朝の定期便 2012-11-29(木)
275032
>今朝の最低気温マイナス1.4度(06:17;さいたま市観測点)、晴れ。
東北東方向の低い空
北西方向の高い空
>おはようございます。
>今季、初氷点下の朝となりました。カラッとした晴れではなく、薄雲が淡く広がるぼんやりとした青空です。
>あと2日が12月。モリアキ翁が1月3日に94歳を迎えるまで、あと35日となりました。
>年齢相応の健康を保っていますが、年々、あるいは月々徐々に体力の低下を感じるようになってきました。
>生活環境の温度・湿度、室内の浮遊塵の管理などとともに、食事にも気を配ってきたのですが、それにも関わらず、モリアキ翁の体重が増加傾向にあることが分かりました。
>そこで食事のナトリウム計算だけではなく、熱量管理も、より厳密に行うことにしました(今までも食事、お菓子、飲み物などトータルで1400kcal上限を目安に提供してきました)。
>これからは目安ではなくて、家族全員が熱量を感覚的に理解できるまで全ての食材の重量を測って、その量を覚えます。
>これは風量(器の重さ)ゼロからスタートできる1グラム単位を表示できるメジャーです。
>今までも風量を除いて計測できるアナログのメジャーを使っていましたが、目盛りが粗いものでした。
>このデジタルタイプは1円玉1個を1グラム、11個を11グラムと表示したので、正確さを信頼して1週間ほど前に買って使い始めました。
>2グラムオーバーしてしまいましたが、ごはんは軽く盛って100g、168kcal、タンパク質は2.5gです。今朝は102gなので171kcal。
>これは絹ごし豆腐。またまた2gオーバーしていますが、モリアキ翁の好物なので50g。100gあたりの熱量が234kcalなので、52gで約122kcal、タンパク質は2.5gです。
>米には必須アミノ酸のメチオニンが多く、同じく必須アミノ酸のリジンが少なめです。それに対して大豆は逆の性質を持っているので、米と豆の組み合わせはアミノ酸スコア向上に寄与します。
>伝統的な日本食が、その組み合わせによるメニューを多く持っているのは自然な知恵だったのでしょう。
>これだけで293kcal。1400kcalを3で割ると467kcalとなります。朝のヨーグルト(明治R-1)が70kcalなので、残りは104kcal。
>減塩味噌汁2/5杯分(食塩換算0.48g)とほうれん草のおひたし(低塩ドレッシング小さじ1/2で食塩換算0.1g)、納豆15g(同0.2g)、豆腐に梅風味のちりめんじゃこを少量乗せ、昨夜の大根・さつま揚げ・しらたきの煮物の残りを小鉢に少し(大根もさつま揚げも一切をさらに1/2にカット)、そして10枚切りサイズの焼海苔を3枚。
>そして緑茶。
>昼食と夕食にはヨーグルトの代わりに果物を用意します。少し前までは朝食にヨーグルトと果物の両方を用意していたのですが、果物は思ったよりも熱量が高いので(バナナ1本で100kcalくらい、柿ひとつ60kcalくらいあったりします)、朝食に果物を出すときには量に気をつけます。
>夕食の主菜は、魚・肉が多くなるので豆腐はありません。
>食事の内容と熱量は、血液検査の結果や体重の推移、血圧の推移と照らし合わせながら決めています。
>モリアキ翁の主治医の助言が大きな助けとなっています。
>高齢者と一緒に暮らしている方々の参考になればと思います。目指せ100歳。
>今日はクラウディオ・モンテヴェルディ没後369年。彼の音楽を知らずに暮らすなんてもったいなさすぎです。
>04時37分には月の距離が最遠(1.057、40万6368km、視直径29.4′)。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
日付が変わった直後の今日00時8分頃、父島近海(北緯27.2度、東経143.2度)を震源とするM6.0、最大震度1の地震がありました。
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
11月の最低・日最低気温の観測記録が軒並み更新されています。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
モーツァルト、ヨハン・シュトラウス(子)、ヨーゼフ・シュトラウス、ドビュッシー。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 生誕100年、山田一雄 メモリアル・コンサート
山田一雄さん(1712-1991)は指揮者として広く知られていましたが、作曲家としても数多くの優れた作品を遺しています。演奏機会は多くありませんが、親しみやすい曲が多いので、もっと知られてもよいと考えます。ピアノを弾く人ならば、ソナチネの楽譜が手に入るかも知れません(私は40年近く前に買ったので、現在の状況が分かりませんが)。
>11月29日の過去のできごと
1516年 イタリアの画家、ジョヴァンニ・ベリーニ没。「レオナルド・ロレダン像」の微細、精密、繊細な表現は現代の私たちを驚かせます。ネット上でも画像を見ることはできますが、シルクの質感は伝わりにくいので、図書館などで画集(たとえば、ジャン・クリストフ・バイイ「西洋絵画の流れ」など)をご覧になることをお薦めします。
1543年 ドイツの画家、ハンス・ホルバイン没。父も同名の画家ですが、息子のほうが絵画史上重要とされています。日本にはホルバインの名を冠した画材企業(ホルベイン工業株式会社)もあります。1543年はコペルニクスの地動説の理論書「天体の回転について」、ヴェサリウスの世界最初の人体解剖図「ファブリカ」が出版された年で、日本史では種子島に鉄砲が伝来した年とされています。
1643年 バロック音楽への道を切り拓いたイタリアの天才作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディ没。
1803年 「ドップラー効果」で知られるオーストリアの物理学者、クリスチャン・ヨハン・ドップラー誕生。作曲家のドップラーとは無関係。
1832年 「若草物語」で知られるアメリカの小説家、ルイーザ・メイ・オルコット誕生。
1848年 イタリアの作曲家、ガエターノ・ドニゼッティ誕生。
1924年 イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ没。
1957年 オーストリアの作曲家、エーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルト没。