とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-07925(水)

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>今朝の最低気温23.3度(04:40さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。午前10時の時点で31度を超えています。ピアノ室にある<南面外気温度計3>は35度に達しようとしています(直射日光は浴びない位置にあります)。

>熱中症対策を充分に。

 

>今日はゴミ出しの日なので早起きして(普通の人にとっては全然早起きではないけれど)、モリアキ翁の朝食を用意(土曜日の<しょうゆドバドバ事件※1>で血圧上昇のため、厳密な減塩プログラムを実施中)、それから洗濯物を干し、食器洗いを終えました。

>減塩プログラムによる食事の準備を除けば、ひとつひとつの作業は誰にでもできる簡単なことばかりです。

>しかし、今日、ふと思ったのですが、ひょっとしたら世の中の男性の中には洗濯物干しができない人がいるかも知れません(干すだけなら誰でもできます)。

>シワが残らないようにしたり、型崩れを防ぐような心遣いをしたり、厚手のものなら、乾き残りがないようなポジションで干すなどの経験的テクニックが必要だからです。

>これを読んでいる女性の皆さんにとっては、ごくごく当たり前のことでも、生活技術は「やらないと身につかない」ものです。

>少子高齢化社会では、若い世代による高齢者の生活アシストは望めません。

>老後のQOL(生活の質)を保つためにも、若いうちに日常の生活技術を身につけることが幸せの分岐点になるかもしれないという時代の到来です。

>夏休みはチャンス。子どもたちに目一杯日常生活の技術、とくに家事を叩き込んでみてはいかがでしょうか。

>もちろん、子どもたちに「やりなさい」と言ったくらいではやりません。

>周到な計画が必要です。

>我が家を例にお話すると、子どもたちが小学生時代にはテレビそのものがありませんでした(捨ててしまった)。親だって覚悟が必要です。

>今ならテレビのB-CASカードを抜いてしまうのは効果があるかも(知識のある子には、この手は効きません)。

>テレビがないと暇を持て余すので、子どもたちは手伝いをしたがりました(副次的な効果として、読書量が非常に多くなりました)。

>子どもたちに食器を洗わせると、とにかく下手くそです。家事のセンスはゼロ。キッチンは水はねでびしょびしょだし、洗い残しだってあります。

>腹が立ちますが、そこはグッとこらえてください。

>結果はどうあれ、やったということに対して褒めまくります。最初から上手にできるわけがありません。きれいになっていなければ、子どもたちが寝てから親が洗い直せばよいだけです。

>一週間もやらせると子どもたちも上達しますから、それまでの我慢です。

>身体が覚えてしまえば、食器洗いなど苦になりません(その境地に達するまでは一ヶ月くらいかかる)。

>スキルに応じて、鍋などの大物の洗い方へ進みます。

>中学生になる頃には、我が家の子どもたちは一人で家族全員の夕食のしたくができるようになりました。

>テレビも家に戻って来ました(しかし、テレビを観るという習慣は戻りませんでした。彼らは今でもほとんどテレビを観ません)。

>親は、子どもたちに夕食を任せて演奏会や寄席などに出かけられるようになりました。めでたしめでたし。

>これらは全てカミさんが立案・実行したプログラムで、私はそれに従っただけなのですが、非常に効果的でした。

>子どもたちは早いうちに、いつでも一人暮らしをできるだけのスキルを身につけました。仮に、親が事故などで急死するようなことがあったとしても野垂れ死ぬようなことだけはなかったことでしょう。

 

※1 しょうゆドバドバ事件

>我が家では、モリアキ翁の血圧安定のために減塩プログラムで食事を用意していますが、モリアキ翁だけにそれを強いるのは不公平なので、家族全員が家ではモリアキ翁と同じ食事を食べています(だれもが味を検証できるので、理不尽な減塩食が出されることを防ぐ効果もある)。

>先週の土曜日の昼食は減塩の難しい、ちょっと高度なテクニックが必要な煮込みうどんでした(その日、たまたま私は不在でした)。たしかに薄味でしたが、カミさんも孫たちも「これならいける」という評価でした。ところが一瞬の隙をついて、モリアキ翁がうどんに醤油をドバドバと入れて食べ始めてしまいました。

>カミさんは「あたしはね、(満足気に食べている)お父さんからそのうどんを取り上げるなんていうことはできなかったのよ」ということで、その翌朝の最高血圧は一気に20以上も上昇し、いまも下がっていません。

>そのようなわけで、日曜日以降、厳格な減塩プログラムが実施されています。

>今回の事件で血圧上昇は素早く、下降は時間がかかるということが分かりました。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

台風第8号(ヴェセンティ)は華南で熱帯低気圧となりました。

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(7月24日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

記録を更新した観測点はありません(これが正常ですよね)。

>富士山頂、また10°超えのポカポカ陽気です。しばらく注視したいと思います。山頂付近の永久凍土が融けだしそうです。

富士山頂観測点

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

オーストリアゆかりの作曲家を集めています。

フンメル、ベートーヴェンシューベルトマーラー、アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー(1871-1942)。

今日は、比較的演奏機会の少ない曲が含まれています(「さすらい人」や「さすらう若者の歌」のようなメジャーな曲もあります)。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック 名ヴァイオリニストを聴く(3)ヴァディム・レーピンとルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団(指揮:エマニュエル・クリヴィヌ)

ムソルグスキー「歌劇“ホヴァンシチナ”から“前奏曲”」

シベリウス「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47」

パガニーニベネツィアの謝肉祭」

ブラームス「交響曲第2番 ニ長調 作品73」

クラシックカフェはCDによる構成なので、音源を入手して後で聴くことも可能です。それに対してベストオブクラシックの番組はライブ演奏の録音であり、また放送契約の関係で再放送もできないものが多いので(主に海外もの)非常に貴重な音源です。今夜に限ったことではありませんが、気になる演奏は録音しておくことをお薦めします(録音は、個人として楽しむ以外の利用はできません)。

番組詳細

 

>7月25日の過去のできごと

1803年 ドイツの作曲家、フェルディナント・バイエル誕生。

1863年 適塾創設者の蘭学者緒方洪庵没。

1870年 アメリカの画家でイラストレーターのマックスフィールド・パリッシュ誕生。

1883年 イタリアの作曲家、アルフレード・カゼッラ誕生。2管編成のオーケストラ曲を対象としたアルフレード・カゼッラ国際作曲賞があります。

1903年 洋画家の小磯良平誕生。

1909年 ルイ・ブレリオが史上初の飛行機でのドーバー海峡横断に成功。

1933年   山形市で気温摂氏40.8度の最高気温を記録。2007年に更新されるまで長らく日本の最高気温記録となる。

1944年 ピアニストの中村紘子誕生。

1946年 ビキニ環礁で史上5回目の核爆発。いま考えれば、全く無用な実験であることが分かりますが、当時の政治家にとっては危急の出来事だったのでしょう。現在の私たちの課題は持続可能な環境を実現することと世界の貧困と格差解消、および世界平和(全ての敵意の終焉)の実現に向けて努力することです。

1957年 九州西部で豪雨。死者・行方不明者992人。

2000年 パリ、シャルル・ド・ドール空港を離陸直後のコンコルドが墜落。2003年10月24日の飛行を最後に、超音速旅客機は世界の空から姿を消しました。

 

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昨日、東向きのMBRの窓に取り付けた農業用70%遮光ネット。水平光が差し込む晴れた朝には複層ガラスであっても室内は温室状態になるのに、今朝の温度上昇は、ごくわずか。驚くべき効果。(撮影は昨夕)※MBR(主寝室)

 

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こちらはキッチンの複層縦長窓。赤外線を80%反射するヒートミラーフィルムを貼り付けて温度上昇を防いでいますが、遮光ネットのほうが効果があります。