とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-07-27(金)ロンドンオリンピック開会式

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>今朝の最低気温25.4度(05:00さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。

さいたま市観測点では午前1時に28.2度、2時27.6度、3時36.2度という熱帯夜でした。

>加えて、朝から太陽による熱放射攻撃を受けている感じです。

>当地では午後には35度を超えて猛暑日となる予報です。

>体調管理を万全にしてがんばりましょう(精神論ではなく実効性のある対応を。自戒を込めて)。

 

>今朝の東京観測点の最低気温は27.1度でした。沖縄県並みの暑さです。

>ひとつには都市計画の問題があることでしょう。建築や経済、物流などの専門家だけでなく、気象(都市気候)や緑化の専門家にも対等の権限で参加させるようなことがあれば、もう少し変わっていたかも知れません。

>現在の都市は防災の弱さも指摘されています。

>富士山の噴火(歴史は、それが必然であることを示しています)による僅かな降灰でも都市機能が低下、もしくは停止すると指摘する専門家もいます。

>火山灰に導電性があることが、電力インフラ脆弱説の根拠です。

>河川や浄水場への降灰がどのような影響をもたらすのかは、寡聞にして知りませんが、影響がないとは言い切れません。

>さらに、歴史は大地震と噴火が同時、あるいは近い時期に発生する可能性が高いことも示しています。

>都市計画問題となると個人による備えにも限界がありますが、とにかく生命を守りましょう。

>家族と一緒に、災害発生時(いつ、どこでも)の行動シミュレーションを行なって、イメージトレーニングすることが効果的です。

>災害発生時にすることは「落ち着くこと」ではありません。落下物や倒壊物のない場所を探して、そこへ行くことです。

>パニックを起こした人は、何をしたらよいのか分からないので「落ち着け〜〜〜!!!!!!」と叫びながら、動くことができないはずです。

>動かないことが、イコール「落ち着くこと」だと思っているからかも知れません。

>落ち着くということは沈着冷静な行動を取ることで、つまり判断を誤らずに素早く動くことです。

>大地震の最初の主要動を生き延びたら、生き残る確率は高くなります。

>夏は体力を奪われることがもっとも危険です。

>もし、家から遠いところにいる場合には帰宅を急がずに、体力を温存したまま行動する方法を模索すべきでしょう。

>東京のような大都市が広範囲に渡って被災した場合、サバイバルは長期戦となることが予想されます。

>病院の重症患者のための部屋など、一部の施設を除けば、全ての冷房は停止すると考えてよいでしょう。

気象庁から発表される気温35度。これは日陰の温度です。道路上では50度に達する場所もあるということです。

>そして街には人が溢れています。

>事の重大性に気づいていただけたでしょうか。

>都市が緑化されているだけで災害に強い街になりますが、今から言っても間に合いません。

>真夏、都内で大地震に遭遇したら、緑の多い場所(新宿御苑や代々木など)に避難して対策を立てましょう。

>大きな木が数本集まっただけで、その木陰の空気は3度下がるという話も聞いたことがあります。それは実際正しいでしょう。

 

>今夜あたり、水瓶座δ(デルタ)流星群が極大を迎える頃と予想されています。出現期間は7月15日から8月20日くらい。

>30日には山羊座α流星群が極大を迎えます。出現期間は7月20日から8月25日くらい。

>さらに8月7日には水瓶座ι(イオタ)流星群が極大を迎えます。出現期間は7月20日から8月25日くらい。

>そして8月12日には有名なペルセウス座流星群が極大を迎えます。7月20日から8月20日くらい。

>さらに8月18日には白鳥座κ(カッパ)流星群が極大となります。8月8日から25日くらい。

>ペルセウス群以外は地味なものが多いのですが、これだけの流星群が同時出現するので毎年8月の夜空は賑やかです。

>空の暗いところに旅行することがあったら、ぜひ宿のテレビではなく、星空を眺めてみてください。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(7月26日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

3観測点で、7月の観測史上第1位の記録が更新されています。

昨日7月26日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 オペラ・ファンタスティカ

ビゼーカルメン」全4幕ほか

カルメンの初演は失敗に終わり、ビゼーはその3ヶ月後、失意のうちに世を去りました。カルメンが、もっとも有名で人気の高いオペラのつとつであることを知ったらビゼーは驚くことでしょう。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック 名ヴァイオリニストを聴く(5)

ルノー・カプソン(ヴァイオリン)と彼の仲間たち

番組詳細

 

>7月27日の過去のできごと

1781年 イタリア(ナポリ王国)の作曲家、マウロ・ジュリアーニ誕生。

1801年 屈折望遠鏡のレンズのチェックの際などに確認するエアリー・ディスクに名を残す天文学者、ジョージ・ビドル・エアリー誕生。

1821年 ハンガリーの作曲家、フランツ・ドップラー誕生。

1867年 スペインの作曲家、エンリケ・グラナドス誕生。

1887年 ハンガリーの作曲家、エルンスト・フォン・ドホナーニ誕生。

1915年 イタリアのテノール歌手、マリオ・デル=モナコ誕生。

1916年 横浜港に入港した布哇(ハワイ)丸の乗客がコレラを発症。日本全国に広まり、この年だけで約7500人の死者。治療法を発見するのも、事実の観察による仕組みの把握です。人類の進歩は全て事実を読み解くことから始まっています。音楽も同じです。

1924年 イタリアのピアニストで作曲家のフェルッチョ・ブゾーニ没。

1949年 世界初のジェット旅客機デ・ハビランド DH.106 コメットが初飛行。後に与圧キャビンが金属疲労を起こして(脆性破壊)事故が多発し、その後の航空機の設計が変わるきっかけとなりました。

1972年 アメリカのF15戦闘機が初飛行し、有人月宇宙船アポロ16号が地球に帰還。この頃はアメリカも上り調子でした。

1976年 ロッキード事件田中角栄首相が逮捕。逮捕の元となった事実は動かしがたいとしても、ことの真相はどうだったのでしょうか。

1992年 天文学者の石田五郎没。子ども時代、この人の著書に心躍らせたものです。自分自身がすっかり天文学者になるものだと思い込んでいた時代もありました。

2008年 ドイツの指揮者でN響名誉指揮者であった、ホルスト・シュタイン没。