作曲工房定期便 2013-04-25(木)
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>今朝の最低気温12.4度(00:44;さいたま市観測点)、雲の多い晴れ、少し風。
>おはようございます、と言えるくらいの時刻に更新です。
>画像で分かるように、とても雲の多い、しかし日射のある朝を迎えています。
>昨夜22時すぎから24時くらいにかけて作曲工房周辺ではやや強い降雨がありましたが、今朝は道路は乾いており、早い時刻に眠りについた人は雨の痕跡に気づかないかも知れません。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
24日、25日に強い地震はありませんが、震源の位置がそれぞれ異なった地域にあります。
>今朝、テレビの情報番組でエベレスト(チョモランマ)の5700mのキャンプにいる三浦雄一郎さん(80歳)が出演なさっていました。
>エベレスト登頂に成功したら、本当に快挙です。
>しばしば高齢者問題が取りざたされていますが、人の活動期間が延びてきていることは事実であると思います。
>たとえ日本の人口が減ったとしても、ひとりひとりの活動期間を合計すれば、むしろ日本の生産力は高まっている可能性もあります。
>高齢者の健康管理と、その能力を発揮させる場を用意すれば、日本は活力ある国としてやっていくことができることでしょう。
>もちろん、弱者となった高齢者に対する配慮は不可欠です。高齢者にかぎらず、人は横並びではありません。
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
4月の降水量の記録が更新されています。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
ドビュッシーは晩年の「チェロ・ソナタ」とオーエストラのための「映像 第3集」。
ミヨーは楽しい「スカラムーシュ」。
一転してモーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調」(カティア&マリエル・ラベック)と「レクイエム」から「涙の日よ」。
続くフォーレも「レクイエム」から「ああ、イエスよ」。そしてオーケストラ編曲の「組曲 “ドリー”」。
・午後7時30分 ベストオブクラシック オルガンの響き(3)キャメロン・カーペンター
今回の演奏者である、キャメロン・カーペンターの作品を含む、バッハ、リスト、アイヴズによるプログラム。
>4月25日の過去のできごと
1744年 摂氏目盛りで知られるスウェーデンの天文学者、アンデルス・セルシウス没。
1850年 ドイツの作曲家、ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(女性)誕生。下に動画のリンクがあります。
1874年 無線通信技術を確立したイタリアの無線研究家、グリエルモ・マルコーニ誕生。
1900年 オーストリア生まれのスイスの物理学者、ヴォルフガング・パウリ誕生。
1919年 ドイツ・ヴァイマルに美術工芸学校「バウハウス」開校。
1953年 ネイチャー誌にクリックとワトソンによるDNA二重らせん構造に関する発表論文が載る。福岡伸一さんの「生物と無生物の間」に周辺の研究者たちの興味深い記述があります。
1980年 日本政府が日本オリンピック委員会に、モスクワオリンピックに参加しないよう通告。それ以外に打つ手を思いつかなかった日本政府の無能さを露呈した出来事でした。オリンピック選手の競技寿命は短く、人生を狂わせてしまった人がたくさんいたはずです。ここから読み取れることは、この決定をくだした政治家は全身全霊を傾けて自らの能力を鍛えたことがなく(たぶん人類の歴史や世界情勢、人類の地平線の拡大に関する知見などを本気で学んだことがないと推測されます)、自らの狭い体験に頼っただけのインスピレーションの欠如、地位と能力の取り違えによって判断した可能性を排除できないということです。国は建物や道路でできているのではなく、国民の能力によって成り立っています。
2005年 JR福知山線脱線事故発生。死者107名、負傷者562名の大惨事。イギリスには組織罰を可能にする法律があるそうですが、日本では、いまだ未整備であるということを知りました。法律家と政治家の皆さんに、なお一層の奮起を望みます。
今朝の雑草ガーデン