とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

4月17日(水)

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>今朝の最低気温11.2度(03:48;さいたま市観測点)、明るいくもり。

>午前10時ころから、急に風が強まりました。

 

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>大木聖子(おおき・さとこ)さんという若い地震学者がいらっしゃいます。

>この人の毅然とした生き方に共感してツイッターでもフォローさせていただいているのですが、テレビ番組をチェックしていたら、今日から始まったEテレEテレ放送大学だけしか番組チェックしていません)の「学ぼうBOSAI」に彼女が出演することが分かりました。

>この番組を見ようと思った理由は、99%が彼女が美人だからということなのですが、その99%というのは成層圏の空気くらい希薄で、実際には残りの1%がイリジウムくらいの比重で、彼女への敬意のほうがずっと重いのでした。

>私が説明するよりも、下のリンクのtomabetchyさんという方(存じあげない方ですが)の極めて的確なブログをお読みください。私も「おおかみこどもの雨と雪」でボロボロ泣いた輩(やから)です。

大木聖子 情熱大陸

>それで、本題はここからです。

>その番組を見るために少し早めにテレビのスイッチを入れたところ、「どきどき こども ふどき」という番組を放送中でした。

>テーマは桜。

>国鉄バス(当時)の車掌をしていた佐藤良二さんという方が、桜を植え続けて、その数が2000本にも達したという話でした。

>太平洋と日本海を桜で結ぶという壮大な夢を抱いて、自らの癌と闘いながら「桜道」を作りつづけたということです。

>彼が最後の頃に植えた桜は、植樹ではなく種から育てたものだそうで、芽が出るまで7年間のトライが必要だったようです。

>彼はその桜に手紙を書いて結びつけました。

>「これから400年お世話になります。よろしくお願いいたします」

>彼は1977年に47歳の若さで病没しました。

>1994年から名古屋城から兼六園までを2日かけて走る「さくら道 国際ネイチャーラン」が毎年4月下旬に開かれているということです。

>今だからこそ美談として語られていますが、おそらく当時は彼は周囲の無理解の中で行動していたのではないかと、私は推測します。

>およそ全てのパイオニアは孤独です。

>周囲にも、いろいろと “迷惑” をかけてしまうという面もあることでしょう。

>人々は世間一般における評価が “常識” として定まってから初めて意味を理解し、それを後知恵で価値として記憶するという例を数多く見て来ました。

>バッハ、モーツァルトベートーヴェンでさえ、彼らが生きていた同時代の人々と現在の私たちの、彼らに対する評価は全く異なるものです。

>私も、いつ死んでもかまわない(惜しくない)ほど前向きに生きていかなければと切に願った10分間でした。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

つい先ほどから三宅島近海を震源とする連続地震が始まっています。

10時15分 北緯34.1度:東経139.3度 M4.4

11時14分 北緯34.0度:東経139.4度 M4.6

11時16分 北緯34.1度:東経139.3度 M4.6

まだ情報はありませんが、11時30分頃にもPCに同震源の緊急地震速報が届きました。

これが大地震の兆候であるかどうかは分かりません。しかし、備えるきっかけにはなります。

家の中に安全な場所(物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない)を確保しておくと安心です。外出しなければならない方は、いつでも安全な場所を探しながら歩く習慣を。これが重要な備えのひとつです。

まず、最初の大地震動から生き延びましょう。

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日は鳥取県米子観測点で日最高気温が29.4度まで上がりました。真夏日も近いかも知れません。

昨日の全国の観測値ランキング(4月16日)

 

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

4月の各降水量の記録が更新されています。

昨日4月16日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

カルロス・クライバー / ウィーンフィルによるシューベルトの「交響曲 第3番 ニ長調 D200」カラスタート。シューベルト18歳の時の作品です。

続いてマーラー作曲、シュニトケ編曲による「ピアノ四重奏曲」。これは作曲者16歳の時に書かれたもので、第1楽章のみ現存。マーラーには、この曲のほかに室内楽作品はありません(現存していない)。

そしてシェーンベルクの「弦楽四重奏曲 ニ長調」。これは弦楽四重奏曲第1番より前の1897年に作曲された曲で、楽譜は未出版のようです。若き日のシェーンベルクを知る貴重な機会かも。

最後はベートーヴェンの「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 “田園”」。同時に初演された第5番との対比こそが、ベートーヴェンの凄さを表しています。その凄さとは、楽曲の独立性です。ベートーヴェンの交響曲は9曲とも独自の性格を持っていて、誰にでも容易に区別がつきます。それは32曲のピアノ・ソナタについても、他のジャンルの作品についても言えることです。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック ナタリー・シュトゥッツマン コントラルト・リサイタル

ナタリー・シュトゥッツマンは1965年パリ生まれの世界的に活躍するコントラルトの歌手。

プログラムはマーラーシューマン、ウォルフ。

番組詳細

 

>4月17日の過去のできごと

1764年 ドイツの作曲家、ヨハン・マッテゾン没。ヘンデルに対する殺人未遂事件を起こしているが、後に和解。

1882年 オーストリア生まれのピアニスト・作曲家のアルトゥル・シュナーベル誕生。

1882年 イタリアの画家で、日本の工部大学校の教師でもあったアントニオ・フォンタネージ没。

1897年 ノルウェーの作曲家、ハラール・セーヴェルー誕生。

1952年 鳥取大火。5228戸が消失し、中心街が全滅。

1970年 宇宙で重大な事故(爆発による酸素タンクの喪失)を起こしたアポロ13号が地球に帰還。

 

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2枚ともお向かいのお宅で