とむりんせんせいの定期便2

野村茎一作曲工房の日々のお知らせ

朝の定期便 201-06-06(水)金星の太陽面通過見られず

270506(カウンタ表示異常 )

>今朝の最低気温17.0度(06:48さいたま市観測点)、雨→くもり。

>遅くなりました。

>昨夜は(金星のことを考えると緊張して)寝そびれて、いっそのこと金星太陽面通過まで起きていようと思ったら、雨が本降りになって、明け方に眠ってしまいました。

>目覚めたのは9時。まだ雨が降っていました。その後、雨はやみ、一時的に雲が薄くなったのですが太陽は見えません。

>現在、作曲工房上空には台風通過中によく現れる2層に分かれた雲が流れていますが、1時47分まで、希望は捨てずに待ちます。

>あさ、すぐに新幹線で名古屋まで行った人が日面通過を見られたということです。その手があったか! 問題は新幹線代がなくて、それ以前の問題として新幹線に乗ること自体がハードル高いぞ。

>昨夜(明け方)は放送大学の「宇宙の進化第9回」の講義を受講しました。

>銀河群、銀河団、超銀河団などの宇宙の階層構造から大規模構造までを概観していく内容です。

>1990年頃に、マーガレット・ゲラー博士らによる赤方偏移サーベイというプロジェクトにとって宇宙の泡構造(ヴォイドとウォール)、フィラメント構造、そしてグレートウォールと呼ばれる大構造が発見されたのですが、当時の驚きは大変なものでした。

>それから20年。講義は、それら全てが、すでに当たり前のように淡々と進んでいきます。それがカッコいい。

>銀河の70パーセントは銀河団をなしており、銀河群は宇宙においては多数派を占める基本的な構造であるということ(主に多数の孤立銀河が宇宙に一様に広がっているという考え方をした時代もあった)。そうだったのか〜。天の川銀河だってLG(局部銀河群)のひとつだし。

>銀河群を構成する銀河は重力的に相関関係を及ぼし合っている。そうだよな〜。天の川ぎ銀河もアンドロメダ銀河と将来衝突するらしいし。

>そして、銀河団が連なって作るフィラメント構造が宇宙の大規模構造であることまで進んで講義は第9回は終わり。

>宇宙について研究が進んできたことが多く、これだけ詳しく説明を受けても、講義は概要にすぎない。発信側が持つ情報量の多さを考えても、ほんの20年前に比べても講義を行なうことは格段に難しくなっていると思う。

>ここから先は印刷教材や、関係論文、専門書を読んで知識を深めるしかなのだと思う。

>それにしても、それらの情報にアクセスするために必要なキーワードや、重要度の階層構造がよく分かる講義だった。すごいぞ放送大学

>私が大学時代に受けた天文学の先生は、そのような意味において象牙の塔の駄目先生だったと断言できる。高校時代の地学の先生は、さらに駄目だったと思う。彼らの講義・授業ではそこから先を勉強したくとも、肝心の全体像を捉えるための情報がまるで含まれていなかったから。

>先生を選ぶことは本当に大切だと思う。間違いなく未来が変わってしまうことだろう(自戒をこめて)。

 

>地震情報(日本域におけるM5.0以上、あるいは最大震度4以上の地震についてお知らせします)

今日明け方04時36分頃、千葉県東方沖(北緯34.9度、東経141.5度)を震源とするM6.3、最大震度3の地震がありました。

各地の震度に関する情報

 

>気象情報

台風第3号(マーワー)の情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

昨日の全国の観測値ランキング(6月5日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日6月5日

 

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948:イタリア)、ポール・アグリコル・ジュナン(1832-1903:フランス)、リスト、パウル・ヒンデミット、カステルヌオーヴォ=テデスコ。

ヒンデミットの「組曲 “気高い幻想”」とカステルヌオーヴォ=テデスコの「ヴァイオリン協奏曲 第2番  作品66 “預言者”」が楽しみです。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック 名ピアニストを聴く(3)

キーシンベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(指揮:サイモン・ラトル

ドヴォルザーク「スラヴ舞曲集 作品46から 第1番」

グリーグ「交響的舞曲 作品64から 第2番」

 同  「ピアノ協奏曲 イ短調 作品16」

ラヴェル「“鏡” から 第4曲 “道化師の朝の歌”」

リヒャルト・シュトラウス「楽劇 “サロメ” から “サロメの踊り”」

ストラヴィンスキー「バレエ組曲 “火の鳥” から カッチェイ王の魔の踊り」ほか。

番組詳細

 

>6月7日の過去のできごと

 

1826年 太陽スペクトル中に暗線(フラウンホーファー線)を発見したことで知られるドイツの光学機器製作者・物理学者のヨゼフ・フォン・フラウンホーファー没。

1848年 フランスの画家、ポール・ゴーギャン誕生。

1897年 ハンガリー生まれの指揮者、ジョージ・セル誕生。

1945年 哲学者、西田幾多郎(にしだ・きたろう)没。

1966年 フランス出身の彫刻家、ジャン・アルプ没。

 

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金星が太陽面を通過中、のはず。