とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-11-14(土)

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>今朝の最低気温8.7度(08:08さいたま市観測点)、くもり。

 

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>おはようございます。早朝は曇っていましたが、10時30分現在、晴れの予感を感じる空模様になってきています。

>毎年11月中旬には天文年鑑が刊行され、今年も私の手許に2013年版があります。

>最初に手にしたのが小学生の時の1966年版ですから48年間も使い続けていることになります。

>2012年は金環食や金星の太陽面通過などの大イベントがあり天文イヤーと呼ばれましたが、2013年は「大彗星の年」になりそうです。

>大彗星と言えば、2006年にマイナス5.5等級という昼間に肉眼でも見える明るさとなった「C2006 P1 マックノート彗星」(近日点通過時にはさらに増光)や2011年にマイナス3等級の大彗星となった「C/2011 W3 ラブジョイ彗星」がありましたが、どちらも南半球で観測された彗星でした(私は観望する機会を逸してしまったのですが、マックノート彗星は日本でも長く曲がった尾が地平線上に見ることができました)。

>2013年は、3月にC/2011 L4 パンスターズ彗星(予想最大高度マイナス3等級)、11月にはC/2012 S1 アイソン彗星(近日点通過時の予想最大高度マイナス11等級)という大彗星の到来が予告されています。

>私は、1965年のC/1965 S1 池谷・関彗星には間に合わず、1976年のC/1975 ウェスト彗星(20世紀の大彗星のひとつ)の接近時には過労で倒れて3ヶ月間床に伏していて観望の機会を逸しました。

>大彗星の期待がかかった「C/1973 E1 コホーテク彗星」は予報に反して光度が上がらず、1986年の「1P/ハレー彗星」も明るくならず、結局、ずっと小望遠鏡でなんとか見ることのできる彗星ばかりを接眼レンズの向こうに眺めていました。

>大彗星と出会ったのは1996年の「C/1996 B2 百武彗星」が最初でした。当時、すでに「C/1995 O1 ヘール・ボップ彗星」が話題に上っていたころだったので、百武彗星の発見は驚きでした。

>この彗星は発見後間もなく地球に大接近し、最接近時には、星々の間を移動していくのが分かるほどでした。そのため、観望期間は非常に短くわずか数日のスペクタクルでした。

>そして翌1997年にはヘールボップ彗星が見事な姿を見せました。この彗星は本当の大彗星で、1年以上にわたって肉眼光度(6等級以上)を保つという歴史的な彗星でもありました。

>彗星の光度予測の精度は確実とはいえないのですが、来年の2つの彗星を楽しみに待ちたいと思います。

>望遠鏡や双眼鏡を扱うのはピアノの練習と似ていて、日頃から習熟しておく必要があります。

>昼間の充分な光の中で物を見るのと、暗い空をバックに淡い光芒を眺めるのとでは「見る」ときに使う能力が異なるからです。

>視力の良い悪いは、あまり問題になりません。望遠鏡にも双眼鏡にもひとりひとりの視度を補正する機能が備わっているからです。

>少しも難しくはありませんが、日頃から視度調性に慣れておかないと急にはできません。

>信頼できる光学メーカーの、7☓50程度の双眼鏡を手に入れると一生楽しめることでしょう。

>望遠鏡は、使いこなせずにしまい込まれてしまうことが少なくありませんが、双眼鏡は昼間も使えますからきっと手放せなくなること請け合いです。

>一生ものですから、購入時には、くれぐれも良い光学系を選んでください(これもピアノと同じです)。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

今日05時21分頃、宮城県沖(北緯38.2度、東経141.8度)を震源とするM5.2、最大震度4の地震がありました。

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(11月23日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

2観測点で3つの記録が更新されています。

昨日11月23日

 

>今日のFM番組から

・午後7時20分 ビバ!合唱(再)ペンデレツキとグレツキ

番組詳細

午後8時10分 吹奏楽のひびき(再)アレンジで楽しむテレプシコーレ

番組詳細

・午後9時00分 名曲のたのしみ 私の試聴室

カール・ニールセン「ヴァイオリン協奏曲 作品33」(Vn:アーヴェ・テレフセン)

   同     「序曲 “ヘリオス” 作品17」

シベリウス「“5つの小品” 作品3 から3曲」(Pf:レイフ・オヴェ・アンスネス

番組詳細

 

>11月24日の過去のできごと

1632年 オランダの哲学者、バールーフ・デ・スピノザ誕生。

1722年 オランダの作曲家でオルガニストのヨハン・アダム・ラインケン没。

1859年 チャールズ・ダーウィンがイギリスで「種の起源」を出版。

1894年 東京音楽学校で明治以降の日本で初のオペラ「ファウスト」(グノー作曲)を上演。

1849年 「小公女」「小公子」「秘密の花園」で知られるイギリス生まれのアメリカの小説家、フランシス・ホジソン・バーネット誕生。

1956年 イタリアの指揮者、グィード・カンテッリが飛行機事故で不慮の死を遂げる。

1864年 フランスの画家、アンリ・ド・トゥールーズロートレック誕生。

1868年 アメリカのラグライム作曲家、スコット・ジョプリン誕生。

1924年 ウクライナ出身のソビエトのヴァイオリニスト、レニード・コーガン誕生。

1950年 電気事業再編成令が公布。電力事業を地域ごとの9社に再編。

1957年 メキシコの画家、ディエゴ・リベラ没。

1997年 山一證券が経営破綻。
 

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上の方から野鳥の声がしたので、仰ぎ見れば小さな鳥

 

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すぐに飛んでいってしまいました。