とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 2012-06-11(月)

270620(昨日との差分25)

 

>今朝の最低気温17.4度(03:20さいたま市観測点)、くもり(雨上がり)。

>おはようございます。関東地方は昨日、梅雨入りしたというニュースのとおりの朝です。

 

>昨日の夜遅くアップロードした「ヴォーン・ウィリアムズ賛歌」にナイスの気持玉が3つもありました。ありがとうございます。

>ひょっとしたら一人の方が感激してハットトリックプレイとなったのかも知れません。もし、そうだとしたらとても嬉しいことです(またまたやる気に火がついた)。

>以後、一人の人が(気持玉は完全に匿名なので、残念ながら確認のしようがないのですが)同じ曲に3回ポチッとしてくださったら「怒涛の気持玉」と呼ぶことにしましょう。

>1995年に書いておいて、なぜ今まで発表しなかったのかというと、それは、その当時に無理やり決定稿を書いていたら「あるべき姿」にならなかったからです。

>中学生の時に思いついた「バラード」は、当時の私の手に余るものだったので、しばらく頑張ってみたのですが完成を断念しました。

>20代の終わり頃に楽譜を見つけて、今なら書けると思って(素材が揃っていたので)1日でまとめ上げました。

>要するに中学時代には構成力がなかったのです(その理由は、音楽を聴いても、大作曲家たちの音楽の構成を聴きとっていなかったということ)。

>音楽は試行錯誤ではありません。お椀にビー玉を入れたら、ビー玉はもっとも低いところに静かに静止するはずです。これは物理的な必然です。

>全ての優れた芸術は「必然」に到達したものだと考えています。

>地球の生命のデザインも山や海、砂漠などのデザインも必然です。

>ピカソがラスコー洞窟に描かれた動物たちに驚嘆したのは、それが物理的に必然(動物が正確に立ち、走っていた)な姿が描かれていたからです。

>自作曲を書きなおすのは、その不自然さに気づいた時です。

>歳を経ればどんどん向上するかというと、そうとも限りません。若い時にしか分からないこともあるので、曲によるのでしょう。

>次回のアップロードがいつになるか分かりませんが、今、気合充分なので楽しみにお待ちを。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(6月10日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日6月10日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

フランス近代。デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)、セシル・シャミナード(1857-1944)、エルネスト・ショーソン(1822-1899)、レイナルド・アーン(1875-1947)、ガブリエル・デュポン(1878-1914)、フォーレ、ダンディ。

NHKのルールなのでしょうが「アーン」としか書かれていない場合、普通はトマス・アーン(ルール・ブリタニアを作曲したイギリスの作曲家)を指すので(詳しい人ならプログラムを見てレイナルド・アーンであると分かりますが)、ファーストネームを添えるべきでしょう。せっかくウェブ時代に生きているのですから、よく知らない作曲家の名前を見たら、必ず検索する習慣をつけましょう。フォーレのヴァイオリン・ソナタのピアノはアンヌ・ケフェレックです。なんだか、そこに反応してしまいますね。最後のダンディによる「フランス山人の歌による交響曲」は、ピアノがちょっと弱いという見かたもありますが、ピアノ協奏曲の形で書かれています。同じような例がエドゥアール・ラロの「スペイン交響曲(実質的にはヴァイオリン協奏曲)」に見られます。懐かしさと優しさにあふれた、地味ながらダンディの充実した佳作。未聴のかたは、ぜひどうぞ。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック 岡田将 ピアノ・リサイタル

オール・リストプログラム。

番組詳細

 

>6月11日の過去のできごと

 

1776年 イギリスの画家、ジョン・コンスタブル誕生。

1864年 ドイツの作曲家、リヒャルト・シュトラウス誕生。

1910年 フランスの海洋学者でアクアラングの発明者でもあるジャック=イヴ・クストー誕生。

1924年 フランスの作曲家・オルガニストのテオドール・デュボワ没。

1981年 イラン・ゴルバフ地方でマグニチュード6.7の地震発生。約3000人の死者を出す被害。

1983年 ピアニストのウラディミール・ホロヴィッツが初来日して最初のコンサートを開催。 

2002年 アメリカ議会が電話の発明者をベルではなく、アントニオ・メウッチであることを正式に認める。

2007年 作曲家の江村哲二、47歳の若さで没。