朝の定期便 2012-08-22(水)
271114
>今朝の最低気温24.4度(04:29;さいたま市観測点)、快晴。
>おはようございます。今朝も空の高い快晴の朝を迎えています。
>昨日は厳しい暑さでしたが、今日も暑くなる予報です。体調管理は全てにおいて慎重な判断で乗り切りましょう。
>正しい判断のためには、その根拠となる知識と情報が必要です。しかも、情報の大部分は自分自身の身体の中から発信されます。
>私は毎日、脳のメンテナンスのために15分間の瞑想を自らに課しています。
>すると、瞑想を始めてから瞑想状態に入るまでの間の「雑念の時間」には、それまで気づかなかった周囲の暗騒音や身体の “微妙な感じ” が分かってきます。
>つまり、こういう機会がないと、身体の発するシグナルに無自覚で過ごしてしまう可能性が高いということでしょう。
>瞑想というと悟りを開くとか、精神的な修行のようなイメージがありますが、私のような凡人には、そういう “レベルの高いこと” は全く訪れません。
>ハードディスクをデフラグしたりするメンテナンスがありますが、まさにそんな感じです。
>脳を使っているのでもなく眠っているのでもない、普段は体験しない「脳の休止状態」を作り出すだけのことですが、瞑想後はすっきりして快適です。
>瞑想状態に入るには、ある程度の訓練が必要です。瞑想状態に至るまで私は3ヶ月くらいかかりました。ですから、最初の3ヶ月は、ただ目を閉じて座っていただけです。
>脱力しても姿勢が崩れないように正しいバランスを見つけ出す「整心」が最初の難関ですが、それさえ体得すれば、続くようになるでしょう(習慣化のためには、それが易しくなることが重要なです)。
>あとはキッチンタイマーを用意するだけ(携帯のタイマーが便利)。
>これで、あなたの身体の発する微弱なサインにも気づくことでしょう。
>どなたにもお薦めというわけではありません。本当に必要だと感じる方でないと続かない可能性が高いからです。
>詳しい方法は書籍でもネット上でも調べることができます。
>あ、そうそう。瞑想後はちょっとピアノが上手く弾けます。集中できるからであると考えています。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
今朝06時30分頃、択捉島南東沖(北緯44.1度、東経148.1度)を震源とするM5.4、日本域における最大震度1の地震がありました。
また、つい先ほど10時30分頃には十勝地方南部(北緯42.3度、東経143.1度)を震源とするM5.2、最大震度4の地震がありました。
全地球規模で見ると、M7以上の地震の空白期間が続いています(M7未満の被害地震はあり)。一応心に留めておきましょう。地震発生時に、さまざまなシチュエーションで取るべき行動をイメージトレーニングしてください。
>気象情報
強い台風第14号(テンビン)は、少し逸れましたが、間もなく先島諸島に最接近します。同じく強い台風に成長した台風第15号(ボラヴェン)も南西諸島に向かってゆっくりと進んでいます。
昨日は福島観測点が日最高気温のトップを記録しています。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
北海道の紋別小向観測点で日最高気温の観測史上第1位である34.6度のタイ記録。北海道だって暑いのだから、関東が暑くて当然かも。
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
イベールの「組曲 “寄港地”」と「フルート協奏曲」(Fl.:マヌエラ・ヴィースラー)。どちらも名曲です。「寄港地」の第1曲の「ローマ - パレルモ」は、その後のハリウッドのオーケストレーションに絶大な影響を与えたことは想像に難くありません。当時は、本当に新鮮に響いたことでしょう。「フルート協奏曲」はフルート界において重要なレパートリーとなっている曲です。作曲家にとっても、この曲はフルート協奏曲を書く時のマイルストーン。フルートの魅力と演奏者の魅力と作曲家の魅力を余すところなく表現している作品です。
ほかに、これもドビュッシーの名曲「交響詩 “海”」とソプラノとピアノのための「忘れられた歌」。最後はシマノフスキの「仮面劇 作品34」。
・午後7時30分 ヨーロッパ夏の音楽祭2012 レーゲンスブルク古楽音楽祭2012
モーツァルト「聖墓の音楽 K.42」
同 「レクイエム ニ短調 K.626」
通称「モツレク」。モーツァルトの死によって未完に終わった作品です。現在演奏されているのは弟子のジュースマイヤーによる補筆完成版。
冒頭のイントロイトゥスから緊張感たっぷりにはじまり、迫力の第3曲ディエス・イレー、悲しみに満ちた第8曲ラクリモーサ、そして終曲の第14曲ルックス・エテルナまで一気に聴いてしまうことでしょう。
>8月22日の過去のできごと
1741年 ウィキペディアには、この日ヘンデルが「メサイア」の作曲を開始し、わずか24日間で書き上げたという記述があります。2時間半もかかる大曲(それも歴史的傑作)を24日間で書き上げるとは驚きです。メサイアのインスピレーションを得たヘンデルには全てが見通せていたのでしょう。
1806年 フランス・ロココ期の画家、ジャン・オノレ・フラゴナール没。
1827年 オーストリアの作曲家でヨハン・シュトラウスII世の弟、ヨーゼフ・シュトラウス誕生。
1862年 フランスの作曲家、クロード・ドビュッシー誕生。
1908年 フランスの、20世紀を代表する写真家の一人であるアンリ・カルティエ=ブレッソン誕生。
1920年 アメリカの小説家、レイ・ブラッドベリ誕生。90歳になりました。
1928年 ドイツの作曲家、カール・ハインツ・シュトックハウゼン誕生。
1981年 脚本家・小説家の向田邦子、航空機事故で没。
1989年 恒星の掩蔽現象によって予測されていた海王星の環を、海王星に最接近したボイジャー2号が確認。