朝の定期便 2012-12-14(金)ビートルズ50周年
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>今朝の最低気温マイナス3.0度(07:18;さいたま市観測点)、晴れ。
>遅くなりました。快晴ではなく、きれいな雲がたなびく晴れの朝でした。
>放送大学に「健康科学の史的展開」という講義があって、その第11回は「健康の危機管理」。
>これは、個人的な危機管理ではなくて、国などによる法的、組織的な取り組みを扱っています。
>一例を挙げると、日頃、あまり縁のない保健所も国民の健康機器管理に大きな枠割を担っている組織のひとつ。
>こういうところへの税金投入のためなら進んで納税したいと思ってしまった次第。
>我ながらミーハーだなあと再確認。きっともっと知らなければならないことが沢山あるのでしょう。
>毎年、年末というとラジオ・テレビなどでビートルズ特集が組まれることが多いのですが、今年はビートルズ50周年なので特にかまびすしい感じです。
>マセていた友人たちはビートルズに間に合った世代なのですが、私は何から何まで奥手でぼんやりしていたので、リアルタイム・ビートルズ世代にはなれませんでした。
>ビートルズを聴いたのは、そのほとんどが他のアーティストたちによるカヴァーであり、オリジナルに触れたのは20代なかば。ビートルズ解散後10年を経ていました。
>そのきっかけは、カミさんがビートルズの全アルバムを、当時始まったばかりのレンタル・レコードで毎週1枚ずつ借りてきてからです。
>アルバム「Please Please Me」アルバムは、知っているビートルズとテイストの異なるものだったので、当時は意外な気がしました。知っていた曲はビートルズのオリジナルではない「蜜の味」だけ。
>アルバム「With the Beatles」にはPlease Mr. Postmanが入っていましたが、これはカーペンターズで聴いていたので「ビートルズへたくそ!」と思ってしまいました。いまはオリジナルの良さを理解しているつもりです。
>「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」というめちゃくちゃテンションの高い、というかコピーライター(考えたのは映画評論家の水野晴郎さんらしい)のセンスを疑うアルバムには「A Hard Days Night」が収録されていて、ようやく知っているビートルズに近づいてきた感じです。
>こんなことを書いていると時間がなくなってしまうので、飛ばします。
>ビートルズをよく知るきっかけになったのは、高校生くらいの時、今は亡き深町純さんがピアノアレンジしたビートルズのヒット曲集によってでした。
>なにしろ、テーマは書いてあっても、途中から楽譜はコードネームだけになって、空白の五線紙だけ。
>これは空白を埋めたくなるに決まっています。とても勉強になりました。でも、あの楽譜は売れなかったことでしょう。
>生ビートルズ体験は1989年、ポール・マッカトニーがエルトン・ジョンとエリック・クラプトンとともに初来日した時でした。
>3人とも、ファンだったのでとても楽しみにしていましたが、かなり落ち着いたコンサートで、ステージ上がノリノリに盛り上がるというものではありませんでした(聴衆は勝手に盛り上がっていて、その温度差が・・・)。
>私にとっては、むしろアーティストが盛り上がるよりずっと良くて、大家だなあ、と思ったものでした。
>それにしても、聴衆は音楽を聴きに来たというよりもストレスを発散しにきたように見受けられました。
>ところで、ここではビートルズについて書いているのではなく、私のビートルズ体験について書いています。だからビートルズについて知りたい方は別の資料をあたってください。
>最後に、マイ・ベスト・ビートルズ。しばしば入れ替わりますが、だいたい次のようなところ。
1.Here There and Everywhere
2.Fool on the Hill
3.Sgt Peppers Lonely Heart Club Band
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
天気は下り坂です。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
新潟県 川谷観測点で2つの記録が更新されています。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 オペラ・ファンタスティカ
歴史的名盤 フランツ・レハール(1870-1948)喜歌劇 “メリー・ウィドウ”(全3幕)
ほかに「ワルツ “金と銀”」、スッペ作品など。
・午後7時30分 ベストオブクラシック シリーズ “大作を聴く”(4)
バッハ「クリスマス・オラトリオ」(全3部)
>12月14日の過去のできごと
1546年 デンマークの天文学者、ティコ・ブラーエ誕生。
1788年 バッハの次男で作曲家のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ没。
1900年 マックス・プランクが黒体放射についてのプランクの法則を発表。「量子論の誕生日」と呼ばれる。
1902年 サンフランシスコとハワイを結ぶ初の太平洋横断電信ケーブルを敷設。この時期までに材料工学も高いレベルに達していたということが驚きです。石油由来の合成樹脂のない時代の話です(セルロース由来の樹脂やエボナイトはありました)。
1911年 ノルウェーの探検家ロアール・アムンゼンらが南極点に到達。
1914年 アメリカのピアニスト、ロザリン・テューレック誕生。グレン・グールはテューレックの演奏を参考に独自の演奏スタイルを築いたとも言われています。
1921年 フルーティストで指揮者の森正誕生。
1924年 レスピーギの交響詩「ローマの松」初演。
1925年 ベルクのオペラ「ヴォツェック」初演。
1938年 フランスの作曲家モーリス・エマニュエル(Emmanuel, Maurice)誕生。
1955年 洋画家の安井曾太郎没。
2011年 海王星が公転軌道を1周し、発見された1846年9月23日の位置に初めて戻る。