とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

作曲工房定期便 2013-05-31(金)

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>今朝の最低気温18.6度(05:38;さいたま市観測点)、晴れ。

>湿度が低く、カラッと晴れた朝です。

 

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>私は命そのものが奇跡だと思っているので、生きているだけで感謝しなければと考えているのですが、欲を言うなら、全力を出しきってみたいわけです。

>100mを全力で走るのも素晴らしいことで、世界記録など関係なく、自分自身の持つすべての力を出しきって走れれば、おそらく自分が生きてきた証を得たという境地にさえ至れることでしょう。

>まさか、と思う人は「全力を尽くす」ということの意味を取り違えているかも知れません。

>100mを全力で走るためには、人生を賭して体づくり(自分づくり)をしなければなりません。

>「その日」のために最高のコンディションをもたらすための食事、トレーニング、生活習慣(ベストなタイムテーブル)、さまざまな知識の獲得など持てる時間のすべてを100mのためにつぎ込みます。

>100mを速く走るということに最大の価値を見出し、それ以外のすべては二の次です。

>だから全力。

>急に思い立って、今からスポーツセンターの陸上トラックへ出向いて力いっぱい走っても、そもそも力の使い方さえ分からずに(気持ちだけは全力で)非効率に手・足・身体を動かして終わってしまうかも知れません。

>「自分自身を使い切る」というのは私の夢です。

>人には向き・不向きがあって(ベートーヴェンの社会分業論に共鳴しています)、私は100mを走ることに全力を注ぎ込むことができそうにありませんが、作曲で自分自身の全能力を使いきってみたいと、ずっとずっと目論んでいます。

>以前の作品の改定作業を行なって、当時の未熟さを痛感しているところですが、将来、今を振り返れば、やはりまだまだ未熟であることでしょう。

>全力を出すということは本当に困難ですが、いつか生きてきた証を得られるかも知れません。

>私の師である土肥先生は「努力は続かない」と言いました。

>「努力」は有期の現象です。まるで息をするように、自然に行うことだけが命の果てまで続けられます。

>「好き・嫌い」というのも非常に不安定で曖昧な理由です。

>プライスタグ(他人のつけた価値)のついていないものに、自分の考えで価値を見出すことだけが「無期」の行為につながります。

>現在「ウラノメトリア1β」に注ぎ込んでいる力を1週間だけ「Three Dances」に振り向けていますが、これが難題で実に楽しい。

>まだまだ先ですが(意外と、すぐかも)、11月15日を楽しみにお待ちください。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(5月30日)

 

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

5月の観測記録の更新があります。

昨日5月30日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 オペラ・ファンタスティカ

歴史的名盤 ヴェルディ「歌劇 “トロヴァトーレ”」(全4幕)ほか

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック 芥川也寸志と戦後日本の作曲家たち

これは録音したい番組です。

芥川也寸志「NHK大河ドラマ赤穂浪士” のテーマ」

古関裕而「“ひるのいこい” のテーマ」

北爪道夫「“ベストオブクラシック” のテーマ」

黛 敏郎「スポーツ行進曲」

深井史郎「鳩の休日」

團伊玖磨「ラジオ体操第2」

伊福部昭「交響ファンタジー “ゴジラキングギドラ” から “ゴジラ”」

実は、この数年、20世紀音楽黎明期の日本の作曲家の作品のCDを集めていて、「未来から見たら20世紀音楽は空白期に見えるかも知れない」という従来の考えを改めつつあります。無意味な実験音楽(意味ある実験音楽は別)は話題にのぼらなくなるだけで、20世紀を通して東洋でも西洋でも優れた作曲家たちが遺してきた作品は演奏され、愛聴されつづけることでしょう。行進曲好きな私としては、黛敏郎さんの「スポーツ行進曲」が歴史的な名曲として残ると予言したいところです。

深井史郎さんは忘れてはならない才能の持ち主で、見事なオーケストラ作品を書いています。「鳩の休日」はフジテレビの放送開始時の音楽だったと思います。

番組詳細

 

>5月31日の過去のできごと

1594年 イタリアの画家、ティントレット(本名ヤーコポ・ロブスティ)没。

1809年 オーストリアの作曲家、ヨーゼフ・ハイドン没。

1819年 アメリカの詩人、ウォルト・ホイットマン誕生。

1832年 フランスの数学者エヴァリスト・ガロア20歳で没(決闘に敗れて)。

1913年 ルーマニア出身の指揮者、コンスタンティン・シルヴェストリ誕生。

1914年 作曲家の伊福部昭誕生。

1918年 プロコフィエフがアメリカへの亡命途上、来日。この時「ピアノ協奏曲第3番に越後獅子のメロディーが使われている」という伝説が誕生か?。

1970年 ペルー北部でM7.5の大地震。アンデスのダムが決潰するなどで死者7万1千人。

1974年 日本を代表する写真家のひとり、木村伊兵衛没。

 

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デジタルカメラはネガフィルムカメラに比べてラティテュードが狭く、ポジフィルムのような感覚で、被写体のどこに露出を合わせるのかが問題です(多くの場合、ハイライトに合わせます)。

 

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こちらは日陰の被写体。カメラまかせで写ります(ただしマクロモード)。

 

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こちらは物陰。少しプラスぎみの露出を選びたいところですが、白い花びらが飛んでしまうことも。液晶画面で確認できるデジカメは本当に便利。

フィルムカメラ時代には、長年の経験を基に、使用フィルムごとに異なる露出補正をしていました。花の写真には富士フィルムのVelvia50を愛用していました。コダクローム64(通称KR:製造中止)も高精彩・高彩度でしたが発色が強く、アメリカっぽくて日本の風景には合わない気がしました(海辺では最高だったけれど)。フィルムによっては撮影前の温度管理が必要で、フィルムは保冷ケースに入れてクルマに積んででかけたものです。

デジタルカメラになってから、誰でも写真が楽しめるようになって本当に良い時代がやってきたものです。