朝の定期便 2012-10-15(月)
273899
>今朝の最低気温13.9度(07:04;さいたま市観測点)、快晴。
>おはようございます。くもひとつない快晴の朝を迎えています。
>昨日、試聴音源にアップロードした「1β_野アザミ」をひらがな表記の「野あざみ」に変更しようと考えています。
>こういうシンプルな曲は、理解が深まるにつれてどんどん良い表現ができるようになります。
>ゆえに、レッスンの世界ではシンプルな曲ほど人気曲になる可能性が高くなります。
>しかし、シンプルならばよいわけではなくて、そこに “歌” がなければなりません。
>その “歌” こそがインスピレーションだけがもたらすものです。
>そして、演奏者がその “歌” に気づくのも、またインスピレーションによるものです。
>インスピレーションがなければ、バイエルは、ただの無機質な音並びに過ぎません。
>私達にインスピレーションの力を教えてくれるのが過去の大作曲家たちと、それを理解して演奏する名演奏家たちの音楽です。
>私達の前には良い音楽と良い演奏がたくさんありますが、そうではない演奏もたくさんあります。
>一度でもインスピレーションの力に気づくことができれば、もう迷うことなくそれらを選ぶことができるでしょう。
>それにはナビゲータのような役割を果たす人が必要です。
>私には土肥泰先生が、ナビゲータでした。
>それが吉田秀和さんであったという人もいることでしょう。あるいは内田光子さんであったという人も。
>私もナビゲータ役として皆さんのお役に立てればと願っています。
>試聴できる「野あざみ」は、まだ(インスピレーションなしの)ソフトウェア再生なので、遠からずきちんと演奏してアップロードする予定です。
>21時03分に新月。
>夕方の西空で火星とさそり座の主星アンタレスが日毎に接近しています。10月21日には角距離で4°まで接近しますが、その頃になると高度は非常に低くなります(日没後Ⅰ時間の高度が10°)。
>どちらも赤い星で、まるで兄弟のようです。
>それもそのはず。アンタレスという名前は「火星と対をなすもの」という意味です。
>見やすいのは、むしろ今頃かも。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
昨日14日20時12分ころ、三陸沖(北緯38.3度、東経144.1度)を震源とするM5.3、最大震度2の地震がありました。
>気象情報
昨日夜、台風第22号(マリア)がマリアナ初頭付近で発生しました。大型で強い台風第21号(プラピルーン)は、未だに停滞・迷走しています。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
10月の降水量が記録更新されています。
>今日のFM番組から
今朝5時50分から放送されている「名曲の小箱」でバルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」が取り上げられていました。どの曲も放送時間をはみ出す長さなので何楽章が放送されたのか分かりませんが、こういう曲が一般的な名曲として扱われる時代が来たことに、感慨深いものがあります。
・午後2時00分 クラシックカフェ
モーツァルト、ヘンデル、グノー、フランクのキリスト教関連の小品と、ドビュッシーのピアノ小品2曲、フォーレ、そしてビゼーの「カルメン組曲」、サン=サーンス「死の舞踏」「白鳥(ゴドフスキ編曲版)」「交響曲第3番 ハ短調 作品78」。
・午後7時30分 ベストオブクラシック シュヴェチンゲン音楽祭(1)
イェルク・ウィドマンとハーゲン弦楽四重奏団
ブラームス「クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115」
ハーゲン弦楽四重奏団は、数年前からハマっているカルテットです。本当に素晴らしい人たちだと思います。
>10月15日の過去のできごと
1582年 時のローマ教皇グレゴリオ13世によって、ユリウス暦にかわってグレゴリオ暦(現行の太陽暦)制定。
1844年 ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェ誕生。
1880年 ケルン大聖堂竣工。画像をリンクしておきます。
ケルン大聖堂(全景)
ケルン大聖堂(部分)
1900年 チェコの作曲家、ズデニェク・フィビフ(フィビヒとも)没。
1926年 ドイツの指揮者・オルガン奏者、カール・リヒター誕生。
1926年 フランスの哲学者、ミシェル・フーコー誕生。
1963年 核戦争に発展する一歩手前まで事態が進んだキューバ危機発生。
1978年 アメリカの写真家、ユージン・スミス没。
1988年 イギリスの特異な作曲家、カイホスルー・シャプルジ・ソラブジ没。
2003年 中国が有人宇宙船神舟5号の打ち上げに成功。旧ソビエト、アメリカに次いで世界で3番目、42年ぶり。
今朝の空