朝の定期便 2012-06-07(木)
270529(昨日との差分23)
>今朝の最低気温15.4度(02:41;さいたま市観測点)、明るいくもり。
>おはようございます。早朝は空全面が雲に覆われていましたが、今はところどころに青空が覗いています。
>昨日の金星太陽面通過が見られなかったことは忘れて、8月14日の金星食に希望をつないでいくことにしましょう。
>簡便な空間線量計(エステー製 エアカウンターS)を手に入れたので、今日も家の内外の放射線量を計測してみました。
>埼玉県蕨市、全てアスファルト舗装上で計測位置は地上1m、計測時間は2分です。
>室内、屋外ともに0.05μSv/h。ただし、道路の側溝付近では0.12μSv/hという高い値が出ました。子どもたちを道路の端を歩かせるのは多少問題があるかも知れません(0.11μSv/hが年換算で、1mSvに相当します)。
>交通事情を考えると車道側は歩かせたくありませんから、歩道があれば歩道中央がいいのかも知れません。
>今週土曜日、都内に出かける用事があるので、道すがらいろいろと計測してみようと計画中。
>もし、どこかの工場で貯蔵していた毒物が流出して周囲の人たちが亡くなるなどの被害がでたら、その工場の責任者や担当者は業務上過失致死で逮捕、または書類送検されることでしょう(まず確実に)。
>ところが、東京電力からは、まだ誰も逮捕者が出ていません。
>Speedi(核物質拡散予測ソフト)のデータを隠蔽(法に基づくこともなく)した人がいたために、高濃度被爆地に向かって避難してしまった人たちが出ました。データを隠蔽した人が逮捕されたというニュースも寡聞にして知りません(パニックになるから、という理由らしいですが、パニックになったのは当の本人。むしろ、データが与えられば人々はどうすればよいのかが分かるのでパニックを起こしません)。
>年間1mSvを超える地域は「放射線管理区域」と法律で定められていて、一般人は特別な許可がなければ立ち入ることができません。しかし、そういう土地にも人は住んでいて、避難命令も出ていないようです。
>法律が変更になったということも寡聞にして知りません。
>日本が法治国家であるならば、緊急時といえる時期が過ぎた今、法に則った判断、あるいは新しい法整備を整えることによって、国中に違法状態(無法状態)がなくなるよう急ぐべきです。
>次の国政選挙の判断基準は、国民の命と生活を守る具体的な方策を持った政治家です。
>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)
海外域のM7以上の地震がここしばらく起こっていません。
>気象情報
台風第3号(マーワー)は温帯低気圧となりました。ただし、今朝6時の実況天気図によると、中心気圧はさらに下がって964hPaとなっています。台風の条件である熱帯低気圧としての構造を失ったということでしょう。
>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)
>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
スペイン、あるいはスペインに取材した音楽を特集しています。
アルベニス、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ホアキン・トゥリーナ。
中学生の時、ドビュッシーの「版画」の楽譜を買ってきて「グラナダの夕べ」を弾いた時の驚きを想像していだけるでしょうか(それまで聴いたことがなく、たどたどしく音を出したのがファーストコンタクトでした)。鼻血が出そうなくらい興奮したものです。
・午後7時30分 ベストオブクラシック 名ピアニストを聴く(4)
アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル
ベートーヴェン、バルトーク、シューベルトのピアノソナタと小品を3曲。その小品も骨太な選曲です。
>6月7日の過去のできごと
671年 日本で漏刻と鐘鼓による時報を開始。時を刻むことは生活に大きな変化をもたらします。もし、時刻の特定がなければ一路線(軌道)あたり2本以上の電車さえ安全に動かせません。
1826年 太陽スペクトル中に暗線(フラウンホーファー線)を発見したことで知られるドイツの光学機器製作者・物理学者のヨゼフ・フォン・フラウンホーファー没。
1848年 フランスの画家、ポール・ゴーギャン誕生。
1897年 ハンガリー生まれの指揮者、ジョージ・セル誕生。
1926年 スペインの建築家アントニオ・ガウディが路面電車に轢かれて3日後に死亡。
1945年 哲学者、西田幾多郎(にしだ・きたろう)没。
1966年 フランス出身の彫刻家、ジャン・アルプ没。
1981年 イラク原子炉爆破事件(イスラエル空軍による)。原子力発電所を持ったら、核兵器を持たない国にでも核攻撃を可能にします。信じられないことに、日本の原発には武装した警備員がいません。
1991年 フィリピンのピナトゥボ山が20世紀最大級の噴火。この噴火で大量の大気エアロゾル粒子が成層圏に吸収され、全地球規模の硫酸エアロゾル層を形成し、何ヶ月も残留。その結果地球の気温が0.5°C下がり、オゾン層の破壊も著しく進みました。