とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

作曲工房定期便 2013-06-16(月)

280433

 

>今朝の最低気温20.1度(03:18;さいたま市観測点)、雲の多い晴れ。

 

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どの方向を見回してもこんな感じの朝の空。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

15日、16日と有感地震が少なめでしたが、この傾向は続くのでしょうか?

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

フィリピンの東海上に台風に発達する可能性のある熱帯低気圧があります。

熱帯低気圧情報a

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

最高・日最高気温は岐阜県 揖斐川観測点1ヶ所が猛暑日となりました。沖縄県では軒並み最低・日最高気温が25度を超えて熱帯夜となっていますが、北海道 納沙布観測点では最低・日最高気温が13.8度という寒さで、日本の南北の距離を感じさせます。

昨日の全国の観測値ランキング(6月16日)

 

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

1観測点のみの更新です。

昨日6月16日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

プロコフィエフ、グローフェ、コルンゴルト

プロコフィエフの交響曲第1番 “古典交響曲” は、彼の作品の中では異色のものですが、プロコフィエフの才能が遺憾なく発揮された傑作であると思います。高校時代にスコアを読みながら、全曲を歌えるようになるまで聴き込みました。私のオーケストレーションテクニックの一部は、この曲からも影響を受けていることでしょう。

グローフェの “ミシシッピ組曲” は初めて聴いた時に、第1曲「父なる河」をディーリアスの未聴曲であるかと思いました。第2曲からは、グローフェらしくなり、時折、ガーシュインのようなフレーズも挟まれます。これはひょっとしたら逆にガーシュインがグローフェに影響を受けている部分もあるのかも知れません。その後、テレビの「アメリカ横断ウルトラクイズ」にこの曲の一部が使われるようになって(回答者が勝ち抜けするシーンなど)、今では多くの人がタイトルを知らずにこの曲を部分的に知っていることでしょう。しかし、それはグローフェにとっては不幸なことであったかも知れません。この曲をウルトラクイズのイメージ抜きで、純粋に聴いてもらえるチャンスが減ってしまったからです。せめて、私たちは芸術作品として向き合いたいものです。

コルンゴルトはアメリカ映画音楽界の重鎮としてとらえられることが多いかも知れませんが、本領はヴァイオリン協奏曲などのステージ用作品で発揮されています。演奏機会が増えれば、コルンゴルトのファンはこれから増えていくことでしょう。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭(1)

シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭は、ドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州で毎年7月から8月にかけて開催される音楽祭。

今夜はグリーグペール・ギュントの音楽、第1曲から第26曲まで。最後にCDですが抒情小曲集第8集第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」があります。

番組詳細

 

>6月17日の過去のできごと

1631年 ムガル帝国の第一皇妃ムムターズ・マハルが産褥死。夫の皇帝シャー・ジャハーンは彼女のために22年かけてタージ・マハルを建てる。タージ・マハルは建てないにしても、こういうこと(22年間墓参を欠かさないとか)ができるような夫になりたいものです(どう考えても私が先にお墓に入りそうですが)。

1818年 フランスの作曲家、シャルル・フランソワ・グノー誕生。

1832年 クルックス管(真空放電管)で知られるイギリスの化学者・物理学者のウィリアム・クルックス誕生。

1850年 フランスの画家、ラファエル・コラン誕生。フランスへ留学した黒田清輝、久米桂一郎、岡田三郎助、和田英作らの師。

1870年 「善の研究」で知られる哲学者の西田幾多郎(にしだ・きたろう)誕生。

1882年 ロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキー誕生。

1898年 オランダの画家・版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー誕生。

1901年 初心者用練習曲で知られるコルネリウス・グルリット没。実際にはオペラや交響曲まで作曲しています。

1967年 中国が初の水爆実験。

1983年 アメリカの作曲家、ピーター・メニン没。9曲の交響曲ほかを遺し、ジュリアード音楽院校長も務めました。

 

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 今日の芙蓉

 

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定点観察。ちょっと露出が明るすぎましたが、紫っぽくなった感じが写っています。ノゲシは折れて倒れていて、今日は画像がありません。

 

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水汲みに行くと、いつも目が合う犬がいます(バウバウと吠えてくる)。

 

>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。

野村茎一作曲工房日記2