作曲工房定期便 2013-06-09(日)
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>今朝の最低気温16.0度(04:45;さいたま市観測点)、快晴。
>今日もカラリと晴れた良い天気です。
>今日の当地における11時のPM2.5の値が基準値の35μgを超える46μgとなっています。
>関東地方全般で高くなっているようです。外出する方は要注意。
>PM2.5に効果があるのはN95規格以上のものと言われています。
>下の気象情報のコーナーで触れますが、昨日21時頃、台風第3号が発生しました。梅雨時に必要な雨を一気にもたらすかも知れません。
>00時56分には新月。
>たとえ王様であっても、自然界の法則に従わざるを得ません(物理学の話をしようというのではありません)。
>「ならぬことはならぬものです」という会津藩の教えがしばしば取り上げられるようになりましたが、ならぬものはならないのは事実です。
>「夢は叶う」という言葉も、その夢は自然界の法則(以下、法則と表記)に制限されます。
>また、仮に法則に合致していたとしても、そのプロセスを理解していなければ実現は困難かも知れません。
>「学ぶ」とは、知る前と知った後、あるいは理解する前と理解した後とで行動が変わることを言います。
>楽をすることを学ぶと「ずるく」なったりするので、学ぶということが常に人生にプラスになるとは限りません。
>それがその人の「人間性」として行動に現れます。
>何を学ぶかは人生最大の重要課題です。
>それを得ることによって自分の能力を真の意味で発揮できるようになるからです。
>ここまで読んで、多くの人にとって「練習」や「勉強」が免罪符になっていることに気づいた方もいらっしゃるかも知れません。
>インスピレーションとは、勝手に向こうからやってくる魔法のアイディアではありません。
>インスピレーションは「正解」のことです。つまり、実現への手順です。
>それは「事実に基づいた論理の積み重ね」の上にやってきます。
>インスピレーションそれ自体が、わたしたちが学んだ成果です。
>私がいくらバッハを尊敬しているからといって、バッハにはなれません(既にバッハが存在する以上、コピーが存在する意味もありません)。
>私は、まだ世界中、あるいは歴史上の誰もがなったことがない「野村茎一」になるという遠大な計画を実行中です。
>もはや、誰もが重要であると思い込んでいるけれど、実際には意味のない練習や勉強をしている暇はありません。
>その考え方に気付かされたのは、もちろん作曲のレッスンの時です。
>私が先生に「純粋対位法」を学びたいと提案した時、彼は反対しませんでしたが「君に本当に必要であるかどうか考えてからにしたほうがいい」とアドヴァイスしてくれました。
>音楽の世界には数百年かけなければ学びきれないほどの理論が存在します。
>たしかに、私はたまたま書物から「純粋対位法」という、なんだかカッコよさそうな理論を知ったことがきっかけでした。
>ちょっと調べてみると、純粋対位法は非常に古い(パレストリーナの)時代の厳格な対位法で、必要になればすぐに学べるものであると感じました。
>それよりももっと興味深い理論(実際には理論化されているとは言い難いものでしたが)を見つけたので、そちらを学びました。
>それは、今の私を形作る理論と技術のひとつとなりました。
>先生の一言で人生が少し変わったわけです(行動の変化なので「学び」)。
>ならぬことはなりませんが、なることはなりえます。
>そのために学びましょう。
>免罪符としての練習や勉強には強い警戒心を持って当たらなければなりません。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
6月7日22時29分頃、新潟県上越地方(北緯37.1度、東経138.2度)を震源とするM4.0、最大震度4の地震がありました。
また、8日01時38分頃(北緯24.0度、東経122.6度)を震源とするM5.8、最大震度3の地震、20時39分頃、和歌山県北部(北緯34.2度、東経135.2度)を震源とするM4.0、最大震度4の地震がありました。
>気象情報
昨夜21時頃、台風第3号(ヤギ)が発生しました。9日午前9時現在、フィリピンの東海上(北緯19.3度、東経130.9度)にあり、中心気圧994hPa、北東方向に20km/hで進んでいます。今後の進路予想にご注意ください。
・台風情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
新潟県小出観測点で3つの記録が更新されています。
>今日のFM番組から
・午前7時20分 ビバ!合唱
マドリガーレ イタリアの愛と苦悩の歌
・午前8時10分 吹奏楽のひびき
邦人の最新作品 バンド維新2013
吹奏楽の世界では新曲の発表は熱いイベントです。20世紀初頭までは、クラシック音楽の世界でも熱気の溢れたものでした。
・午前9時00分 名演奏ライブラリー
ドイツの指揮者 クリストフ・フォン・ドホナーニ
午後からは特別番組編成のため、レギュラークラシック番組は休止となります。
>昨日の定期便を休刊したため、6月8日と9日の過去のできごとを掲げます。検索のキーワードなどにご利用ください。
>6月8日の過去のできごと
1625年 イタリア出身のフランスの天文学者、ジョヴァンニ・カッシーニ誕生。
1671年 イタリアの作曲家、トマゾ・アルビノーニ誕生。
1810年 ドイツの作曲家、ロベルト・シューマン誕生。
1829年 イギリスの画家、ジョン・エヴァレット・ミレイ誕生。ミレー表記もあるので注意。
1867年 アメリカの建築家で世界の3大、あるいは4大建築家のひとりに数えられるフランク・ロイド・ライト誕生。
1876年 フランスの小説家で、ショパンとの関係で知られるジョルジュ・サンド没。
1902年 フランスの気象学者テスラン・ド・ポールが成層圏を発見。
1949年 ジョージ・オーウェルの小説「1984年」刊行。監視社会の到来を警告する内容ですが、実際には住民自らが監視カメラの設置を求めるような時代になってしまいました。これをどのように考えたらよいのか、考え始めると分からなくなります。
1956年 フランスの画家、マリー・ローランサン没。詩人としても「鎮静剤」が有名。
1984年 イギリスの作曲家、ゴードン・ジェイコブ没。私は、彼の著書「管弦楽法」にあった「オーケストレーションで最も重要なことはクリアリティである」という一文で開眼。まさに恩人。
1916年 イギリスの生物学者でDNA二重らせん構造の発見者のひとり、フランシス・クリック誕生。
>6月9日の過去のできごと
1812年 海王星の発見者のひとりであるドイツの天文学者、ヨハン・ゴットフリート・ガレ誕生。
1865年 デンマークの作曲家、カルル・ニルセン(カール・ニールセン)誕生。
1870年 イギリスの作家、チャールズ・ディケンズ没。
1886年 作曲家、山田耕筰誕生。
1915年 アメリカのギタリストで、レスポールの生みの親であるレス・ポール誕生。
1941年 ディープ・パープルのキーボーディスト、ジョン・ロード誕生。
1961年 マンガ家の紫堂恭子(しとう・きょうこ)誕生。実は(内緒ですが)「辺境警備」以来のファンだったりします。
1991年 チリ生まれのピアニスト、クラウディオ・アラウ没。
>この定期便は、前日の「野村茎一作曲工房日記」の続きとして書かれています。定期便だけお読みの方は連続写真や記事が飛び飛びになる可能性があります。よろしかったら、以下のリンクもどうぞ。
今朝咲いたノゲシは、このひとつだけ(東側雑草ガーデン)。
定点観察
今朝、一斉に開いたお向かいのお宅の花。