とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-07-31(火)7月尽

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>今朝の最低気温26.2度(03:32さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。毎日のことですが、今日も暑さを乗り切るぞ、と自分に言い聞かせないとやっていけない感じです。

>厳しい熱帯夜でしたが、モリアキ翁の寝室は弱冷房連続運転(ただし風量は中程度の強さを保って、室内の上下の温度差を軽減)になったので一安心。

>今日、時間に余裕があればモリアキ翁専用サーキュレータを買いにいこうと思っています。

>室内各所の温度差を減らせば減らすほど冷房の不快感や、体調不良の原因を取り除くことができるからです。

>今更言っても仕方がありませんが、3.11前に行なっていた全館連続空調時には室内の温度差は、機械で計測しなければ気づかないほどでした。

>局所冷房でも、その時の空気の温度分布と風速、冷気が循環する道筋などを読み解くことができれば、きっと対策は見つかることでしょう。

>最大のポイントは外壁と窓の熱貫流率(K値)です。窓は、たとえ複層低放射ガラスであったとしても、外壁に対してK値は低く、そこから入ってくる熱を下げるためにエアコンは、より低温の風で対抗しなければなりません。

>となると、ここからの対策は気合が必要になってきます。以下は、気合がある人以外は読み飛ばして結構です。

 

>カーテンなどは、遮光タイプであったとしても、それ自体が日射を受けて発熱し、室温を上げてしまいます。

>それを避けるためには、窓の外側に設置した遮光ネットが大きな効果を発揮することでしょう。

>夜は、昼のうちに蓄熱した外壁材の持つ熱量との戦いになります。ですから、蓄熱させないことがポイントとなります(夜間のエアコンが消費する電力は、そのほどんどが外壁からの熱に対してと言われています)。

>以下は、外壁の温度を上げない数々の方法です。

>予算が潤沢ならば、多孔質のタイルを外壁に貼るという究極とも言えるエコクールな方法があります。

>これは溶岩質のタイルに少しずつ給水し、その気化熱で外壁を冷やすシステムです。電気を使わずに、家の中は鍾乳洞のような涼しさになるということです(イニシャルコストは高いのですが、ランニングコストはわずかな水道代だけです)。

>新築・既築を問わず施工可能ですが、もしもう一軒家を建てることができるとしたら、ぜひとも住んでみたい家です。いずれ外壁には植物が繁茂して、さらに冷却効果が増します(遮音効果も高いかも!)。

>中程度のコストなら、屋根と外壁に断熱塗料という方法があります。最近では、性能が非常によくなって冷房コストが50パーセント削減された例もあるということです(イニシャルコストがかかっても、数年で回収できるかも)。

>作曲工房でも2008年に屋上の再防水工事の時に、今の製品ほど性能はよくありませんが、仕上げに断熱塗料を塗布しました。

>同じく中コストで、ルーフスクリーンという屋上や屋根用の断熱シート施工もあります。こちらも冷房コストが40パーセント下がった例があるようです。

>低コストの割に効果が期待できるのが外壁への農業用遮光ネットでしょう(見栄えは悪いと思います)。遮光ネットの耐久性は、それほど高くない(強風にも弱い)ので数年後ごとに張り替えることになるかも知れません。

>一番コストがかからないのは外壁への打ち水です。朝に東側、昼に南側、午後には西側に、水道ホース、あるいは高圧洗浄機で打ち水すれば、ある程度温度を下げることができます。

>問題は、私のような自宅警備員(?)が常駐していなければならないことと、気合が必要なことでしょうか。

>ドライミストで打ち水という方法もありますが、ホームセンターなどで売っているドラミスト用ノズルを効果的に使う方法に、まだ思い至っていないので、いずれアイディアが湧いたらご報告します。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

大型の台風第9号(サオラー)は、先島諸島へ向かいつつあります。また、台風第10号(ダムレイ)は小笠原諸島付近を通過して、九州南端方向に向かっています。

台風第9号(サオラー)

台風第10号(ダムレイ)

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(7月1日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日7月1日

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

フランス近代音楽。シャブリエ、ジョリヴェ、デュリュフレドビュッシーラヴェル

なんとも見事な選曲です。シャブリエ「田園組曲」、ジョリヴェ「リノスの歌」(フルートの曲です)、デュリュフレ「レクイエム」(ようやくメジャーになってきました。近いうちに誰もが知る曲になることでしょう)、ドビュッシー「ベルガマスク組曲」、ラヴェル「ダフニスとクロエ 第2組曲」。ベルガマスクが凡庸といえば凡庸な選曲ですが、曲自体は非凡です。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック パーヴォ・ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送響曲楽団

リスト「ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調」(Pf:アリス・紗良・オット)

マーラー「交響曲第5番 嬰ハ短調

番組詳細

 

>7月31日の過去のできごと

781年  富士山噴火の最古の記録。

1875年 「遠野物語」で知られる民俗学者柳國男誕生。

1886年 ハンガリー生まれの作曲家・ピアニストのフランツ・リスト没。

1901年 フランスの画家、ジャン・デュビュッフェ誕生。

1944年 フランスの作家・飛行家のサン・テグジュペリ没。

1966年 アメリカのジャズピアニスト、バド・パウエル没。

1991年  ジョージ・H・W・ブッシュ米国大統領とミハイル・ゴルバチョフソ連大統領が第一次戦略兵器削減条約に調印して冷戦の実質的終結。

2006年 小説家の吉村昭没。