朝の定期便 2012-06-05(金)
271196(昨日との差分26)
>今朝の最低気温21.5度(04:04;さいたま市観測点)、くもり。
>おはようございます。
>昨夜の雨も上がって、雲を突き抜けて弱い陽射しを感じる時もある、明るいくもり空です。
>湿度の高い季節となりました。ピアノ室を適正な湿度に保つための工夫をしてください。
>くどいようですが、ピアノ室には最低2つ以上の湿度計を設置してください。
>湿度計を読む習慣が身につくだけで、意識がすっかり変わります。
>あまり神経質になる必要はありませんが、金属部品が結露するくらいになると(水滴が目に見えるとは限りません)ピアノは大きなダメージを受けてしまいます。
>安定した湿度環境ではピアノはそう簡単に調律が狂うものではありません(狂わないわけではありません)。しかし、湿度が変動して響板の張力が変化した時に弾けば、その張力に合わせていともたやすく弦は動きます。
>敏感な方なら、湿度でピアノの音色が変化することにもお気づきのことでしょう。
>好みの音色に整音したピアノなら、すぐに気づくことでしょう。
>以前も書きましたが、冷房すれば湿度が下がるというのは起動時から少しのあいだだけです。なぜならエアコンは温度によってコントロールされており、湿度ではないからです。
>そのため、湿度を一定に保つためには除湿機が最低1台は必要になります。
>しかし、節電の夏ですから、電力を減らしながら上手に湿度管理をしたいものです。
>そこで、ピアノ室に観賞魚の水槽があるのならば、高湿期だけは別の部屋に移動しましょう。生花や観葉植物も部屋から出すと無視できない湿度低減効果があります(逆に、乾燥期には力強い味方となります)。
>私は使ったことがないのですが、非電化除湿機も登場しています(一定期間ごとに快晴の日があることが前提なので補助的なものかも知れません)。
>23000円でランニングコスト0円、寿命は半永久的、購入後の補給品も一切必要ありません。受注生産のため、納品まで時間がかかるようです。
>アップライトピアノなら「ピアノに乾燥剤を入れてあるから大丈夫」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、湿度を下げる効果はあっても、湿度の変化を防いて一定に保つということを考えると、目的が異なってきます。
>湿度を保つのは習慣になってしまえば、それほど大変なことではありません(ピアノがLDKにある場合は、少し工夫が必要です)。
>あなたの観察力と洞察力がピアノを守ります。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
>気象情報
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
>今日のFM番組から
・午後2時00分 オペラファンタスティカ(240分)
ヴェルディ 「運命の力」ほか
・午後7時30分 ベストオブクラシック 小林美恵・萩原麻未と仲間たち フランスの情景
プーランク「ヴァイオリン・ソナタ」
オリヴィエ・メシアン「世の終わりのための四重奏曲」
・午後9時10分 錦織健の “しゃべくりオペラハウス”
ヴェルディ「椿姫」
>7月6日の過去のできごと
781年 記録上最古の富士山噴火。
1535年 著書「ユートピア」で知られるイギリスの思想家、トマス・モア没。
1783年 浅間山が噴火。死者2万人。
1854年 オームの法則で知られるドイツの物理学者、ゲオルク・オーム没。
1885年 パスツールによって開発された狂犬病ワクチンの人への初接種。
1898年 シェーンベルクの高弟の一人であるドイツの作曲家ハンス・アイスラー誕生。
1916年 フランスの画家、オディロン・ルドン没。
1919年 スイス出身のテノール歌手、エルンスト・ヘフリガー誕生。
1936年 岐阜県のテーマパーク「養老天命反転地」などをデザインした美術家、荒川修作誕生。ニューヨークを拠点に活動。今年5月19日に没。
1937年 ロシア生まれのピアニスト・指揮者のヴラディミール・アシュケナージ誕生。
1957年 東京谷中の天王寺五重塔が放火によって焼失。
1973年 ドイツの指揮者、オットー・クレンペラー没。
1999年 スペインの作曲家、ホアキン・ロドリーゴ没。