朝の定期便 2012-10-03(水)
273646
>今朝の最低気温19.7度(06:19;さいたま市観測点)、くもり。
>おはようございます。
こんな感じの、どんよりとした曇の朝を迎えています。
>雲の分類は世界共通の定義があり、それを「十種雲級」といいます。
>高度順に書くと以下のとおり。
・巻雲(けんうん:記号Ci)
・巻積雲(けんせきうん:記号Cc)
・巻層雲(けんそううん:記号Cs)
・高積雲(こうせきうん:記号Ac)
・高層雲(こうそううん:記号As)
・乱層雲(らんそううん:記号Ns)
・層積雲(そうせきうん:記号Sc)
・層雲(そううん:記号St)
次の2つはもっと大きな分類で「対流雲」と呼ばれるものです。対流圏の下層から成層圏との間の圏界面にまで広がることのある雲で、高度で分類できないものです。
・積雲(せきうん:記号Cu)
・積乱雲(せきらんうん:Cb)
>今日の雲は曇り空のときに多く現れる高層雲(As)だと思います。
>昨日10月2日の作曲工房日記の雲は高層に生じる巻積雲(Cc)でした。
>どの雲も、とても美しいと思います。
>古くから言い伝えられている雲の名前は、主に形状をその由来としています。
>「すじ雲」「ひつじ雲」などがそれにあたりますが、対流圏内に生じる雲は全て十種雲級に当てはまります。
>我が家では、モリアキ翁と娘の “たろ” が、空を見上げては「今日はいい雲だね」と言います。
>ふたりとも積雲などの対流雲が湧き上がる様子が気に入っているようです。私は雲も快晴も大好きです。
>明日10月4日未明(午前3時頃)、金星と獅子座αのレグルスが角距離で0.5°まで接近して昇ってきます(もちろん東の空です)。双眼鏡のみならず、望遠鏡の視野にも入る近さです。夜更かしの方、早起きの方向け。
>最接近は10月3日17時00分で(日本からは見えません)、その角距離はなんと00°07′です。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
今回から、台風の経路を動画風にトラッキングするサイトもリンクします。リプレイしたり、台風の情報を取り出したりすることができます。いろいろ画面をクリックして試してみてください。まずは画面左上のコントローラからどうぞ。
日本中がだいぶ冷え込んできたことが見て取れます。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
気温と降水量の更新があります。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
ヨーロッパ近代。ラヴェル、ストラヴィンスキー、ブリテン、カール・ニルセン(今日が忌日)。ブリテンは、18歳の時に書いた作品番号1の「シンフォニエッタ」が放送されます(作品13のピアノ協奏曲も)。ニルセンの交響曲は、どれも覚えにくい印象の曲が多いのですが、聴いていくと、その力強さの魅力に気づきます。
・午後7時30分 ベストオブクラシック ルベン・シメオ トランペット・リサイタル
ルベン・メシオは1992年生まれのスペインの若きトランペット奏者。日本では2008年、16歳の時に題名のない音楽会に出演して知られるようになった人です。演奏曲の中にクレジットされている作曲者、ホセ・ビセンテ・シメオは父親のようです。
>10月3日の過去のできごと
1967年 フランスの画家、ピエール・ボナール誕生。
1882年 ポーランドの作曲家、カロル・シマノフスキ誕生(10月6日説も)。
1896年 イギリスの詩人・デザイナーのウィリアム・モリス没。
1923年 ポーランド出身の指揮者・作曲家、スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ誕生。
1928年 アメリカの社会学者、アルヴィン・トフラー誕生。著書「未来の衝撃」(1970)、「第三の波」(1980年)ほか。
1931年 デンマークの作曲家、カール・ニールセン没。
1936年 ミニマル・ミュージックを代表するアメリカの作曲家、スティーヴ・ライヒ誕生。
1945年 フランス生まれ(両親はアルメニア系ロシア人)のヴァイオリニスト、指揮者のジャン=ジャック・カントロフ誕生。
1952年 イギリスが初の原爆実験を実施し、アメリカ・ソ連に続く第3の核保有国に。
1966年 作曲工房からそれほど遠くない朝霞浄水場通水(こんなことどうでもいいですけどね)。
1967年 イギリスの指揮者・オルガニストのマルコム・サージェント没。
1986年 ソ連の原子力潜水艦K-219がバミューダ沖で火災。9日、核ミサイルを搭載したまま沈没。