作曲工房定期便 2012-01-17(木)阪神・淡路大震災18年
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>今朝の最低気温マイナス4.1度(07:08;さいたま市観測点)、晴れ。
>すっかり体調も回復(体力はまだかも)。今日から通常のスケジュールと毎日の作業をこなします。
>今日で阪神・淡路大震災から18年が経ちます。
>大災害に遭った人以外にとって、災害は他人ごとと思えてしまうかも知れません。
>しかし、自らが当事者になった時、ほんの少しの備えの違いで大きく事情が変わってしまうことを目の当たりにして、初めて自分の想像力の欠如を実感することでしょう。
>家族の集合場所は最低3ヶ所は決めておくべきでしょう。自宅が大規模火災に巻き込まれてしまった時、第2、第3の避難・集合場所が必要になることは明らかです。
>通信網は全て遮断されていると考えたほうがよいので、何の情報もない中で家族の安否がわからないことほど不安なことはありません。
>これは、ほんの一例です。集合場所を決めるのにお金はかかりません。そんな簡単なことなのに、ちょっとした想像力の欠如で実行ができなかったりします。
>フェルトペンが一本あれば、ひらがな一文字を書くだけで本人が無事であるメッセージも残せます。
>長男の“風”は、独特な書体でひらがなの「ふ」を書けます。同じように娘は “ぴ” の一文字で存在を示すことができます(落款のようなもの)。
>この方法ならば文章を読む必要がないので、災害掲示板の沢山のメッセージの中から素早く見つけ出すことができることでしょう。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
1月の72時間降水量の記録が2観測点で更新されています。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
メインプログラムはベートーヴェンの「交響曲 第7番 イ長調 作品92」(カルロス・クライバー / ウィーン・フィル)
・午後7時30分 ベストオブクラシック・セレクション 南 紫音 ヴァイオリン・リサイタル
オール・イザイ プログラム。全て無伴奏ヴァイオリンソナタです。最後にCDでサン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ 第1番を聴きます。
>1月17日の過去のできごと
1734年 ベルギー出身のフランスの作曲家、フランソワ=ジョゼフ・ゴセック誕生。
1751年 イタリアの作曲家、トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ没。
1773年 ジェームズ・クックらがヨーロッパ人で初めて南極圏に到達。
1886年 イタリアの作曲家、アミルカレ・ポンキエッリ没。
1899年 イギリスの小説家、ネヴィル・シュート誕生。冷戦構造のひとつの結末である「渚にて」を書いた彼がプーランクと同じ19世紀生まれとは・・。
1912年 イギリスのロバート・スコットらが南極点に到達。その後全員遭難。ロアール・アムンゼンは、すでに一ヶ月前に南極点に到達し、無事帰還しています。もし、あなたが彼らと同時に南極点を目指すとしたらどのような装備、コース、日程を選んだでしょうか。そのような視点で、彼らの物語を読むと先駆者の偉大さに圧倒されることでしょう。
1950年 プロコフィエフの交響曲第5番初演。
1952年 作曲家の坂本龍一誕生。
1966年 パロマレス米軍機墜落事故発生。アメリカの爆撃機が水爆を搭載したまま墜落、核汚染を引き起こしました。
1979年 第2次オイルショック。メジャーが日本への原油供給削減を一方的に通告。
1994年 ロサンゼルスでマグニチュード6.8規模の「ノースリッジ地震」発生。死者57名、負傷者約5400名、高速道路倒壊などの被害甚大。米国史上最も経済的損害の大きな地震。
1994年 ハンガリー出身のピアニスト、ジョルジュ・シフラ没。
1995年 午前5時46分、阪神・淡路大震災発生。死者6434名、行方不明3名、負傷者43792名。被害総額約10兆円。
1997年 アメリカの天文学者で、冥王星を発見したクライド・トンボー没(発見までの経緯には様々な物語が)。
2000年 イギリスのトランペット奏者でフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのリーダーであったフィリップ・ジョーンズ没。