったもので、携帯ゲーム機を通信モードにして持ち歩くと、ゲーム機を持った人とすれ違った時に勝手にダウンロードされてきます。
>中には、エクステリアもインテリアもセンスが良くて、感心するような住宅もあります。
>誰だか分かりませんが、その家のあるじが日々、家具などの入手に尽力しているのでしょう。
>“たろ” は村に花をたくさん植えて、植物園状態にすることが楽しみなようです(定期的に水やりをしないと枯れてしまったりします)。
>森の博物館の完成も楽しみです。展示品は全て森の住民たちによる寄贈でなりたっています。
>博物館の増築などは、募金活動で賄われています(村には鉄道もあって、駅で「はにわ」が募金活動をしている)。
>土曜日の夜には商店街のライブハウスで森のミュージシャンによるコンサートがあって、彼から音源をもらうこともできます。
>その音源を、森の村にある店で買ったステレオにセットすると、森の自宅で音楽鑑賞ができます。
>この音楽がよくできていて、かなり楽しめます。
>と、このようにゲームソフトの紹介をしてしまいましたが、これはまだまだほんの一部で、私は洋服のオーダーも、生地のデザインもしたことがないし、靴屋、帽子屋などへは足も踏み入れたことがありません。
>しかし、森へ行ってみて感じたことは、ゲームの世界も非常に洗練されて成熟してきたということです。
>「どうぶつの森」は、音楽にたとえて言うと、すでに「交響曲」のレベルに達しているのではないかと思ったりします。
>このソフトに対抗できるくらい魅力的な音楽を書かないと、優れたゲームソフトに太刀打ちできない時代がやってきました。
>私の音楽も、まだまだ進歩・進化する余地が残されています。そんなことを教えてくれるソフトでした。
>21世紀ならではの魅力を発掘していかなければなりません。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
昨日21日、16時31分ころに奄美大島近海(北緯28.0度、東経129.4度)を震源とするM4.6、最大震度4の地震がありました。
しかし、相変わらずM5.0以上の地震は起こっていません。一応心に留めておきたいと思います。
>気象情報
台風第5号(バビンカ)は、09時現在、南シナ海(北緯19.5度、東経111.3度)にあり中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は18m/sで西北西(海南島方面)に向かっています
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
降水量の記録更新があります。
>今日のFM番組から
・午後7時20分 ビバ!合唱(再)作曲家ファイル 木下牧子
・午後8時10分 吹奏楽のひびき(再)梅雨の季節に
・午後9時00分 クラシックの迷宮 私の試聴室 バーンスタインとフルトヴェングラーのリハーサル
これは面白そう。バーンスタインの「トゥーランガリラ交響曲」、フルトヴェングラーの「第九」のリハーサルです。
>6月22日の過去のできごと
1403年 京都 万年山相国寺(まんねんざん・しょうこくじ)の、史上最も高い日本様式の仏塔であった七重の塔(109.1m)が落雷によって焼失。
1978年 アメリカの天文学者、ジェームズ・クリスティ(0938- )が冥王星の衛星カロンを発見。
1864年 ロシア生まれのユダヤ系ドイツ人数学者、ヘルマン・ミンコフスキー誕生。ミンコフスキー空間、光円錐は相対論の理解に必要な概念。
1910年 イギリスのテノール歌手ピーター・ピアーズ誕生。
1925年 クラインの壺で知られるドイツの数学者、フェリックス・クライン没。
1974年 フランスの作曲家、ダリウス・ミヨー没。
沈黙するノゲシ
徐々に盛りにむかう芙蓉
わずかに差した陽光を浴びる紫陽花
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。